『他人のお金』を簡単に飛ばし続ける『官民ファンド』の脅威。

今日のテーマは、『他人のお金を簡単に飛ばし続ける官民ファンドの脅威』です。

 

 

昨日の公式ブログでは、

 

 

『米国・中国に隠れて燻り続ける、インドという震源地』と題して、

一見、『好景気』に沸く同国の、隠れた『金融危機リスク』について紹介しました。

 

 

少しだけ振り返ると、

 

 

今月(2019年6月)に入り、同国市場の代表指数『SENSEX』は、

一時『40,000』を超える場面もありながら推移し続けています。

 

 

同国において、この株価指数は『史上最高値』です。

 

 

有名企業も、

 

 

同国向けには『富裕層対象商品』を独自開発・展開しており、

この事実から見ても、市場に『活況感』があることが分かると思います。

 

 

ただし、

 

 

あらゆる物事において『善』『悪』は表裏一体として存在しており、

『株高』が進行するが故に、市場の『PER(株価収益率)』は膨張し続けいています。

 

 

これは、

 

 

『市場(投資家)評価』が『実態の株価』を上回っている状況で、

『バブル』が継続しているうちは良いですが、弾ける『危うさ』も併せ持っています。

 

 

また、

 

 

某大手格付け会社が、今月初め、インド国内主要銀行の格付けを、

一斉に、『投機的等級』へと引き下げてしまいました。

 

 

これには、

 

 

明確な説明はされていないようですが、一部報道によると、

日本の『バブル崩壊期』を超える水準にまで積み上がった、

『不良債権比率』がネックになっているのだとか。

 

 

更には、

 

 

翌日には、同国大手住宅金融会社が『債務不履行』に陥り、

デフォルトした同社債権を潤沢に含んでいた『投資信託』が暴落しています。

 

 

これを受けて、

 

 

インド政府は『リスクコントロール可能』を主張しますが、

それも、このまま『時間』が進んで見なければ、本当のところは分かりません。

 

 

次回の『◉◉ショック』の震源地は、『インド』になるかも知れません。

 

 

話が相当逸れましたが(笑)、

 

 

日々、私が『公式ブログ』で情報発信し続けているのは、

今からの時代、全ての方に『資産形成』の必要性をお分かり頂きたいからです。

 

 

ただし、

 

 

どのような世界も、『素人』がのこのこ乗り込んで勝てるような事は無く、

『一定レベルの常識』『適切な思考回路』は、必要不可欠になってきます。

 

 

私の情報発信が、少しでもお役立て頂けたら幸いです。

 

 

これからの時代、『資産形成』は、絶対に避けて通れない要素ですが、

それでも、それを『他人のお金』でやってしまったら全く無意味です。

 

 

その事を、如実に示す『ニュース』が出て来ました。

 

 

やっと、今日の本題です(笑)

 

 

『農林水産省所管の官民ファンド 累計90億円損失も、700億円投資計画』

 

 

ご存知の方も、いらっしゃるかも知れません。

 

 

具体的には、

 

 

農林水産省所轄の『農林漁業成長産業化支援機構(A―FIVE)』において、

今年(2019年)3月時点、累積赤字が『92億円』まで膨らんだ事が判明しました。

 

 

このファンドは、

 

 

農林水産物の生産・加工、流通・販売を手掛ける『6次産業化』を後押しする為、

2013年1月に設立され、関連企業を『株式購入』等により支援しています。

 

 

その元手、

 

 

大半は『政府出資』ということで『319億円』の拠出していますが、

そもそもの『源流』を辿れば、『国民資産』ということは明らかです。

 

 

前述の通り、

 

 

この内の『92億円』を累積赤字として垂れ流しているのですから、

『善良な国民』という自負のある私としては、心中穏やかではありません。

 

 

にも関わらず、

 

 

該当ファンドは、今年度投資額を前年度比9倍となる『約110億円』とし、

更に、今後8年間『累計700億円』を投じる計画を立てていると言います。

 

 

もはや、『正気の沙汰』とは思えません。

 

 

『投資金額増額』の理由としては、膨張した『累積赤字』返済の為、

新たに投資した企業から生み出される利益で、穴埋めするというもの。

 

 

『投資』に明るい方ならお分かりになりますが、

 

 

『投資』の世界では『絶対にやってはいけない』と言われる、

『ナンピン買い』戦略にも、通じる『投資理念』を感じます。

 

 

他の事例では、

 

 

『パチンコ(他のギャンブルでも良いですが。)』で着実に負けている人が、

『今までの負け(累積赤字)』を取り返す為、『大勝負』を掛けるのと同義です。

 

 

それを、『政府資金(元々は国民資産)』でやってくれています。

 

 

当然の話ですが、

 

 

『他人のお金』で勝負しても、『真剣さ』に欠ける為『痛み』は伴わず、

その事は、国家戦略としての『ねずみ講:公的年金』が実証しています。

 

 

こらからも、確実に『国民資産』は吹き飛ばし続けられます。

 

 

『他人(国家・企業)』に期待しすぎることなく、

『自助努力』で、これからも『資産形成』を進めて頂けたら幸いです。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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