今日のテーマは、『最近の動向に見られる、日本経済の末期症状とは??』です(^_^)★
少し、長めのタイトルですね。
適当なものがパッと出てこなかったので、これにしました(笑)
でも、もしかしたら、これがしっくり来ているかも知れない(^_^)
昨日の公式サイトブログでは、
『オリンピック後は、どうなるのだろう??』という記事をアップしました。
その前3日間ほど更新がストップしてしまったので、
個人的には、少し文章を書く『リハビリ』の意味で書いた記事。
それでも、
結構多くの方々から反響があったことに、
書いた本人が一番驚いています(笑)
きっと、日本の経済情勢にアンテナを張って、
意識している方々が多くなって来ているからでしょうね。
それで、今日の本題に入りますが、
日本経済の『末期症状』、皆さん、何だかわかるでしょうか??
私の情報発信では一貫して、
これから暫く(数十年〜百年程)の日本経済は、
かなりの正念場を迎えるとの考えを展開しています。
『一般会計』だけで語られる話では決してないですが、
日本の財政状況は良くなく、既存の社会保障もどんどん崩壊していく。
それも、
日本人の多くがイメージしているよりも、
より早いスピードで、近い将来の出来事になりそうです。
それで、
日本の財政状況が良くないというのは、
『現時点で、借金を積み上げ過ぎている』という話もありますが、
そもそも、国家としての毎年の支出にあたる『歳出』に、
税収を主とする『歳入』が追いついていないという事があります。
個人レベルで考えるとわかりやすいですが、
要は、『収入』以上に、毎年毎年『支出』してしまっているんです。
『これまで』の借金累積問題もありますが、
そこを考える前に、そもそも、『今』の経済状況を考える必要があります。
今、この瞬間も『借金』し続けている人間が、
これまでの『借金』なんて、返済できる訳が無いですからね。
この状況を打開する方法としては、
シンプルに、大きく次の2パターンが考えられると思います。
①『歳出』を減らす。(支出を減らす。)
②『歳入』を増やす。(収入を増やす。)
本来はまず『①』を考えるべきだと思うのですが、
残念ながら、長年染み付いた『浪費体質』はなかなか改善することは出来ません。
それは『個人レベル』で『国家レベル』でも同じで、
日本国については、事もあろうか、この状況で支出増加傾向にあります。
それ故、解決策としては『②』が選択されるのですが、
これは、シンプルに国民への税収をアップさせるという取組みです。
近年でも様々出て来ましたが、
『消費増税』『相続税控除額減額・税額アップ』『贈与税増税』等がそれです。
これらの『増税』でもなかなか厳しい状況を表しているのですが、
最近、それ以上に不穏な空気が漂い始めました。
それが、最近、話が出始めた『内部留保に対する課税』です。
『税金』に関して、ざっと全体的に眺めてみたらわかりますが、
本来は、お金が『移動』する際に、徴収されるシステムです。
『消費税』は、物を『消費した』際に。
『相続税』は、相続で『受け取った』際に。
『贈与税』は、贈与で『譲り受けた』際に。
『所得税』も、給与として『支払われた』際に。
各種『取得税』も、所有権を『移動した』際に。
などなど。
『固定資産税』『自動車税』等、
『物』等を所有する場合にかかる税金など例外があることは確かです。
しかし、
本来、『税金』というのは、前述もさせて頂いたように、
『物』『お金』が移動を伴う場合に、その場面で徴収される性質のあるものです。
それが、
今回の『内部留保課税』に関しては、
まったく『移動』を伴わない場面でも徴収されてしまう事になります。
現在、日本の企業全体の合計で、
その内部留保は『約400兆円』にものぼると試算されています。
確かに、ここに課税できるようになれば、
一気に税収アップも見込めるかも知れません。
しかし、これは倫理的にOKなのでしょうか??
『内部留保』は企業のお金なのでピンと来ないかも知れませんが、
これを個人レベルで考えたら、『資産課税』そのものです。
あなたが銀行をはじめとした金融機関に預け入れている預貯金に、
『保有する事』に対して課税されるようになったら、いかがですか??
全く、納得がいかないですよね(^_^)
みなさんの意見は、
『いや、企業はあっても、個人はないでしょう。』でしょうか??
でも、
あなたは、日本国政府が、
過去に『資産課税』を国民に課したことがあるという事を知っていますか??
それでも、能天気に構えていられるでしょうか??
ご存知の方も多いでしょうが、
肝臓は『沈黙の臓器』と呼ばれています。
なまじ体力があり、ストレスに耐えられる強さがありますが、
その分だけ、『症状』が表に出て来た時には『末期症状』であることが多いです。
これは、『日本経済』も同じ。
純粋に価値を生み出すことで、
GDPを『約500兆円』も稼ぎ出す、世界的にみても凄い国です。
それだからこそ、経済的な体力があり、
今のような悲惨な経済状況でも、何とか耐えきることが出来ている。
ただ、
『沈黙の臓器:肝臓』と同様、
『症状』が出始めた時は、すでに『末期症状』であることも。
今回取り上げた『内部留保に対する課税』は、
今の段階では、まだまだ正式決定事項ではありません。
しかし、
そもそも、そのような議論が出てくる時点で危ないのです。
『症状』がちらほら出始めていると感じるのは、私だけでしょうか??
常々お伝えさせて頂いてますが、
これからの時代、『資産形成』は国民一人一人が自力本願でする時代です。
国家も、企業も、人も、誰も助けてはくれません。
そんな時代だからこそ、意識をしっかりと持って、
自らの足で立ち、『資産形成』に励んでいくことが大切だと思うのです(^_^)★
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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、
本当に人生は好転していくものだと思います。
ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。
皆さんに直接お会い出来るのを楽しみにしております(^_^)★
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『今すぐ、資産形成をスタートしたい!』という方は、
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井上耕太事務所
代表 井上耕太