『GDP年率換算2.1%増』は、果たして、信用出来るのか??

今日のテーマは、『GDP年率換算2.1%増は、果たして、信用出来るのか??』です。

 

 

昨日5月20日、

 

 

内閣府は、今年2019年1月から3月期のGDP(国内総生産)速報値を、

物価変動影響を除いた実質で前期比0.5%増、『年率換算2.1%増』と公表しました。

 

 

GDPの『プラス成長』は、これで2四半期連です。

 

 

先日からお伝えしている米中貿易摩擦の影響で、

絶対値としての『輸出』は減少したものの、

『輸入』がそれ以上に大きく減少した結果、

ネットでの『外需』がプラスに転じた為、総合的に『成長率』を押し上げました。

 

 

『結果オーライ』的には良かったのかも知れませんが、

『本質的』な観点では、良かったのか・悪かったのか分かりませんね(笑)

 

 

しかし、

 

 

いくら『GDP』が年率換算で『2.1%増』と公表されたと言えど、

先日から申し上げているように、『景気の実態』は、数字ほど良くありません。

 

 

事実、

 

 

内需の柱である『個人消費』は、依然、弱い傾向が続いており、

経済財政担当相は『内需の増加傾向は崩れていない』と強がるものの、

一般のアナリストは、『内容的にはむしろ悪い』との意見が優勢です。

 

 

増して、

 

 

先日から少しずつ取り上げて来ましたが、

『政府統計の6割超が不正』だった事が公表されたのは先日であり、

この状況において『GDP増加』を鵜呑みにして良いのかは疑問です。

 

 

堀江貴文さんも、

 

 

著書の中で言われていましたが、現在の日本のGDPは、

過剰な『公共投資』等で、実態から肥大化されているのが現実的なところ。

 

 

それを証明するかのように、

 

 

今回の測定では、前述した『個人消費』の落ち込み分を、

『公共投資:1.5%増』『住宅投資:1.1%増』でカバーした形です。

 

 

しかし、

 

 

3期連続の『プラス』となったこれらの数字についても、

『消費増税前』の『駆け込み需要』としては、

『前回の2014年時に比べて弱い』と言われています。

 

 

確かに、

 

 

個人的な意見かも知れませんが、『肌感覚』として、

日本の景気は、明らかにここ数年間で減少傾向にあり、

『GDP増加』は、実質的な『体感』が伴いません。

 

 

恐らく、多くの方々も『同感』なのでは無いでしょうか??

 

 

実際に、

 

 

私のもとに『資産形成』の相談に来られる方々は増加しており、

『経営者(自営業者含む)』の他に、『会社員』の方々もかなりの数いらっしゃいます。

 

 

勿論、

 

 

『資産形成』の面談を受けようという意識の高い方々なのは確かですが、

彼らの話を聞いていると、年々、会社員も『シビア』な環境になっている事が伺えます。

 

 

先日、

 

 

公式ブログでもお伝えさせて頂きましたが、日本産業界を代表する、

超一流と言われる大企業が『終身雇用の終焉』を公表した事例然り。

 

 

また、

 

 

私が在籍させて頂いた製薬業界が、当時ほどのバブル感が無くなり、

業界全体として、『人員整理』の傾向が年々強まっている事然りです。

 

 

繰り返しになりますが、

 

 

日本において、『一生安泰』というものは確実に無くなりました。

 

 

その事実に対して、

 

 

センシティブに気付いている方々が少数いる一方、

大部分の方々は、全く気付かず(気づかないフリをして??)いるだけです。

 

 

あなたは、『前者』と『後者』、どちらのサイドでしょうか??

 

 

今日のタイトル、

 

 

『GDP年率換算2.1%増は、果たして、信用出来るのか??』ですが、

私自身、実は、その真偽自体は、どちらでも良いと考えています。

 

 

そもそも、

 

 

GDP(国内総生産)という概念自体が過去に作られたものであり、

『それが、国家の経済力を評価する指標として正しいのか??』という議論も最近有ります。

 

 

また、

 

 

仮に、それが正しかったとしても、計測自体は概算に過ぎず、

その政府統計としての『公表値』を、信じ切るには至らないと思うのです。

 

 

先日からお伝えしていますが、

 

 

権威ある『政府統計』の公表値が、

そのまま『経済の実態』を反映しているとは、決して思えません。

 

 

日々、

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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