返済能力を超えた『住宅ローン』という名のもう1つの爆弾。

今日のテーマは、『返済能力を超えた住宅ローンという名のもう1つの爆弾』です。

 

 

最近、『爆弾』シリーズが続いていますね(笑)

 

 

ただ、

 

 

本日取り上げるテーマも、間違いない『爆弾』だと感じます。

 

 

想像に難くないですが、

 

 

今春からの『コロナ禍』の影響もあり、

『マイホーム市場』にネガティブな雰囲気が漂っています。

 

 

当然、

 

 

3月以降の『新規購入契約』のスピードは減少しており、

7月を迎えた現時点、全くと言って良いほど回復していません。

 

 

勿論、

 

 

今後の見通しも、『ポジティブ』とはなっておらず、

『完全回復』を迎えるのは、暫く先になりそうです。

 

 

ただ、

 

 

『新規契約』が伸びない事もネガティブ要因ですが、

これまで、返済能力以上に積み上げてきたものの、

『ツケ』が一気に巡ってきたという見方も出来ます。

 

 

直近数年間、

 

 

世界的に継続する、『超低金利時代』の例にもれることなく、

『住宅ローン金利』も、過去最低水準で推移し続けています。

 

 

この流れに乗り、

 

 

『今買わなければ損!?』という営業マンの口車に乗り、

『住宅ローン』を組んでしまう方々が続出していました。

 

 

実際、

 

 

直近10年間、日本国民の『住宅ローン残高』は上昇し続け、

約30兆円拡大して、『215兆円』を計上するまでに成長しています。

 

 

特に、

 

 

その傾向は、30代以下の『若年層』の間で広まっており、

10年前の2009年と比較した『住宅ローン残高』は、

20代で『2.5倍』、30代で『1.9倍』に膨張します。

 

 

『債務残高』がこの上昇率ですから、恐ろしくなりますね。

 

 

同期間、

 

 

『戦後最大』という言葉で形容される『景気拡大期』を迎えた中で、

業者が積極営業した事もあり、『不動産市場』も上昇してきました。

 

 

実際、

 

 

バブル崩壊以降、初めてとなる『地価上昇』も全国的に見られて、

『不動産神話』の復活が、少しだけ信じられた時期もありますね。

 

 

しかし、

 

 

大原則として、日本国は長期的に人口減少期に入っており、

現時点で、『不動産空室率』は上昇の一途を辿っています。

 

 

本公式ブログでも、

 

 

以前から、日本国内不動産市場の『供給過剰』をお伝えしており、

少しだけ勢いは弱まったものの、未だ、ストップはしていません。

 

 

『マイホーム』に話を戻すと、

 

 

近年では、『住宅ローン減税』なる制度も後押しし、

若年層を中心に、積極的な活用が見られていました。

 

 

しかし、

 

 

『住宅ローン』とは、普通に考えて『借金』のことであり、

その対象が『マイホーム』であったとしても、ノーカウントにはなりません。

 

 

この辺り、

 

 

『金融商品』という括りは同じにも関わらず、

『資産形成』に準じる対象には手を出さずに、

『保険』には、思考停止で資金拠出する傾向に似ていますね。

 

 

それらは、決して『例外』では有りません。

 

 

『新型コロナ・ウイルス』感染拡大の影響を受けて、

『経済活動』が、世界的にストップしていることは、

連日、お伝えしている通りです。

 

 

更に、

 

 

その流れを受けて、収入減少したり、失職したりする方々も続出しています。

 

 

最近では、

 

 

そういった方(住宅ローン保有で収入減少 or ストップ)に対して、

『元金据え置き返済』という、驚愕手段も選択されているのだとか。

 

 

文字通り、

 

 

これは、毎月の支払い金額が『元金返済』には充てられず、

『利息のみ』に充当される『卒倒レベル』の返済方法です。

 

 

当然、

 

 

『債務者』は、返済しているつもりでいるでしょうが、

その返済金額(?)は利息のみで消化されているため、

『元本部分』は一向に減らず、無限奴隷状態が成立します。

 

 

果たして、当人は、理解しているのでしょうか??

 

 

『時代は巡る』と言われますが、

 

 

崩壊したはずの『住宅神話』が、バブルを知らない世代により、

21世紀に入ってから、再び、形成されようとしているのです。

 

 

このまま『コロナ』が長期化していけば、全国的にも、

『債務不履行』が横行するであろうことは明らかです。

 

 

年末にかけて到来するであろう『大失業時代』と同様、

市場には、もう1つの『爆弾』が組み込まれています。

 

 

今から、日本国内の『不動産市場』において、

『20世紀』に、私たちが経験したことの、

『デジャブ』が起こるのかも知れません。

 

 

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原則として、Zoom開催は『1対1』の個別受講でご対応させて頂きます。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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