『海外』と『日本』で全く異なる、金融業界の『常識』。

今日のテーマは、『海外と日本で全く異なる、金融業界の常識』です。

 

 

昨日、一昨日の公式ブログでご紹介させて頂いたり、

SNSで繋がっている方々には随時配信させて頂きましたが、

クライアントの皆さんと香港渡航し、昨夜、帰国しました。

 

 

昨日、

 

 

現地・香港は、日本で言うところの『初夏』を思わせる陽気で、

ジャケットなど、上着を羽織ると汗ばんでしまうほどの暖かさ。

 

 

一転、

 

 

帰国すると、日本はまだまだ寒い状況で、

冬用コートで十分という寒暖差になかなか対応出来ませんでした。

 

 

今回、

 

 

香港渡航では『ビジネス』の要件がとてもスムーズに進んだ為、

いつもより『観光要素』が多めで、『食』も充実した楽しいものでした。

 

 

それでも、

 

 

現地でしか聞けない話があることも事実で、折角渡航したので、

クライアントの皆さんにも、その辺りの話も聞いて頂きました。

 

 

いつもそうなのですが、

 

 

香港に渡航して『現地でしか聞けない話』を聞かれた際、

『日本の常識』で生きてこられた方々の多くは、とても驚かれます。

 

 

と言うのも、

 

 

ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、

国内外で『基準値:スタンダード』は、大きく異なることが有るからです。

 

 

そして、

 

 

時として、『海外』のそれは『日本の常識』を大きく超える事が有り、

『存在すら想像していないもの』を目の当たりにして驚かれるのです。

 

 

公式ブログ読者の皆さんも、

また機会があれば、それらに触れられてみると良いと思います。

 

 

私たちが香港渡航中、日本では、ちょっとした報道が世間を賑わせました。

 

 

『郵便局員が保険の違法営業 高齢者を騙して強引契約も』

 

 

『振込め詐欺と変わらない! 郵便局員、違法営業の実態』

 

 

なかなか衝撃的な『見出し』の記事ですが、

どちらも、西日本新聞社の取材で判明した『郵便局員』の悪事を伝えるものです。

 

 

2015年度以降、

 

 

郵便局員の関わる所で、全国で保険業法違反に当たる営業行為が68件発覚しており、

それら全てにおいて、監督官庁である『金融庁』に届け出ていたことが分かった、と。

 

 

更に、

 

 

『内規』に違反する不適正営業も、同期間中『約440件』に上っており、

特に、地方で信仰の厚い『ゆうちょさん神話』の崩壊が証明されています。

 

 

具体的には、

 

 

『年率約114%を謳う虚偽資料で契約を締結させられた。』

 

 

『認知症の高齢者に対して、内容説明無く契約締結した。』

 

 

『90歳の父親の月額保険料が50万円を超えている。』

 

 

『理解能力の落ちる高齢者に対して、資料改竄までして提案している。』

 

 

等々、

 

 

『ナニワ金融道』に出てくる悪徳金融業者も真っ青な、堂々たる手口で、

『高齢者』『認知症』の方々を中心に欺き続けてきた実態が明らかになりました。

 

 

『平成』も終わろうかとする現代に、

時代を超越したかのように錯覚させる、なかなかの『筋金入りの悪』ですよね(笑)

 

 

実際、

 

 

2015年の調査開始から約3年半の間に、

全国の郵便局には、金融商品契約について、

『1万4000件』もの苦情が寄せられていた事が分かりました。

 

 

勿論、

 

 

中には、もみ消されているものも少なからず存在しているはずですが、

判明しているだけでも、営業日換算『1日20件』を超える超ハイ・ペースです。

 

 

実例を挙げると、

 

 

『貯金だと説明を受けて契約締結したら、後日、保険証券が郵送されてきた。』

 

 

『契約締結を拒み、帰るよう説得したら、4時間も居座られた。』

 

 

これらも、3行広告の業法すれすれの悪徳業者の行動ではなく、

かつて『ゆうちょさん』と信仰された『郵便局員』がとった行動です。

 

 

これらは完全なる『犯罪』であり、今回の報道で明らかになるだけでなく、

何故、該当担当者が『懲戒解雇』されていないのかが、不思議なほどです。

 

 

ただ、

 

 

今日の公式ブログで、私がご紹介したいのは、

西日本新聞が報じる『郵便局(ゆうちょ銀行)の違法営業行為』では有りません。

 

 

タイトルに戻って欲しいのですが、

 

 

『海外』と『日本』でアクセス出来る金融商品において、

その『基準点:スタンダード』が全く異なるというポイントです。

 

 

商品の詳細はここでは述べませんが、

 

 

要は、海外の場合、金融商品は『コスト』を徹底的に排除して、

契約希望者に対して、『魅力的な商品』を作っているという事。

 

 

反対に、

 

 

何故、前述の郵便局員が違法営業しなければならなかったかと言うと、

『商品力』に魅力がない為、契約者が望んで契約するものでは無かったからです。

 

 

営業のスタンスも、全く異なります。

 

 

『海外』の場合、『商品力』に魅力がある為、

契約希望者自身が内容・アクセス方法を調べ、

自ら『契約希望』して代理店等にアプローチして来る。

 

 

つまり、

 

 

『契約希望者サイド』が頭を下げて、

『私に契約させてください』と言ってくることになります。

 

 

前述の通り、

 

 

『全く魅力のない商品』を、『昭和』もびっくりの営業マンが、

ゴリゴリの違法営業で契約締結を迫るものと格段の違いですね。

 

 

こういった点も、『日本』にだけ留まっていたら分かりません。

 

 

私自身、一概に『海外が良い』というつもりは全く有りません。

 

 

ただ、

 

 

『小さい世界』に留まり、その『常識』だけに囚われていたら、

絶対に『知り得ることが出来ない世界』が有るというのも事実です。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
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・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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