焦る世界覇者、『米国』はその権威を取り戻せるか??

今日のテーマは、『焦る世界覇者、米国はその権威を取り戻せるか??』です。

 

 

昨日の公式ブログでは、数年前に国内で一斉を風靡した、

『太陽光発電』ビジネスにおける、綻びの一端をご紹介しました。

 

 

テクノロジーの発達により、情報が瞬時に世界を飛び回る現代において、

『大きな歪み』が市場に、『長い期間』取り残される事は殆ど無い、と。

 

 

それは、

 

 

『投資』の分野では勿論のこと、『ビジネス』分野でも例外はなく、

生じた『歪み』が大きいほど、速やかに、適正に是正されていきます。

 

 

約2年半前、

 

 

同じく公式ブログ記事で指摘させて頂いたテーマですが、

それが数年の時を経て、少しずつ顕在化してきたようです。

 

 

ここから数年後、

 

 

個人的には、相当な『大どんでん返し』の結末が待つと予想しますが、

引き続き、この分野も、注意深く見守っていこうと考えています。

 

 

話は変わって、今日のテーマは『世界』に目を向けます。

 

 

慌し過ぎたので、敢えてこれまで取り上げて来ませんでしたが、

21世紀の2大大国によって、『貿易戦争』が熾烈に繰り広げられていますよね。

 

 

勿論、

 

 

21世紀における『2大大国』というのは『米国』『中国』の事で、

特に、今年に入って、お互いの主要輸出品目の『関税率』を高めて牽制し合っています。

 

 

あまりに頻繁に状況が更新されていくので、

公式ブログで記事にしても、直ぐに情報が古くなってしまいます。

 

 

一方が相手主要品目に対する『関税引上げ』の声明を出せば、

直ぐに、もう一方も『報復』して、相手の痛い所で『関税引上げ』を表明する。

 

 

『世界2トップ』のやり取りですが、やっている事は、『子供の喧嘩』と変わりません。

 

 

ここまで、

 

 

例外的に天災も重なった年という事もあってか、

日本ではそこまで大きく報じられず、隣国でありながら『他人事』のように扱われてきました。

 

 

しかし、本当に、それで良いのでしょうか??

 

 

実は、今回テーマになっている『中国』以外にも、

『貿易』という分野において、目の敵にされている国は『2つ』あります。

 

 

皆さん、どこだかわかりますか??

 

 

1つは、英国離脱問題に揺れる『EU』において、

ぶっちぎりで『経済優等生』の主席を誇る『ドイツ』です。

 

 

私たちも知っている通り、ゲルマン民族が作る製品は優秀なものが多く、

古くから、この国は『外貨(*)』を獲得して繁栄を極めてきました。

*現在は、EU統一通貨『ユーロ』ですが、国外から獲得している事は同じです。

 

 

第二次世界大戦で、『日本』と同様に敗戦国のレッテルを貼られた所から、

見事、復活してきた状況が同じなので、親近感を持たれる方もいるかもですね。

 

 

2018年現在、

 

 

上半期の『対米貿易』におけるドイツの利益は『244億ユーロ(*)』に上り、

この期間は『中国』を抜いて、世界トップの『対米貿易黒字』を記録しています。

*現行レートで、『約3兆1600億円』もの金額になります。

 

 

また、

 

 

2002年以降、常に経常収支黒字を記録する同国では、

『総貿易黒字額』も『1215億ユーロ(約15兆7000億円)』に達しました。

 

 

これを面白く思っていないのは『米国』で、

 

 

『双子の赤字』を抱える同国と『正反対』のドイツを掴まえて、

『(ユーロに対する)通貨安誘導していないか??』と牽制しています。

 

 

一個人から見れば、

 

 

とても『真っ当な取引』をした上での結果だと思うのですが、

『貿易赤字』解消の目処が全く立っていない『米国』は、

『難癖』付けて、自身から見て『貿易敵対国』を脅し続けています。

 

 

そして、

 

 

『ドイツ』『中国』に並部、もう1つのターゲットは、

勘の良い方々は気づかれていると思いますが、私たちが暮らす『日本』なのです。

 

 

意外にも、『日本』においてはほとんど注目されていませんが、

 

 

現在、日米間で始める『物品貿易協定(TAG)』交渉において、

米国サイドは、通貨安誘導を阻止する為『為替条項』を協定に盛り込むよう要求しています。

 

 

以前、

 

 

協議のテーブルから離脱した『環太平洋連携協定(TPP)』交渉過程でも、

米国は、加盟国に対して『為替条項』の導入を迫るよう働きかけました。

 

 

この時は、

 

 

『日本』始め主要国が一斉に反発し頓挫しましたが、

それから時を経て、現在、『1対1』でその協定締結を画策しているのです。

 

 

前述の『ドイツ」同様、

 

 

『日本』においても(*中国はわかりませんが。)、

『対米貿易黒字』は真っ当な取引の結果であり、『通貨安誘導』は関係ありません。

 

 

確かに、

 

 

市場変動により『円高』傾向にある際、日本は為替介入していますが、

それも『現行レート維持』程度であり、『円安誘導』とは言えません。

 

 

ここまで、

 

 

世界の覇者『米国』が、躍起になって先進諸国に食ってかかるという事は、

同国が抱える『双子の赤字』の状況が、非常に苦しいということです。

 

 

『米国』は、『世界の覇権』をこのまま守り続けることが出来るのか??

 

 

世界ナンバーワンの『軍事力』は、同国の『経済』をも強固に守っていますが、

それから脱却し、そろそろ『根本解決』を目指す時期に入ってきたように思います。

 

 

自らも少なからず関係する『世界の覇者』の動向に、これからも注目していきましょう。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

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