『仮想通貨』市場は、本当に『復活』を遂げたのか??

今日のテーマは、『仮想通貨市場は、本当に復活を遂げたのか??』です。

 

 

2019年4月2日。

 

 

今月初め、ここ数ヶ月『冬眠(低迷)』を続けてきた、

『仮想通貨』市場が突如急騰し、投資家・市場関係者に衝撃が走りました。

 

 

本日2019年4月13日。

 

 

『一時的な上昇』と見られていたその動きは、

10日ほど経過した現在でも、『意外な底堅さ』を見せています。

 

 

代表通過『ビットコイン』は、

 

 

過去最高値『2万ドル』に迫っていた2017年末時点から考えて、

80%下落という『世紀の大暴落』を経て、『3000ドル台』と低迷します。

 

 

それが、

 

 

今月初めに突発的な急登を見せ、一時調整が入ったものの、その後、

じわじわと上げて、現在は『5000ドル』を超える水準で取引されています。

 

 

この動きに対して、

 

 

市場関係者は、価格急騰の『理由』を推測するのに苦慮し、

未だ『強気派』『弱気派』が混在した状態で、市場での取引が続いています。

 

 

それぞれ紹介すると、

 

 

『強気派』の方々の意見としては、

『仮想通貨市場が底を打ち、新たな上昇相場が始まった』というもの。

 

 

対して、

 

 

『弱気派』の方々の意見はそれより冷静・客観的で、

『急騰の理由は見当たらず、機関投資家等、巨額資金の動きが影響する』、と。

 

 

私自身、

 

 

紹介の仕方で理解して頂けると思いますが、

今回の『動き』に対する考え方のスタンスは、完全に『後者』です。

 

 

と言っても、私は『仮想通貨取引』をしていませんが。

 

 

ただし、

 

 

某関連会社のコメントを見ても、『これといった理由は無い』と前置きし、

市場総取引量が限られる事から、『投資家心理の影響を受けやすい』としています。

 

 

ただし、

 

 

過去最高値を記録した時期に迫る『ボラティリティー(変動率)』を見せており、

何かしらの『ミエナイチカラ』が、『仮想通貨市場』に働いている事は事実です。

 

 

これについて、

 

 

ある1つの推測は、ヘッジファンドのアルゴリズムが関係し、

条件設定された『自動取引ソフトウエア』が発動したのではないか、というもの。

 

 

投資に明るい方々であれば、

 

 

『株式投資』『FX取引』でも活用されるものなので、

そのロジックはシンプルに想像出来、『可能性はあるな』と感じさせますよね。

 

 

その場合、

 

 

単純に、一定期間内の『ボラティリティー』を上げる目的ものもありますし、

『ショート戦略』を取る投資家の、『相反する投資行動』も考えられます。

 

 

何れにせよ、

 

 

『取引量』が上昇すれば、相対的に『取引価格』が上がるのが世の常で、

投資家に注目され、市場参加者が増える事で、その状況は『作られる』のです。

 

 

そして、

 

 

今回の『仮想通貨市場:価格急騰』の理由として、

もう1つ『悪質なもの』として、推測されているのが、次のことです。

 

 

それは、

 

 

『今回のビットコイン取引の95%が、仮想通貨交換所による偽装』

 

 

なかなか衝撃的ですよね(笑)

 

 

『仮想通貨』が本来の目的である『交換手段』として成立する上でも、

もしもこれが事実なら、『根幹』を揺るがし兼ねない『大問題』です。

 

 

当然の話ですが、

 

 

この話題の舞台『仮想通貨交換所』はその取引により事業を営み、

『仮想通貨市場』の低迷は、彼らにとって『直接的な打撃』になります。

 

 

そこで、

 

 

取引業者が、自社内で複数所有する『アカウント』間で取引し、

それにより『出来高』を嵩上げする『偽装』が行われたのではないか、と。

 

 

確かに、

 

 

この取引限定では、『仮想通貨価格』に直接影響を与えませんが、

その『出来高増加』に反応した個人投資家が、市場流入すれば、話は変わります。

 

 

いつの世も、

 

 

『短期間で、楽して、簡単に(*不可能)』儲けたい方々は後を絶たず、

そういった『動き』に反応する人間は、私たちが想像する以上に多く存在します。

 

 

この件について、

 

 

米国に籍を置く『仮想通貨』取引の某資産運用会社が、

『仮想通貨交換所』内で行われた、『不可解な取引』情報をまとめ、

先月3月下旬『(米証券取引委員会)』に調査結果を提出しました。

 

 

具体的には、

 

 

『交換所内で、相互に相殺される買い・売り一体の注文が多い。』

『昼夜、時間帯を問わず、取引量がほとんど変化していない。(*一律である)』

 

 

こちらの『仮説』が、『現実味』を帯びてきましたね(笑)

 

 

しかし、

 

 

私が言いたいのは、今回の急騰の原因究明や、

仮に、『偽装』が行われていた場合の『犯人探し』では有りません。

 

 

『真意』は何かと言うと、

 

 

『短期思考で』『変動率の高い』市場に参入することは、

決して『資産形成』とは言わず、『ギャンブル』の行きを出ることは無いこと。

 

 

そして、

 

 

『仮想通貨』は、将来的な『決済手段』としては可能性を秘めるものの、

その実現には時期尚早で、『投機目的』として入るものでは決して無いという事。

 

 

以上2点です。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
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