確実に、『年金自己責任時代』に突入しています。

今日のテーマは、『確実に、年金自己責任時代に突入しています』です。

 

 

今夜は、毎月定期開催している資産形成セミナー、

大阪・梅田の会場開催が差し迫っているので少しだけ。

 

 

タイトルの通りです。

 

 

完全に、『年金自己責任時代』へと突入の様相を呈してきました。

 

 

いや、

 

 

現時点で『年金受給』スタートしている方々(65歳以上)が、

日本国が用意した『既存システム』から支払われているだけで、

40代以下の世代では、元々始まっていたかも知れませんね。

 

 

例えば、

 

 

私が社会人スタートした時代は、各企業『確定給付年金制度』を用意していましたが、

企業経営を圧迫するこの制度の維持は難しく、『確定拠出年金』へと移行しました。

 

 

気付いていない方々の方が多いのが恐ろしい事ですが、

この『変化』だけでも、皆さんの生活に大きな『違い』をもたらします。

 

 

また、

 

 

『公的年金システム』においても、支給開始年齢繰上げに向けた、

『きな臭い』話は、ここのところ加速度増して取り沙汰されています。

 

 

皆さんご存知か知りませんが、

 

 

年々、対象者の『受給年金平均額』は減少の一途を辿るのに、

現役世代の納める『年金保険料』は反対に増加し、国民生活を圧迫します。

 

 

一昔前、

 

 

『ねずみ講』なるものの詐欺事件が日本全国を震撼させましたが、

現在でも、『公的年金』という『公共のねずみ講(無限連鎖講)』が継続しているのです。

 

 

古典的詐欺の代名詞、『ポンジ・スキーム』と言っても良いかも知れません。

 

 

何の分野でもそうですが、『悪』は、大き過ぎると姿が見えなくなってしまうんですね。

 

 

話を戻します。

 

 

こちらはご存知の方々も多いでしょうが、

『確定拠出年金制度』の活用対象者が、数年前から拡大されました。

 

 

これまで、

 

 

その『年金システム』を導入している一部の大企業と、

『事業主』の方々が拠出の対象者であったこの制度。

 

 

これが、

 

 

その制度を導入していない企業の『会社員』の方々始め、

『専業主婦』『公務員』の方々も、希望すれば活用することが出来るようになったのです。

 

 

それぞれ、

 

 

立場によって『拠出限度額』は異なるものの、

その拠出額が、『全額所得控除』されるというのが大きなメリットですよね。

 

 

例えば、

 

 

『事業主』という立場の方々で言えば、『月額6万8000円』、

年間で『81万6000円』の控除額になり、この金額が『所得』から差し引かれます。

 

 

『お金』について明るい方はわかりますが、

 

 

『所得税』『住民税』はもちろん、翌年以降の『社会保障日負担額』にも影響がるので、

それらを総合して考えれば、なかなか『大きなメリット』を享受することが出来ますよね。

 

 

更に、

 

 

その原資を運用して、将来的に受け取る段階になった時は、

その時点でも、『退職所得控除』『年金受給控除』等の税制的な優遇を受けられます。

 

 

『出口戦略』を考えてみても、

その『スキーム』は、利益を最大化したい投資家的観点では『完璧』といえる制度です。

 

 

このように『メリット』が多い制度ですので、

 

 

企業型の加入者は現時点で『約686万人』、

対象拡大した個人型の加入者も『100万人』を突破し、

加入者合計は全国で『約800万人』に迫りつあります。

 

 

『投資』『資産運用』という言葉に馴染みがない『日本国民』において、

この数字は、なかなか凄い数字であり、加入者の伸びも凄いですよね。

 

 

それで、

 

 

この制度に関する新たな情報も出てきていて、

政府は、現在『60歳』までと制限されている拠出年齢を、

近々、『65歳』まで引き上げようと画策しているようなのです。

 

 

事実、

 

 

昨年(2017年)現在の、60歳−64歳の就業率は『約66%』で、

この数字は、10年前と比較して『10ポイント』以上も伸びているようです。

 

 

先日、公式ブログでも、大企業を中心に、

政府が『65歳定年化』を促しているという記事も書きました。

 

 

不思議なもので、

 

 

私が社会人スタートした頃、常識だった『60歳定年説』は、

今、こうして記事として書いていても、とても古めかしい響きに聞こえてきます。

 

 

このように、

 

 

私たちが『不変』だと勘違いしている『常識』というものは、

実は『不変』でもなんでもなく、ここ10年程度の概念であり、

それは、時代とともに刻々と変化していくものだとわかります。

 

 

考えを進めると、

 

 

『65歳定年化』は、おそらく一瞬で過ぎ去り、

数年後には、『70歳定年化』が日本人共通の概念になります。

 

 

そして、

 

 

それに伴い、『年金受給開始70歳化』も一瞬で吹き飛び、

受給開始年齢は『75歳』『80歳』と繰り上げられていくのです。

 

 

*事実、現行制度が出来た当時の『60歳』『65歳』の方々は、

 平均寿命から言えば、現代の『80歳』程度に相当しますよね。

 

 

*この年代の方々(身体的に働けなくなった方々)を保障する制度が、

 『年金』というシステムを考えた場合、本来の姿だと言えるのです。

 

 

『年金自己責任時代』、完全に、突入してきました。

 

 

あなたは、きちんと『準備』を進めていますか??

 

 

それとも、何も『準備』する事なく、危険な人生航海を続けていくでしょうか??

 

 

『自己責任』という言葉が指し示す通り、

どちらを選択しても、将来的に、その行動はあなた自身に返って来ます。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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