『顕在化していないリスク』は、『労働市場』にも。

今日のテーマは、『顕在化していないリスクは、労働市場にも』です。

 

 

昨日の公式ブログでは、

 

 

『資産形成』すること、『経済的基盤』を整える上での、

『顕在化していないリスク』に備えることの大切さ、について書きました。

 

 

少しだけ振り返りますが、

 

 

人はどうしても『短期的思考』に陥りやすいので、

『顕在化していないリスク』に気が付くことが出来るのは、

感覚のセンシティブな『極僅かな人たち』だけになります。

 

 

考えてみればそれは自然で、

 

 

太古の昔、私たちが未だ他の動物と変わらない原始暮らしをしていた当時、

『生』『死』は常に隣り合わせにあり、『将来』を考えても無意味でした。

 

 

この当時の『最適解』は、

 

 

『今』『この瞬間』を常に最大評価することであって、

どんなに『将来的』に有利な取引を持ちかけられても、

それを選択することは『馬鹿』と見做されたのです。

 

 

私は、主催セミナーでよく『マシュマロ・テスト』の話をしますが、

この基準で考えた場合、『マシュマロをその場で食べる』が最適解になります(笑)

 

 

しかし、

 

 

私を含めて、皆さんも文明社会に生きているので(そう願いたい)、

『将来』というものは、原始時代のそれより『身近な存在』です。

 

 

原始時代では、

 

 

人間が平均で『80年間』以上も生きることは考えられませんが、

私たちの場合、『80歳』を迎えることはかなりの確率考えられます。

 

 

前者の場合、

 

 

『夢物語』のように考えられる世界も、

現代日本に生きる私たちにとっては、確実にやって来る『リアル』なのです。

 

 

その中で、

 

 

『今』『この瞬間』のみを最大評価する事は『最適解』になり得ず、

『顕在化しないリスク』を先伸ばすことは、経済かした際の『挽回不可能』を意味します。

 

 

そして、

 

 

2019年を迎えた現代でも、その『愚行』とも言える行動を、

『原始脳』をそのまま引き継いでこられた、世間一般90%以上の方々がしているのです。

 

 

これは、完全に『異常事態』です。

 

 

確かに、

 

 

第二次世界大戦で一度ボロボロにされてしまった日本は、

その後70年間(正確には最初の40年間)で世界の経済大国に登り詰めました。

 

 

1960年代から80年代、

 

 

『高度経済成長期』『バブル経済』を経て、

国民生活は想像を絶するほど豊かになり、

日本史上最高レベルに『豊かな時代』を生きたことも事実です。

 

 

ただし、

 

 

『栄枯盛衰』の言葉が表す通り、繁栄するものは必ず衰えるもので、

『親の世代』と『私たちの時代』で、『常識』は確実に変化しています。

 

 

とても有名な話ですが、

 

 

堀江貴文さんが近畿大学の卒業式で行なったスピーチの中で、

『これからは、そんな甘くないです。』と語ったフレーズがあります。

 

 

これが何を表しているかと言うと、

 

 

大学を卒業して、これから社会に出て行く学生たちに向けて、

『親と同じことしてて、親と同じ生活レベルでは生きられないよ』、と。

 

 

それが、どんどん現実のものとなってきています。

 

 

例えば、

 

 

私が卒業した岡山県の地方都市(片田舎)の街では、

地元の進学校を出て、大都市圏の大学に進学しても、

卒業後は地元に戻り、中堅地方銀行に勤める人間が多々いました。

 

 

都会の方々は想像出来ないかも知れませんが、日本各地の地方都市では、

未だに『化石化したサクセス・ストーリー』が盲信されているんですね。

 

 

事実、

 

 

上記ルートを無事に(?)完遂した人間に対して、

周りの方々の反応は、とても好意的なものだったのです。

 

 

しかし、

 

 

この『化石化したサクセス・ストーリー』にも、

やっと、その信憑性を疑わないといけない時代がやって来ました。

 

 

先日の報道では、

 

 

現在、地方銀行業界は空前の『人材難』の時代にあり、

『新卒採用』で優秀な人材が集まらないことに加えて、

幹部候補社員の『転職』による流出も続いているとの事。

 

 

流石に、

 

 

『マイナス金利導入』や、リスクを負った融資案件の『不良債権化』に加え、

メガバンクでも『大量リストラ』を敢行する時代の変化に、皆さん気付いてきたんですね。

 

 

つい10年ほど前、

 

 

一地方銀行とも言えど、『金融機関』へ就職する事は、

地元自治体への就職と並んで、堅く、安定した職場の代名詞でした。

 

 

それが、

 

 

当時は『顕在化していないリスク』がここ10年程で一気に表出し、

それが『顕在化』した時には、『挽回不可能』な事態に陥っているのです。

 

 

先日、

 

 

クライアントの皆さんと香港渡航していた事は述べましたが、

ここ1年(数ヶ月?)の間に、日本・香港両サイドにおいて、

出・入国審査の『自動化』が一気に進みました。

 

 

これにより、

 

 

『出・入国審査官』という、極めて生産性の低い方々は居なくなり、

余分な人件費は削減され、社会が『効率化』されるようになりました。

 

 

ここで、いくつか質問させて頂きたいと思います。

 

 

この事は、あなたにとって『他人事』なのでしょうか??

 

 

あなたは、『自動化』される仕事に従事されていませんか??

 

 

あなたは、『AI:人工知能』に勝つことが出来るでしょうか??

 

 

どんなに社会全体が『自動化』されていっても、

『人』として、『人』から評価される仕事をしていますか??

 

 

『今』『この瞬間』は、あなたは『仕事』を持っているかも知れません。

 

 

しかし、

 

 

『顕在化していないリスク』として、

『労働市場』における『評価価値ゼロ』の方々が、多数存在することも事実です。

 

 

その事をしっかりと理解して、『備え』を進める必要があります。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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