『チーズ』はどこに消えた??

今日のテーマは、『チーズはどこに消えた??』です。

 

 

このブログのタイトルに、ピンと来る方もいるかも知れませんね。

 

 

そう、世界的ベストセラーのタイトルそのままです。

 

 

今日は、本当は全く違ったテーマの話を書こうとしていました。

 

 

しかし、

 

 

ふと数年ぶりに手に取ったこの本を読むことで、

大きな衝撃を受けたので急きょ変更です。

 

 

最初に、この本を読んだのは数年前。

4、5年ほど前か、もしかしたらそれ以上になると思います。

 

 

流石に内容まで詳細に覚えていませんでしたが、

読み終えた後、大きく混乱(動揺?)したのを覚えています。

 

 

当時は、私もまだ会社員として働いていましたので、

多くの人同様、『変化』に対して、まだまだ『恐れ』『不安』を感じていた時代です。

 

 

偶然でしたが、今日、再びこの本を手に取ることになり、

その当時とは違った感覚で読み進めることが出来ました。

 

 

世界的ベストセラーですので、もう既に読まれている方もいらっしゃると思います。

 

 

ただ、

 

 

もちろん、読まれていない方もいらっしゃるので、

ネタバレにならない程度に、あらすじを整理させて頂きたいと思います。

 

 

登場人物は、ネズミ2匹と小人2人、以上です。

 

 

シンプルでとてもわかりやすいですね(笑)

 

 

ネズミの名前は『スカリー』と『スニッフ』、

小人の名前は『ヘム』と『ホー』です。

 

 

彼らは『迷路』の中の住人で、毎日、『チーズ』を探して迷路を駆け巡ります。

 

 

そんなある日、彼ら2匹と2人の目の前に、

これまで見たこともないほど大きな『チーズ』が現れるのです。

 

 

これには全員が狂喜し、それから毎日、

この『チーズ・ステーション』に入り浸るようになります。

 

 

ネズミ2匹は単純明快な思考回路なので、

毎日、朝、『チーズ・ステーション』に出かけ、その日の分だけ『チーズ』を平らげます。

 

 

小人は少し知恵があるので、ある時、次のように考えるようになりました。

 

 

『あれだけ大量のチーズがあるなら、ゆっくり行っても大丈夫だろう』、と。

 

 

そして、

 

 

大量の『チーズ』があることに安心した小人たちは、

更に安心を深め、そこを安住の地として生活の基盤を築くにですが、、、、。

 

 

ある時、突然、『チーズ』が消えてしまうのです!!!!

 

 

そして、

 

 

ネズミ2匹と小人2人が取った行動は、、、、(書籍へ続く。)

 

 

どうですか??

 

 

まだ読んだことのない方々は、『読みたい!』と思って頂けたら幸いです。

 

 

勘の良い方は気付かれたかも知れませんが、

『チーズ』とは、私たちがそれぞれ追い求める『幻想』の象徴です。

 

 

例えば、

 

 

これは私自身が陥ってしまっていた『罠』ですが、

『大企業に就職したら、一生安泰だ』と考える幻想もその1つです。

 

 

もっと時間を巻き戻したら、学生時代であれば、

『偏差値の高い中学、高校、大学に進学したら』というものもありますね。

 

 

その他にも、

 

 

『一生真面目に働いて、年金生活を迎えたら快適年金ライフ』とか、

少しだけ基準が上がって、『金融資産1億円を達成したら』などもあるかも知れません。

 

 

しかし、

 

 

それらは全て『チーズ』として表されるもので、

本文中でも書かれている通り、私たちが、次のように『幻想』を抱いているだけです。

 

 

『チーズを手に入れれば、幸せになれる。』

 

 

そして、

 

 

『自分のチーズが大切であればあるほど、それにしがみつきたくなる』、とも。

 

 

一生、自分の目の前に『チーズ』があるうちはそれでも良いですが、

2匹と2人の登場人物(?)が体験した通り、事態はそうはいきません。

 

 

著者の深みのある『格言』と共に、ストーリーは展開していきます。

 

 

『変化は起きる。チーズはつねに持っていかれ、消える。』

 

 

『変化を予期せよ。チーズが消えることに備えよ。』

 

 

『新しい方向に進めば、新しいチーズがみつかる。』

 

 

『チーズがないままでいるより、迷路に出て探したほうが安全だ。』

 

 

『従来どおりの考え方をしていては、新しいチーズはみつからない。』

 

 

上記はそれら格言の抜粋ですが、

これだけ数行のフレーズを読んでいるだけでも、作者の言いたい事の大筋は分かるかも知れません。

 

 

数年ぶりにこのストーリーを読んで、

本当に、最初読んだ時とは、全く違った『爽快感』があったと思います。

 

 

会社員当時の私は、まだ『チーズ』を失うことを恐れ、

『チーズ』に固執し、それでも『このままではダメだ!』ともがき続けていました。

 

 

これは、日本全体の99%の方々に当てはまると思います。

 

 

しかし、

 

 

自分の手にした『チーズ』の小さな変化に気付き、

そこから具体的に『アクション』を起こし、

新たな『チーズ』を求めて旅だったからこそ、『自由』を獲得することが出来ました。

 

 

昨日はオープン開催のセミナーを実施し、

先週末はクライアント限定セミナーも開催させて頂きました。

 

 

その場まで足を運んで頂いたという事は、

参加者の方々も、『チーズ』の小さな変化に気付かれ始めたという事。

 

 

中には、手にした『チーズ』に対して、

不平・不満を言われる方々もいらっしゃいます。

 

 

しかし、

 

 

『新たなチーズ』を求めてアクション起こされる方がいる一方、

自身が手にした『チーズ』に固執し、その場を離れない方々もいる。

 

 

この数年間の『自身の活動』、そして、

それを通して見てきた、『多くの方々の行動スタンス』(←かつての私にも当てはまりますが)。

 

 

その『立ち位置』の変化から、

この本の感じ方が、数年間で全く違ったものになったのです。

 

 

確かに、

 

 

多くの方々が『変化』を恐れますし、

それは動物の脳機能学的に『自然な反応』のように思います。

 

 

ただ、

 

 

残念ながら、この物語の著者スペンサー・ジョンソン氏が示す通り、

『変化』はいつの時代も常に起こり、それを変える事は出来ないのです。

 

 

今日の記事を読んで、何か感じてくれた方々に、

最後に、もう1つだけ本文中に登場する『格言』をプレゼントします。

 

 

『新しいチーズを見つけることができ、それを楽しむことができるとわかれば人は進路を変える。』

 

 

私自身、情報発信し、自身の『行動』でお見せする事で、

一人でも多くの方に、その『きっかけ』を与えていきたい。

 

 

『具体的にアクション(変化)したい!』と思われた方は、

ぜひ、私に、直接会いに来ていただけたら幸いです。

 

 

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来月は2月22日(木)19:30スタートにて大阪・梅田で開催します。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

本当に人生は好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

【活動理念】
・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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