2040年、日本人は『秩序』を保てるだろうか??

今日のテーマは、『2040年、日本人は『秩序』を保てるだろうか??』です。

 

 

少しだけ『昔』の話になりますが、

先日、インドネシアで大きな規模の地震がありましたね。

 

 

インドネシア・スラウェシ島パルを起点として発生し、

地震の規模を示す『マグニチュード』は『7.5』を記録。

 

 

子供の頃、テレビ番組で見たのを未だに記憶していますが、

 

 

この『マグニチュード』という単位が『1』増幅する毎に、

その『地震』が保有するエネルギーは『16倍』増加するそうです。

 

 

私たちの感覚からしたら、『マグニチュード』という単位で、

 

 

『6後半』を超えてくると、一派一絡げで『大きい地震』としてしまいますが、

それ以降の『世界(地震規模)』でも、『雲泥の差』が存在するんですね。

 

 

こう考えると、

 

 

数年前に起こった『東日本大震災』の、

『マグニチュード9』という規模が、想像を絶する世界だと改めて痛感します。

 

 

『大自然』の前には、いつも『人間の無力さ』を思い知らされますね。

 

 

今回の『インドネシア地震』においては、地震発生直後、

これだけ大きな規模にも関わらず、『被害者1名』との報道に驚きました。

 

 

しかし、

 

 

実際には、そんな小さな被害で収まっている訳がなく、

日が経つにつれて、実情がわかるにつれて、被害が急上昇で大きくなっています。

 

 

今朝のBBCが伝えるところによると、

 

 

地震と津波を合わせて、今回の一連の騒動での被害者は、

現在、確認できているだけでも『1347人』であり、今後も大いに増加する可能性ありです。

 

 

各メディアが伝えているのでご存知かも知れませんが、

 

 

近年発展していると言っても、そこはまだまだ途上国。

インフラの回復も壊滅的ですし、被災者への配給を通した物資支給も滞っています。

 

 

驚いたのですが、現在、現地では『略奪』も、警察組織が『黙認』しているようですね。

 

 

被災した店内から集団で、平然と、物資を運び出す人々を見て、

それが『略奪』の映像だと理解するのに、少し時間を有しました。

 

 

更に、

 

 

日本で到底考えられない事ですが、地震により外壁が倒壊した某刑務所では、

収容されている囚人を、一時的に(?)全員解放してしまったとの事です。

 

 

何でも、

 

 

地震発生当初、監視員が『5人』しか在席しておらず、

『数百人』という囚人をパニック回避させることが出来なかったのだとか。

 

 

確かに、それは相当大変な事態だと思いますが、

 

 

『一時的に解放』された囚人が、ほとぼり覚めて戻ってくる訳もなく、

『リアル版・脱走中』が、現実世界として起こってしまっているのです。

 

 

本当に、途上国で非常事態になると、収拾が付かず、

未だ先進国とされる『日本』において、想像できない出来事が起こります。

 

 

20代の中盤から後半、

 

 

東南アジア、アジア諸国始め途上国を歩いて回ったことがありますが、

そこで目にした『物乞い』の方々は、日本では見たことないレベルのプロフェッショナルばかり。

 

 

そういった国々から帰国すると、

いかに、『日本』という国が全体として恵まれ、平和なのか実感しますね。

 

 

話は変わりますが、

 

 

私が拠点として活動する『大阪』は、例年、『災害』とは縁遠い土地ですが、

今年に限っては、地震、集中豪雨、大型台風直撃2回と、災害に見舞われています。

 

 

2回目の台風はつい先日通過していきましたが、

大阪のみならず他の地域でも、甚大な被害をもたらしていますよね。

 

 

特に、『中部電力』が電力供給する『静岡県』においては、

未だに電力ストップしているエリアも存在するのだとか。

 

 

それ以外にも、様々被災されている方々もいらっしゃるでしょうが、

『日本』においては強奪等起きず、『秩序』は保たれているように思えます。

 

 

やはり、途上国より、幾分恵まれている証拠ですよね。

 

 

一般的に、

 

 

『お金持ち』に対して良くないイメージを持つ方もいらっしゃるようですが、

私の認識では、概論としてそれは『間違い』で、裕福な人ほど『心』にゆとりも有ります。

 

 

例えば、

 

 

所持金が『1000円』しかない方からそれを取り上げたら怒りますが、

保有資産が『10億円』ある方に同じ行動をしても、『寄付』としか感じません。

 

 

中には、

 

 

モラルの問題で『略奪は許せない!』と怒る、正義感強い人もいるかもですが、

そのかたも、前者と共通するのは、『困窮』から来る『怒り』ではないという事です。

 

 

しかし、

 

 

これが『経済的に余裕がない』『取られたら、無くなる』と考える方々においては、

『モラル』を保つ前に、『人より早く手に入れる』事が最善策のように考えられます。

 

 

まさに、

 

 

インドネシアにおいて、地震を発端として起こっているのはそれで、

経済的に『困窮』しているエリア・人間の前では、『理屈』は理解されません。

 

 

『心』に余裕があってこそ、『秩序』は保たれると思うのです。

 

 

今、かろうじて『日本』においては、

災害等で被災しても、他人を思いやり、『秩序』が存在しています。

 

 

ただ、

 

 

とても残念な話ですが、

2040年には、日本は『先進国』から陥落して、『途上国』になるそうです。

 

 

公式ブログでも常々情報発信していますが、

『労働人口の減少』『社会保障受給者の増加』『継続的な財政悪化』を考えれば、それは自然な事。

 

 

2018年、今年生まれた子供たちが、成人を迎えるほど近い未来です。

 

 

その時、『日本』は、そこで暮らす私たちは、『秩序』を保てるでしょうか??

 

 

この答えは、国民一人一人が『資産形成』を自ら進め、

『経済的自立』を果たしている人間の多さによって決定すると考えます。

 

 

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人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
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