『大冒険投資家』が予測する、『リーマン越え』の経済危機。

今日のテーマは、『大冒険投資家が予測する、リーマン越えの経済危機』です。

 

 

世界の投資市場が、順調に回復しています。

 

 

米国・株式市場においては、代表指数『NYダウ平均株価』が、

2万7000ドル台後半で取引されるまでの水準になりました。

 

 

また、

 

 

日本市場の代表指数『日経平均株価』も、

先週終値と比較して小幅下落するものの、

『2万3000円』に迫る水準で推移を続けています。

 

 

メディア等でも、

 

 

コロナ禍からの『実体経済』の回復については、

年内は愚か、2〜3年の時間を要すると報道されています。

 

 

しかし、

 

 

その論調に反して、前述の通り、投資市場は活況で、

各国政府・中央銀行が流入させた『緩和マネー』は、

株式に留まらず、コモディティ市場にまで流れ込みます。

 

 

以前も取り上げた通り、

 

 

現在、世界市場における『金(gold)』は売買価格は、

取引単位1トロイオンスあたり『2000ドル』付近を推移します。

 

 

直近2、3年、

 

 

『1200ドル台』を付けて低迷し続けた、同資産の取引価格ですが、

緩和マネーが流入し始めた途端、短期間の内に『爆上げ』しています。

 

 

原則的に、

 

 

金(gold)は『安全資産(有事の際の避難地)』と見做され、

『株式市場』が活況の際、取引価格が低迷するのが常識です。

 

 

しかし、

 

 

これだけ、各国政府・中央銀行が異次元緩和を進める現状では、

行き場を失った『緩和マネー』が世界を駆け巡り、全市場が上がっています。

 

 

恐らく、

 

 

今現在、『投資』という行動をとっている方々で、

『損害』を被っている方々は、かなり少数派です。

 

 

反対に、

 

 

もしも、あなたが『投資行動』を取っていないとしたら、

金融機関で保有する『預金残高』は数字上変化なくとも、

『確実な負けゲーム』を展開していることになります。

 

 

この『見えない目減り』に、果たして、気付けるでしょうか??

 

 

繰り返しになりますが、

 

 

『コロナ前』の水準までは戻り切ってはいないものの、

世界各国の『株式市場』も順調に回復(?)しており、

その他の市場も、堅調な推移を見せています。

 

 

しかし、

 

 

この状況において、『大冒険投資家』として名高いある人物は、

『リーマン越え』の経済危機到来を予測し、警鐘を鳴らします。

 

 

『金融』『投資』の世界に明るい方々であれば、

『大冒険投資家』のフレーズで分かりますよね。

 

 

『ジム・ロジャーズ』

 

 

1973年、

 

 

ジョージ・ソロス氏と『クォンタム・ファンド』を立ち上げ、

10年間で40倍超のリターンを実現した伝説の投資家です。

 

 

基本的に、

 

 

『グローバル・マクロ戦略』を主流に、展開する同氏ですが、

過去に、『天文学的リターン』を実現してきた局面の多くは、

投資市場が『暴落』を迎えた時期の『ショート戦略』でした。

 

 

ジム・ロジャーズ氏が、

 

 

『(リーマン超えの)深刻な経済危機が近づいている』と警戒する理由は、

2008年を上回る規模で、世界中の『債務:借金』が膨張しているから。

 

 

実際、

 

 

ロンドン・共同通信社の報道によると、コロナ禍で各国債務は増大し、

OECD加盟37カ国の公的債務残高は、2021年『81兆ドル超』に増大します。

 

 

この数字は、

 

 

2019年と比較して、『約12兆ドル』積み上がる計算で、

2年間で『プラス17%』もの上昇を見せたことになります。

 

 

日本円換算すると、

 

 

総額で『約8600兆円』、増額分で『1270兆円』ですから、

その数字が、如何に『莫大なもの』であるかが分かると思います。

 

 

2011年、

 

 

『ギリシャ破綻問題』に端を発して、欧州危機が持ち上がりましたが、

この時は、金融機関の連鎖倒産のリスクから、危機が飛び火しました。

 

 

何故なら、

 

 

粉飾決算で『EU(欧州連合)』入りしていたギリシャの国債を、

同連合内の政府・金融機関も持ち合いで保有していたからです。

 

 

今回、

 

 

同様の事象は起こっていませんが、全セクターで債務が膨張する中、

一旦、『小さな揺れ』が発生すると、連鎖的に増幅していくと予想されています。

 

 

同氏曰く、

 

 

インド経済が内包し続けている『不良債権:累積問題』や、

先日起こったアルゼンチンの『デフォルト(債務不履行)』

更に、ラトビアのABLV銀行破綻までもが『サイン』と指摘します。

 

 

ABLV銀行破綻については、

 

 

同行預金総額の約4割が、『非居住者』によるものであり、

マネーロンダリング(資金洗浄)に関与した疑いが強まり、

資金流出が加速したことが、破綻原因と考えられてきました。

 

 

ただ、

 

 

『表向き』以外の理由も知り尽くしている同氏の見解では、

こちらも、金融危機を迎える『予兆』であると言うのです。

 

 

常日頃、

 

 

『歴史から、未来を予測しよう!』と発信し続ける同氏ですが、

半世紀を超えて、相場で勝負し続ける人物の見解には信憑性があります。

 

 

一旦、

 

 

堅調に、回復(?)する姿を見せている投資市場ですが、

その動向から、暫く、目を離さないほうが良さそうです。

 

 

『常に、備えよ!』との言葉も、同氏が残した格言です。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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