『超低金利』の時代は、もう少し続く★

今日のテーマは、『超低金利の時代は、もう少し続く』です(^_^)★

 

 

ここ数日、『保険』についての記事を連続して書きました。

 

 

普段、個人面談『人生を変えるお金のセッション』を開催し、

受講者の方々の資産状況を拝見していて、気付くこと。

 

 

日本人は、『保険』に対する信仰がとても強い。

 

 

そして、もう1点。

 

 

『保険』というリスクに備える金融商品に対して、

『貯蓄性』も求める、世界でも稀有な民族であること。

 

 

確かに、

 

 

『海外の保険』に目を向けると、

確定利回りでの運用性のある商品も存在するので、

『資産形成』として活用されるケースもあります。

 

 

しかし、

 

 

日本で営業している保険会社が提示する金利・保険商品では、

『貯蓄性』を求めるメリットは、『皆無』と言って過言ではありません。

 

 

その理由の1つとして、

 

 

日本経済だけで見ても『バブル期』のような金利はなく、

それどころか、世界経済全体が『超低金利』の時代にあると書きました。

 

 

なので、

 

 

今日は少し、この『金利』について書こうと思います。

 

 

昨夜未明、ドル円の為替レートが一気に『0.50円』ほど円高に傾く瞬間があり、

明らかに、何かのイベントに反応したようなポイントがありました。

 

 

ドル円為替レートの推移に関しては、

様々なページで掲載されているので、見て見ても良いかも知れません。

 

 

これは何に反応したかと言うと、

 

 

米国現地時間25日に開催された、FRBイエレン議長の講演の中で、

『今後の追加利上げのタイミング』についての発言がなされなかったからです。

 

 

早期利上げを期待していた市場は肩透かしを喰らい、

これにより、マネーの流れが一時的に『日本円』に回帰する形になりました。

 

 

2008年、世界経済に大打撃を与えた『サブプライム・ショック』。

 

 

それ以前は『5%』を超える値で推移していたFRB政策金利も、

その金融危機後は、段階的に利率を下げていき、長く『0.25%』に固定され、

実質的に、『ほぼゼロ金利』のような時代が数年間継続していました。

 

 

ようやく、

 

 

一昨年末ほどから世界経済の回復が話されるようになり、

FRBも段階的に政策金利を上げていく動きを見せています。

 

 

2017年頭、1年間で4回予想されていた『利上げ』も、

ここまでは3月、6月と2度順調に実行されていて、

政策金利も『1.00%〜1.25%』まで回復していきています。

 

 

市場は9月の追加利上げを盛り込んで動いていましたが、

今回、イエレン議長が発言しなかったことにより、

その判断は来月まで持ち越されることになりました。

 

 

FRB、ECBとも『世界経済の回復』を主張していますが、

『お金』の循環を阻害しかねない『利上げ』については、

やはり慎重に進めていくしか無いようです。

 

 

現在、

 

 

世界経済の中心がまだまだ米国である以上、

FRBが決定する政策金利は、世界経済においても大きな影響を与えます。

 

 

かなり回復してきたと言っても、

その値が『1.00%〜1.25%』を推移する低金利の時代においては、

世界各国が提示する政策金利も、低く抑えられたままです。

 

 

ここ数日ご紹介してきたように、

予定利率を低く抑えなければならない保険会社も煽りを受けていますが、

それ以上に、銀行などの金融機関も大きく影響を受けています。

 

 

特に、

 

 

債券などの利回りも歴史的な低水準になっていますから、

日本国債10年もの『利回り0.015%』などで運用していても埒があきません。

 

 

ほぼ『ゼロ』と言っても良いこの利回りには、

各銀行とも相当に頭を悩ませていて、

 

 

少し『リスク』をとってもいいから、

海外債券で『利回り』を確保できるものを保有する傾向に動いていました。

 

 

しかし、

 

 

それも来年度末までの対応が決定された、

金融庁が設定する新基準を達成する為に、各行とも泣く泣く解消していっている状況です。

 

 

『保険』以外でも一般生活には馴染みがある場面もあり、

その1つは『住宅ローン』が挙げられるでしょう。

 

 

歴史的な超低金利時代の到来により、

多くの方々が、その理屈は全くわかっていなくても、

『ほぼゼロ金利』の住宅ローンを組んでマイホームを購入する数年間が続きました。

 

 

しかも、

 

 

目先の金利がより低率で示される、『変動金利』で。

 

 

これは、

 

 

個人的には『時限爆弾』がセットされた状況だと考えていて、

『低金利の時代は暫く続く』と言いながらも、

『利上げ』のタイミング毎に返済不能者が溢れてくると予想しています。

 

 

実際、最近、市場では競売物件も増加してきているようですね。

 

 

このように、

 

 

普段何も考えずに生活していたら気付きにくいかも知れませんが、

私たちを取り巻く経済の流れは、日々刻々と変化していっています。

 

 

その流れの『変化』に遅れることなく、

アンテナを張りながら、これからの時代も乗り切っていきたいものです。

 

 

今日、私がご紹介させて頂いた話で、経済の流れに興味を持ち、

『具体的に、資産形成をスタートしてみたい!』という方は、

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

本当に人生は好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに直接お会い出来るのを楽しみにしております(^_^)★

 

 

井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

【活動理念】
・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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