『正答率98%』の世界は、既に到来している。

今日のテーマは、『正答率98%の世界は、既に到来している』です。

 

 

予めお伝えしておくと、今日のテーマは『お金』から少しだけ離れます。

 

 

ただ、

 

 

個人的にも、最近、とても興味深い報道が出て来ました。

 

 

『正診率98% AIが医療現場を変える』

 

 

国内初となる、『AI(人工知能)』搭載医療機器の実用についてのニュースです。

 

 

昭和大学、名古屋大学に加えて、

『サイバネットシステム』という企業が共同で研究開発し、

オリンパスから発売されたソフトウエア『エンドブレイン』。

 

 

『大腸の内視鏡画像』を『AI(人工知能)』が解析し、

医療現場で、医師の診断を補助するという、画期的な医療機器です。

 

 

これは、

 

 

同社製の超拡大内視鏡『エンドサイト』と組み合わせて使うそうで、

大腸内視鏡検査で見つけたポリープを、『腫瘍(切除必要)』か『非腫瘍(切除不要)』か判定していきます。

 

 

『判定時間:0.4秒』と、まさに『秒速』を極めており、

画像読み込みから、ほぼ『リアルタイム』で判定可能です。

 

 

現在、

 

 

一般的に普及する拡大内視鏡(1991年開発)の倍率『約100倍』に対して、

『超』拡大内視鏡は倍率『最大520倍』と、『画像診断』と同時に『病理診断』まで進められます。

 

 

今回、

 

 

AI(人工知能)に学習させたデータは、

国内主要医療機関5施設から集められた『約6万枚』にも上る内視鏡画像です。

 

 

その膨大なデータ学習の結果、

 

 

『後ろ向き性能評価試験』としての数字になりますが、

『感度96.9%』『正診率98%』という驚異的な数値を叩き出しました。

 

 

補足になりますが、

 

 

『感度』は、疾患のある対象で正しく『陽性』と判定された割合であり、

『正診率』は、疾患有り・無しの、全体としての『正答率』のことです。

 

 

一般的に、

 

 

医療現場での、腫瘍・非腫瘍の平均的な正診率は『70~80%程度』と言われ、

『正診率98%』が、如何にずば抜けた数字かという事が分かります。

 

 

本当に、何十年と経験を積んだ、『熟練専門医』に匹敵する診断精度ですね。

 

 

余談が続きますが、

 

 

上記正診率から考えても分かる通り、判断は非常に難しい為、

現在の医療現場では、多くのポリープを切除してしまう場合があります。

 

 

しかし、

 

 

経験された方々や医療関係者の方々はご存知の通り、その場合、

検査に伴う『出血』『穿孔』といった合併症リスクは避けられません。

 

 

また、

 

 

切除したポリープを『病理診断』に回して、

結果が出るまで『1〜2週間』ほどの時間が掛かることもネックです。

 

 

その中で、

 

 

今回の『AI搭載の超拡大内視鏡』の登場は画期的な出来事で、

今後、進化することにより、医療現場に革命を起こす事が期待されています。

 

 

更に、

 

 

『腫瘍の悪性度を識別するAI』『大腸がんを発見するAI』等も、

続々と研究が進んでいるようで、近い将来、こちらもリリースされるのだとか。

 

 

医師の方々の『雇用環境』も、長期的に見て、大きく変化しそうですね。

 

 

近年、

 

 

進化・注目ともに目覚しいものがある『AI(人工知能)』ですが、

私たちの生活に革命をもたらす一方、『雇用環境』にも大きな変化をもたらそうとしています。

 

 

私自身、

 

 

『ギャンブル』を全くしないので詳しくわからないのですが、

東京の『大井競馬場』には、公認での『予想屋』なる職業があるそうですね。

 

 

某番組で、

 

 

彼らの特集が組まれていましたが、過去のデータの集計から、

計算的に『レース展開』を予想するその仕事を意外に感じてしまいました。

 

 

丁半博打で勝負するのではなく、

 

 

きちんとした『計算』に基いてレースを予想すれば、

『結果』はコントローラブル(制御可能)になるのだとか。

 

 

実際、

 

 

公認での『予想屋』の門は10数名と極限に狭き門であり、

『結果』を残さなければ、到底、その座を守り続けることは出来ません。

 

 

しかし、

 

 

その彼らをも凌ぐ『成績』を残しているのがAI活用の予想ソフトで、

『投資リターン』はマイナス(胴元が25%徴収する為)ながらも、

レース予想の正答率『90%』に迫ると報道されていました。

 

 

当然、

 

 

『予想屋』の仕事は、情報購入者を『儲けさせる事』であり、

単純に、『正答率』が高いだけでは、その目的は達成されません。

 

 

この辺り、

 

 

実際に『ギャンブル』をされている方々ならお分かりですが、

正当確率が高い確率の予想を当てても、投資リターンは『1倍割れ』だからです。

 

 

極論、

 

 

『予想屋』の仕事は、如何に『大衆』を出し抜いて正当を導き出すかであり、

現時点で、『AI(人工知能)ソフト』には、その判断基準が無いのです。

 

 

ただ、

 

 

大井競馬場で数十年間場を張る熟練の『予想屋』の方々も、

その『(レース結果)正答率』に脅威を覚えているという話でした。

 

 

更に、

 

 

某公共放送局で流されていた最近の番組では、

『将棋』の世界も、現在では『AI』による戦法解析が主流になっているんですね。

 

 

『指し手』が無限レベルに存在する将棋の世界では、

その場を読んで、『最善手』を導き出すことは、実質不可能です。

 

 

しかし、

 

 

『AI』を活用して戦法・戦略を計算することにより、

その『最適解』を導き出す世界に、近付きつつあるのだとか。

 

 

もう、想像を超える世界が、現実問題として到来していました。

 

 

皆さんに考えて欲しいのは、

 

 

このレベルでも『AI(人工知能)』に凌駕される社会において、

『ルーティンワーク』をやっている人間は、自然淘汰されるという事です。

 

 

例に出して申し訳ないですが、

 

 

コンビニ店員や、某ファストフード店の店員等、

『マニュアル』でしか動けない人間なんて、本当に不要な時代が到来している。

 

 

その中で、

 

 

社会に『価値提供』して生きていくことの出来る人材は、

『思考力』を持って、『オリジナリティ』溢れる仕事が出来る人材です。

 

 

皆さんは、自身がそれに該当すると思いますか??

 

 

この質問に対して、答えが『NO』であれば、

『働き方』『思考回路』を大きく変化しなければいけないかも知れません。

 

 

『資産形成』云々の前に、『雇用』が奪われてしまう可能性が高いのですから。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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