輝きを取り戻す『金:gold』、投資マネーも回帰。

今日のテーマは、『輝きを取り戻す金:gold、投資マネーも回帰』です。

 

 

冒頭から、1つ質問させて頂きたいと思います。

 

 

皆さんは、『金:gold』という投資対象(貴金属)は好きですか??

 

 

古今東西、その理由は、明確に説明が付かなくとも、

人類の興味を引き続けてきた『コモディティ』です。

 

 

事実、

 

 

古代においては、王侯貴族の古墳から多くの宝飾品が出土していますし、

現代においても、女性へのプレゼントの定番として未だ底堅い人気を博す。

 

 

冷静に考えると、

 

 

『金(Au)』という特定の物質を、人類共通で好む理由は無いはずですが、

理屈ではなく、その『輝き』に私たちは祖先の時代から魅了されてきました。

 

 

ただし、

 

 

そんな『金:gold』も、ここ数年は価格低迷が続き、

長く続いた人類の『共同幻想』も、遂に終焉を迎えるのかと危惧されていたのです。

 

 

単純な話、

 

 

『金:gold』に限らず、全ては人の『ニーズ』があるから『価値』を持つ訳で、

提供される『物』『サービス』も、欲しがる人が居なければ意味を成しません。

 

 

現実に、

 

 

地球上存在する『金』を全て集めると、『21M』四方の立方体になるそうですが、

同程度の『希少性』がある物質でも、『金』同等の価値を持つものは少ないのです。

 

 

恐らく、

 

 

時代・国家を超えて、人類共通で『金:gold』という物質に惹かれるのは、

その原子構造から放たれる『光』が、人の脳の『琴線』に触れるからです。

 

 

この辺り、『ダイヤモンド』も全く同じですね。

 

 

人類に共通して、本能としての『欲求』があるのと同様に、

『理屈』で説明が付かなくとも、私たちはその『輝き』に魅力を感じるよう、

脳にデフォルト設定(初期設定)されているのだと考えます。

 

 

その『金:gold』も、

 

 

昨年1年間の価格推移で見ると、1トロイオンス当たり、

8月には『1200米ドル』を割り込むほどに下落が進行。

 

 

馴染みがない方もいらっしゃるかも知れませんが、

 

 

この価格は、直近10年間の価格推移を見た時、

前半5年間の平均価格から、『約25%』も下落した値です。

 

 

『仮想通貨』等、

 

 

代替する『資産保有手段』が台頭する中、

トラディショナルな資産である『金:gold』の価値は、軽んじられた時代と言えます。

 

 

私自身、

 

 

『金:gold』は個人的に愛着ある投資対象なので保有していますが、

昨年1年間の『金関連ファンド』のパフォーマンスは散々なものでした。

 

 

しかし、

 

 

その中でも『希望』はあって、世界的な著名投資家の皆さんも、

口を揃えて『金(gold)の時代は未だ終わっていない』と言います。

 

 

保有者として、決して望ましい意見ではないですが(笑)、

『(1トロイオンス当たり)1000米ドルを割ったら、また買いに入るよ』、とも。

 

 

このように、

 

 

ここ数年間、辛酸を舐めてきた『金:gold』という投資対象ですが、

2019年明けた頃から、出てくる話題の『風向き』が変わり始めました。

 

 

まず、

 

 

その価格推移自体が『上向き』になり、2019年1月度では、

1トロイオンス当たり『1426米ドル』を記録するまでに回復。

 

 

更に興味深い報道も出て来ていて、

 

 

2018年の1年間、各国中央銀行とIMF(国際通貨基金)が購入した総量は、

1971年からの過去『48年間』で、最高値を記録したというのです。

 

 

1971年。

 

 

金融・経済に明るい人なら『ピン!』とくる記念の年ですが、

この年、世界の基軸通貨『米ドル』は不換紙幣に成り下がり、

『金:gold』との兌換性が廃止されてしまいました。

 

 

私自身、

 

 

その当時は生まれていなかったので体験的には知りませんが、

この歴史的有事は、市場に衝撃と動揺を走らせ、『金』確保の動きが強まったと想像します。

 

 

その年を超えて、

 

 

昨年1年間で、各国政府(中央銀行)及びIMF(国際通貨基金)が、

『金:gold』という投資対象確保に動いたのは、大きな意味があると考えます。

 

 

その動きの理由として、

 

 

世界2大大国である米・中の『貿易戦争』や、世界全体としての『保護主義』の台頭、

加えて、グローバル市場で政治・経済に不確実性が高まっていることが挙げられます。

 

 

具体的な数字では、

 

 

各国公的機関の金購入量は『651.5トン』で『前年比74%増』を記録、

実は、欧州危機の翌年2010年から9年間連続の『買越し』となります。

 

 

更に詳しく見ると、

 

 

ロシアは『274.3トン増』で13年連続金保有量を増やし、

国家としての保有量は、初の『2000トン超え』を記録。

 

 

カザフスタン、インド等の『買越し常連国』も継続的に金購入に動いています。

 

 

加えて、

 

 

これまで『金購入』に対して消極的だった国も保有量を増やしており、

ハンガリー中央銀行は、保有量を一気に『10倍』に増やしたほか、

ポーランド、中国、モンゴルやイラクといった国々も動いています。

 

 

中には、

 

 

『米ドルへの国際的な信認が低下しており、

 その代替となる保有資産として、金の価値が再考されつつある』との声も。

 

 

何れにせよ、

 

 

2018年、世界金需要は『4345.1トン増』と前年比で4%増加し、

前述、中銀等の公的機関の購入拡大がけん引した他、投資用の地金需要も4%増えました。

 

 

今後、

 

 

世界経済が『混沌』とした状況を極めることが予想される中、

その『輝き』が放つ『存在価値』は、高まっていくことが予想されます。

 

 

私は、今後も暫く『金:gold』という対象を保有し続けます。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

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