堅調に推移する『日本市場』に、燻り続ける1つの懸念。

今日のテーマは、『堅調に推移する日本市場に、燻り続ける1つの懸念』です。

 

 

世界的な『金融緩和』の影響を受けて、

ジャブジャブ状態が続く『株式市場』。

 

 

それでも、

 

 

一時、NYダウ平均株価が『2万8000ドル台』を回復した後、

米国市場は、一旦、小休止を見せて『下落局面』を迎えています。

 

 

しかし、

 

 

お気付きの方もいらっしゃると思いますが、日本市場は、

その動きに引っ張られることなく、堅調な推移をキープ。

 

 

事実、

 

 

日経平均株価も『2万3000円台』を回復したまま、

『ビフォー・コロナ』を超える水準を維持しています。

 

 

非常に、『底堅い』動きですね。

 

 

先日、

 

 

『世界ナンバーワン投資家』として名高いウォーレン・バフェット氏が、

初となる、『日本市場』への本格参入を果たしたことをご紹介しました。

 

 

具体的には、

 

 

日本五大商社の株式を、それぞれ平等に『5%』ずつ、

『約6800億円』の資金を投入して取得した形です。

 

 

さすが、投資の神様、バフェット。

 

 

個人投資家レベルでは、太刀打ちできない金額を、

ファースト・ベッド段階から賭けてきますね(笑)

 

 

これにより、

 

 

該当5社の株式は勿論、日本市場全体も活況を見せて、

報道の当日は、大きく値を上げて取引を終了しました。

 

 

また、

 

 

『神様』参入により、『日本市場』の評価が高まったことは確実で、

『割高』な米国株を敬遠し、海外投資家の流入加速も期待されます。

 

 

それを証明するように、

 

 

『新型ウイルス』のワクチン開発の遅れを示唆する報道により、

『米国市場』が一時停滞する中、『日本市場』は順調に回復しています。

 

 

このまま、

 

 

『米国』のお株を奪う形で、『日本市場』は独走を見せるのでしょうか??

 

 

しかし、

 

 

前述の通り、とても順調に推移する局面において、

1つ、『気掛かり』になる情報が入って来ました。

 

 

それは、

 

 

『コロナ危機』による大幅下落からの『回復局面』において、

『海外投資家』は、実際は『売越し』していたとの情報です。

 

 

今年3月、

 

 

『最安値』時点からの換算では、代表指数・日経平均株価は、

9月11日の終値時点、『約4割』もの上昇を見せています。

 

 

対して、

 

 

同期間における、『海外投資家』による売り越し額は、

『4兆円超』に達しており、全体の動きに逆行します。

 

 

これまで、

 

 

『海外投資家の流入』と『株価上昇』が1セットだった、

『日本市場』のセオリーと、真逆の展開を迎えています。

 

 

実際、

 

 

年間を通して低迷が続いていた『2018年』は、

『海外投資家』の売り越し額は『6兆円』に迫り、

市場全体も『18%』もの大幅下落を見せました。

 

 

数字で見ると、今、起こっている現象の『異例さ』が際立ちます。

 

 

因みに、

 

 

完全なる余談ですが、『海外投資家』とは表現していますが、

シンガポール、香港をはじめとした金融センターを経由して、

海外市場から取引を行う『日本人投資家』も含まれます。

 

 

よって、

 

 

『海外投資家』のメンバーは、完全に『外国人』だけで構成されず、

少しだけ、トリッキーな方法で市場参入する『日本人』も含みます。

 

 

話を戻すと、

 

 

一見、『有望な市場』という評価を受けて、

上昇していたように見えた日本市場ですが、

実は、海外からは『売り超されていた』ことが判明しました。

 

 

要は、『お金』が流出していたということです。

 

 

にも関わらず、『日本市場』はなぜ上昇し続けるのでしょうか??

 

 

『金融』に明るい方々からすれば、『答え』は簡単です。

 

 

ここ数年、同じような傾向が続いていますが、

『日本銀行』『公的年金基金』等のクジラが、

資金投入して『日本市場』を買い支えているのです。

 

 

もしかしたら、

 

 

総選挙を控えて、このタイミングで下落してはなるまいと、

現政権からの『お達し』が、出ている可能性もありますね。

 

 

悲しき哉、

 

 

『第二次安倍政権』の言葉で表現される直近8年間、

日本市場は、大きく『株価上昇』を見せていますが、

実質は、『金融緩和』や『日銀買入』が主要因です。

 

 

要は、

 

 

実際に、『経済成長』を伴って株式市場が上昇した訳ではなく、

『数字のトリック』や『鯨の操縦』により上昇したということ。

 

 

そして、

 

 

その『ツケ』は、今でも確実に積み上がり続けており、

その『解消』の時を、模索し続けているのが真実です。

 

 

楽観論では、

 

 

今後、『空売り』を仕掛けていた『海外投資家勢』が、

『買い戻し』の動きを加速させるとの予測も有ります。

 

 

しかし、

 

 

もしも、その目論見が外れて、自作自演も終了してしまったら、

『日本市場』は、一転、低迷期へと突入する可能性も秘めます。

 

 

『新型ウイルス騒動』が、一時的に落ち着きを見せる現状ですが、

『水面下』での動きもしっかりと把握し、注目しておきましょう。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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