『世界的大富豪の死』を機に、考えてみたこと。

今日のテーマは、『世界的大富豪の死を機に、考えてみたこと』です。

 

 

世間一般的には、それほど注目されなかった話題ですが、

私自身、とても強く興味を惹かれた報道が、先月末に出ていました。

 

 

米・大富豪デービッド・コーク氏死去

 

 

何故か、日本では、その存在を殆ど知られていませんが、

 

 

米複合企業『コーク・インダストリーズ』の元経営者であり、

共和党、保守派の『草の根運動(ティー・パーティー)』に資金援助し、米政界に大きな影響力を及ぼした人物です。

 

 

世界的には有名な話なのですが、

 

 

前述『コーク・インダストリーズ社』の最高経営責任者(CEO)は、

実兄:チャールズ・コーク氏であり、実業界では『コーク兄弟』として鳴らしていました。

 

 

当然、

 

 

両氏共、世界長者番付トップ10の常連であり、

それぞれの保有資産『500億米ドル(5兆円超)』を合計すると、

現在トップの『ジェフ・べゾス氏』さえも上回ってしまう金額です。

 

 

2017年当時、

 

 

『世界の大富豪トップ8人』と、世界人口72億人のうち、

『後半半分(36億人)』の保有資産が、同等であるという衝撃的なデータが出ました。

 

 

残念ながら、

 

 

この時の『トップ8人』に『コーク兄弟』は入っていなかったのですが、

彼等の『合計資産』が、実質的に『運命共同体』であることを考えれば、

世界で最も『影響力』を持っていた人物、とも言えると思います。

 

 

御歳79歳。

 

 

一般的に見ても、成人男性が『天寿』を迎える年齢と言えますが、

それほどの人物が、つい2週間ほど前、ひっそりと生涯を終えていたのです。

 

 

先程、

 

 

同氏の保有資産を『500億米ドル(5兆円超)』とさらっと書きましたが、

少しだけ冷静に考えてみたら、この金額は、『途轍もない数字』ですよね(笑)

 

 

いや、

 

 

『少しだけ冷静に考えてみたら』と書きましたが、

冷静に考えれば、考えるほど、『全くイメージ出来ない数字』になってしまいます(笑)

 

 

一般的な日本人感覚として、

 

 

『1億円』という保有資産でさえ、ある程度の『裕福』の基準になりそうですが、

同氏からすれば、『年率1%運用』した場合の『1日分の利息』にもなりません。

 

 

当然、

 

 

世界トップクラスの大富豪が、保有資産を『1%運用』している事は無いですから、

必然、同氏が1日で生み出す資産を、大半の『人類』が追い求めている事になります。

 

 

更に、多くの『会社員』という立場の方々が、

 

 

『5000万円未満』の融資を受けて、『マイホーム』を購入し、

それと引き換えに、『35年の奴隷生活』へと率先して邁進している現状があります。

 

 

その事実を並行して考えると、

 

 

この世の『両極端さ』というか、あまりに乖離している両者の『現実』に、

吉田兼好さんではありませんが、『諸行無常』を感じずにはいられません。

 

 

因みに、

 

 

この機会に、世界トップクラスの大富豪の『保有資産』を調べてみたのですが、

『コーク兄弟』に負けず劣らず、皆さん『えげつない』程のお金をお持ちです。

 

 

前述、世界トップのジェフ・べゾス氏は『1100億米ドル(12兆円超)』。

 

 

これに続くのが、

 

 

長年首位をキープしていたビル・ゲイツ氏は『900億米ドル(約10兆円)』で、

世界No. 1投資家(実業家?)のウォーレンバフェット氏は『840億米ドル(約9兆円)』です。

 

 

更に、

 

 

時代を象徴する若き大富豪、マーク・ザッカーバーグ氏は『710億米ドル(約8兆円』を保有しており、

Google創始者のラリー・ペイジ氏も、『490億ドル(5兆円超)』の資産を保有しています。

 

 

残念ながら、

 

 

『世界の大富豪トップ30』の中に、現在、日本人は入っていないのですが、

世界には、私たちの『想像』を遥かに超越するほどの世界があるという事です。

 

 

面談を受講して頂く際、

 

 

クライアントさんに対して、いつもさせて頂く質問で、

意外に、皆さん、その数字すら『検討もつかない』と言われる項目があります。

 

 

それが、

 

 

『日本のGDP(国内総生産)は、いくらか知っていますか??』というもの。

 

 

これについて、

 

 

現存・貨幣経済の『絶対性』が崩れつつある現代において、

その基準の厳格さは、以前ほどでは無くなってきている事は事実ですが、

今でも、『経済活動』を計測する上での1つの基準にはなると考えます。

 

 

因みに、皆さん、上記の質問には答えられますか??

 

 

恐らく、

 

 

本公式ブログのコア・読者の方々(意識の高い方々)には常識ですが、

ざっくりとした数字で、『500兆円ほど』と認識していれば良いと思います。

 

 

『GDP(国内総生産)』

 

 

要は、

 

 

『1年間』という期間の中で、『日本国内』で生み出された『価値』の総和ですが、

この国の中で、『1年間』のうちに、それだけ(500兆円)の『お金』が回っているという事です。

 

 

巷には、

 

 

『日本の総人口は、今後は減少の一途を辿る』という報道が溢れており、

この事自体は『真実』なので、どうこう言うつもりは、さらさら有りません。

 

 

また、

 

 

この『流れ』により、日本が『財政悪化』していくことも『事実』ですが、

仮に、日本の総人口が『1億人』を切り、9000万人になったとしても、

GDP(国内総生産)は少なく見積もって『400兆円』程は維持出来ます。

 

 

この辺り、

 

 

『会社員』という立場で、『給与』を貰っている方々はイメージし難いですが、

『収入』というのは、要は、上記『500兆円』の流れの一部を『掬う』ことです。

 

 

私も含めて、

 

 

『事業家』という職業に分離される人間には、これが体感的に理解出来、

普段から、常に、『どうすれば流れを掬うことが出来るか??』と考えを巡らせています。

 

 

そして、

 

 

実際に、皆さんにお役立て頂けそうなサービス・商品を生み出したら、

それを『購入』してくださる方々がおり、『お金』が流れ込んで来る。

 

 

先日ご紹介した『電通・鬼十則』ではないですが、

 

 

自ら、生み出した『仕事』により、世の中の『お金』の流れを掬い、

皆さんから喜んで頂きながら、『収入』を得ていく感覚は『格別』の快感があります。

 

 

これからの時代、

 

 

『会社員:専業』という生き方は、絶対的に通用しなくなっており、

全ての方々に共通して、『プラスα』の収入を得ることが必須となっています。

 

 

世の中には、

 

 

とんでもないレベルで『富』を構築している大富豪も存在しますが、

そのレベルまで到達しなくても、『豊かな人生』を送ることは可能です。

 

 

周りを巡っている『お金』の大きな流れを、センシティブに感じながら、

その流れを『掬い』、より豊かな『生活』を求めて良いと感じています。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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