今日のテーマは、『財政健全化、本気ですると思ってますか？？』です(^_^)★
日本人は、世界でもトップクラスの『経済オンチ』国民です。
なかなか、シャープな表現の鋭い『導入』ですね（笑）
より詳しく言うと、
『経済オンチ』と言うよりは、
そもそも、『経済を全く知らない・意識していない』と言う方が正しい。
私がまだ子供だった２０年、２５年前は、
それでもまだマスメディアも『報道』をちゃんとしていたと思います。
しかし、
現在、テレビを付けて流れてくるのは、
安い作りのコメディー番組や、繰り返されるクイズ番組、
まったく興味の湧かない他人の大家族がどうやという話。
真面目な『報道番組』の数は激減しているように思い、
『日本国民・総おバカさん計画』が絶賛開催中です(^_^)
そういった時代の流れの中で、
少しずつ、少しずつ、日本の財政の状況もどんどん深刻になっています。
最近も、また次のような報道が出ました。
『平成３２年度にPB黒字化目標、政府が先送りを検討へ』
皆さん、この報道が流れたのを知っていますか？？
まずその前に、こういう時に出てくる『PB』、
何の略かわかっている方々がどれほどいるか（笑）
国の財政の話の時に出てくる『PB』は、
『プライマリー・バランス』と言って、国の年間収支の事です。
要は、
国の収入である『税収』諸々と、
年間の支出である『歳出』を差し引きした値です。
これが、今に日本は思いっきり『マイナス』。
当初、政府は経済財政運営の『骨太方針』なども定め、
『平成３２年度』を目標にこれを黒字化する目標でした。
しかし、
経済活動の停滞から『税収』の伸びも芳しくなく、
少子高齢化の加速から、社会保障費も増大し続け、
『歳出』は反対に増大していく一方となっています。
今回、
政府は『PB黒字化』の目標を『平成３２年』から先送りし、
税収アップ・歳出カットの結果、『平成３５年』に収支トントンを目指す方針に変えるようです。
でもね、、、、、、、、という話。
これは、決して今の政権が良くないとか政治的な話ではなくて、
『構造的』に、日本の財政健全化はあり得ない、と個人的には考えます。
戦後復興から高度経済成長、バブル景気の時代を経て、
日本は既に、世界でトップクラスに恵まれた国になっています。
今から、何か新しい『物』が欲しいとかは、有り得ない。
増して、
人口は今後横ばい傾向にあり、
特に、現役世代：経済活動が活発な世代はどんどん減少していきます。
このような国で、『税収』を現行制度のまま上げることは、
とてもシンプルに考えて、厳しいことがわかると思います。
また、
現役世代が減る一方、高齢者層は増えていきますから、
『社会保障費』は年々最高値を更新していき、こちらは暫く上昇し続ける。
『歳入は減る』『歳出は増える』
この２つの事実がほぼ決定稿で見えていますから、
シンプルに、シンプルに考えて、財政健全化は不可能な話です。
２０１６年度末をもって、
地方債も合わせた国の債務総額は『約１２６０兆円』。
日本の現在のGDPが『約５００兆円』程ですから、
『GDP比２５０％』の借金を積み上げていることになります。
以前の記事でも書きましたが、
ここまで債務を積み上げている国というのは、国際社会でも経済問題児な国々ばかり。
そのトップが我らが『日本』ですから、
日本人はとても勤勉で優秀な国民にも関わらず、
『経済』においてはクラスNo. 1の『ど不良』といった位置付けです。
この状況においても、
皆さんは『お金』『経済』から目を逸らし続けて生きていきますか？？
多くの国民がバラエティー番組ばかり見て馬鹿になる一方、
少数派の方々は、確実に『お金』のことを考えて準備をスタートしています。
皆さんは、どちらサイドでしょうか？？
今日の私の話を通して、『このままではまずい！』と気付き、
『具体的に、資産形成をスタートしたい！』と感じた方は、
ぜひ勇気を持って『お金のセッション』を受講してみてください(^_^)★
それでも、『いきなり個人セッションも勇気がない』という方もいらっしゃると思います。
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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、
本当に人生は好転していくものだと思います。
ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。
皆さんに直接お会い出来るのを楽しみにしております(^_^)★
井上耕太事務所
代表 井上耕太
