崩れ去る『終身雇用』を、あなたは信じ続けますか??

今日のテーマは、『崩れ去る終身雇用を、あなたは信じ続けますか??』です。

 

 

先日、

 

 

メディアでもトップニュースとして報道されていましたが、

日本を代表する大企業・トヨタ自動車の豊田章男会長が、

『終身雇用を守るのは難しい』旨のメッセージを発表しました。

 

 

見られた方も、いらっしゃるかも知れませんね。

 

 

これは、

 

 

『日本自動車工業会』の代表者として開いた会見の中で発言され、

その他にも『企業サイドに雇用継続のインセンティブが無い』等、

なかなか厳しいメッセージが含まれていました。

 

 

業界全体として、

 

 

今後は『中途採用』『派遣社員』の雇用が増加する傾向に有り、

良く言えば、流動的で『やりがいある仕事に就けるチャンスは広がっている』と。

 

 

しかし、

 

 

あらゆる分野で『メリット』『デメリット』は表裏一体な訳で、

雇用が『流動的』である事は、『安定雇用』は守られないという事。

 

 

『トヨタ自動車』ほどの企業トップがこの発言をするという事は、

いよいよ、日本もそういう時代(*脱・終身雇用)に入って来ました。

 

 

この報道に続けて、

 

 

同業界である『日産自動車』も、3年後の2022年度までに、

世界全体として『4800人』以上の従業員を削減すると発表しましたね。

 

 

近年の業績悪化を受けて、現在進めている『経営効率化策』の一環です。

 

 

日産自動車は、

 

 

市場全体のニーズに対して、自社が『生産過剰』にあると判断しており、

全体として、生産能力の過剰分を『10%』削減する考えを示しました。

 

 

一時期、

 

 

高級車ブランドとして代表された『インフィニティ』ですが、

欧州市場では販売撤退が既に決定しており、事業再構築も進めています。

 

 

この『4800人削減』により、

 

 

早期退職関連で『470億円』の臨時コストが発生するものの、

翌年から『年間300億円』程のコスト低減に繋がると見込み、

『損益分岐』はわずか『2年』も経たずに逆転します。

 

 

この計算が成り立っているなら、企業サイドも積極的に動けますね。

 

 

『終身雇用』の崩壊に関する発言としては、これより前に、

経団連・中西宏明会長が『終身雇用なんてもう守れない』と発言していました。

 

 

本当に、そういう時期に来ているという事です。

 

 

これは、

 

 

決して『自動車業界』に関わる特有の課題というものではなく、

あらゆる業種、すべての企業に共通してくる課題だと考えます。

 

 

事実、

 

 

私が20代の頃にお世話になった『製薬業界』でも、

『人員整理(早期退職等)』の波は、年々大きくなっていると聞きます。

 

 

私が入社した2008年当時、

 

 

この業界は、他業界と比較してまだまだ『バブリー』な空気が流れ、

医師の方々との接待・ゴルフ・旅行等も普通に行われている状況でした。

 

 

要は、

 

 

『人』が介在する仕事が多く存在していたので、

それだけ『人(営業マン)』の頭数が必要だったんですね。

 

 

しかし、

 

 

皆さんもご存知の通り、今はそういう時代では有りません。

 

 

前述した、

 

 

医師との接待・ゴルフ・旅行等の『お付き合い』も無くなり、

業界全体として、『人』が介在する必要性がどんどん減っているのです。

 

 

最近話題のAI(人工知能)技術が発達すれば、

今後、更にその流れは急速に拡大していくでしょうね。

 

 

私が就職した当時、

 

 

東証一部の名前が知れた大手企業であれば、今日の話題である、

『終身雇用』も確立され、会社員としては『高い収入』にも恵まれました。

 

 

しかし、

 

 

こちらに関しても、今は『そういう時代』ではなくなって来ています。

 

 

『人生100年時代』を迎え、

 

 

大企業を中心として、『65歳』どころか、

『70歳・75歳定年』の話題が出始めている昨今。

 

 

特殊能力を持つ極一部の方々を除き、

 

 

企業サイドの『本音』としては、先ほどトップの方々が仰っていた通り、

生産能力の落ちた社員の雇用継続は『インセンティブが無い』という事です。

 

 

『私たちの親世代』であれば、

 

 

『定期昇給』『終身雇用』は疑う余地もなく、

『優秀』で無くとも、『真面目』であれば、

『ニコニコ年金生活』が可能だったかも知れません。

 

 

しかし、

 

 

今日はこの言葉を繰り返し使っていますが、もう『そんな時代』では有りません。

 

 

具体的には、

 

 

『会社員として全うしよう』という考え方も、私からすれば甘過ぎますし、

また、『労働収入』一辺倒という経済基盤も『化石化した思考回路』です。

 

 

『年金』なんて、貰えると思っている人、まさか居ないですよね??

 

 

その事をしっかりと自覚し、『会社員』という立場の方々も、

『ビジネス』『資産形成』を考えながら、『人生』を進めて頂けたら幸いです。

 

 

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人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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