『イチロー哲学』に学ぶ、ビジネス論★

今日のテーマは、『イチロー哲学に学ぶ、ビジネス論』です(^_^)★

 

 

*この記事は2016年8月に起業塾生限定公開したものを、

 2017年8月に加筆・修正、一般公開したものです。

 

 

先日の公式サイトブログにて、ライフワークブログとは別に、

『イチロー哲学に学ぶ、資産形成』という記事を書きました。

 

 

SNSでシェア拡散されていた記事を見て、

『イチロー哲学における、資産形成に関してのヒントがあった!』、と。

 

 

その記事の中で、イチロー選手は、

『削ぎ落とす』ということが大切だと言っていました。

 

 

私たちはいつも、何かを改善しようと思うと、

つい、『新しいものを付け足そう!』と考えてしまいがちです。

 

 

しかし、

 

 

これは『正解』とは全く逆の行動で、真実は、

今、持っているものの中から、『不要なもの』を手放していくというものです。

 

 

『資産形成』に関して言えば、

 

 

『新しい何か』を手に入れる前に、つまり、新たなものを付け加えるよりも、

不要な『保険』や『投資信託』の整理といった行動の方が急務です、という事。

 

 

ここまでは、先日記事で書いた話です(^_^)

 

 

それで、

 

ここからが今日の本題ですが、イチロー選手への、

同じインタビュー記事の中に、『ビジネス』に関しての哲学もありました。

 

 

それは、『近道は無い』ということ。

 

 

いや、これは私が常々ご紹介している、

『ウルトラCは無い』という話とは、少し意味合いが違います。

 

 

イチロー選手は、次のことを伝えるために、

このインタビューの中で話をしていました。

 

 

『遠回りが必要。無駄な道は無い。』

 

 

皆さん、『うんうん、そうだよね。』と頷いてそうですが、

じゃあ、実際に、『遠回り』を前向きに出来ていますか??(笑)

 

 

『遠回り』、実は、

この行動は『センスある人』にしか出来ないんです(^_^)

 

 

『そうなんですか??』って、そうなんです。

 

 

センス無い人は、『最短距離で行こう!』なんて考えて、結局何もしない。

 

 

皆さん、どうしても『効率』のようなことを求めて、

1つの『無駄』もなく、全てを成果に繋げていこうと考えます。

 

 

その結果、

 

 

頭の中でだけグルグル回って考えて、

『現実の世界では、何も行動しない』という事態に陥ります。

 

 

例えば、イチロー選手自身も、

 

 

『ウェイトトレーニングをしたら、スイングスピードが落ちる』というシンプルな事実に気付くまで、

実に、『7、8年も同じことを繰り返してしまった!』と言っています。

 

 

・冬のオフシーズンにウェイト・トレーニングする。

 

 

・確かに、筋力は膨れ上がって付くので、その時はパワーアップする。

 

 

・にも関わらず、春先(シーズン序盤)はいつも調子が悪い。

 

 

・シーズンに入って余分な筋肉が落ちてくると、

(*筋力トレーニングの比率は下がるので。)

 スイングスピードが速くなって調子が上がってくる。

 

 

・だったら、ウェイト・トレーニング自体が必要無いのではないか??

 

 

こんなシンプルな事実に気付くのに、

『7、8年も要してしまった』と。

 

 

でも、

 

 

イチロー選手は、

『この間違いを犯すこと無しに、最短距離で進むのは有り得ない』とも話しています。

 

 

『実際に、自分でやってみたからわかるのだ。』と。

 

 

巷では、様々な『ハウツー』が溢れ、

セミナー・書籍・学校開催などでビジネスの一大市場が形成されています。

 

 

数年前は、『マッキンゼー』なんかが流行になりましたね(笑)

 

 

それで、

 

 

『ロジカルシンキング』や『ロジックツリー』みたいなものが流行り、

世間一般のサラリーマンが『これは凄い!』とか言ってた訳ですが(笑)

 

 

でもあれ、正直、意味無いですからね(^_^)

 

 

アイディア考える時・整理する時に、少しだけ使うならわかるけど、

あれにどっぷり浸かってしまって、『考えること』に重点置き始めたら終わりです。

 

 

先日のライフワークブログでも、

似たような話を書きましたよね(^_^)

 

 

こういった理論ってね、『仮想空間』を前提にやってます。

 

 

だから、

 

 

『理屈の世界』ではロジックが成り立っていても、

『現実世界』でやったら、全くと言って良いほど、効果が無いんです。

 

 

皆さんもご存知の通り、

『現実世界』は『仮想空間』とは違うので(^_^)

 

 

『現実世界』における

『当て方』の正解は、『エジソン』の行動です。

 

 

エジソンが『電球』を発明する時に、

フィラメントの材料を『ロジカル・シンキング』で考えたと思いますか??

 

 

いやいや、頭捻りまくってアイディア出して、

様々な材料を用いて、片っ端から試していったんです。

 

 

でも、

 

 

決して何も考えずでは決してなくて、

ビジネススクール通ってる一般人の10,000倍のスピードで、

脳内ではロジックツリー作りながらも、並行して『実験』し続けました。

 

 

これ、

 

 

もしも、エジソンが机で『お勉強』始めながら、

ロジック・ツリーなんて書き始めていたら、『電球』は発明されてませんね(笑)

 

 

結局、『やる(行動)』しかないんです。

 

 

単純な話です。

 

 

現実の世界で『稼いでる人』は、

MBA(経営学修士)などの資格は取らずに、『リアルな商売』をしている方々です。

 

 

それで、

 

 

机上でお勉強して『MBA』を取得した『経営のプロ』は、

『リアルな商売』をしている方々の下で、雇って貰っています。

 

 

これが『おかしい!』と気付ける、『普通の頭』が必要。

 

 

『遠回り』、ビジネスの世界でも大切です。

 

 

というか、『答え』が無いんです。

 

 

だから、自分が『これが有効!』と思うアイディアを、

バンバン生み出して、試し続けることがとても重要。

 

 

それでも、悲しいかな、

 

 

自分が『これはイケる!』と考えた事の、9割は普通に外れます(笑)

 

 

ただ、それでいいと思うんです(^_^)

 

 

なぜなら、その分、

その経験は『自分の引き出し』として増えていきますから★

 

 

現実世界での経験・失敗全て含めた『引き出し』の数が、

後々、皆さんの大きな『武器』になっていくと思います(^o^)!

 

 

『ライフワーク』を生き、理想の人生を引き寄せたい方は、

『井上耕太:起業塾』にご入塾ください(^_^)

 

 

井上耕太起業塾:ご案内ページ

http://michiamokota0421.com/cram-school/

 

 

下記まで事前面談希望メールをお送り頂けたら幸いです。

井上耕太:michiamokota0421@gmail.com

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

【活動理念】
・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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