『コロナ危機』に関連する貧困は、『他人事』ですか??

今日のテーマは、『コロナ危機に関連する貧困は、他人事ですか??』です。

 

 

『新型コロナウイルス』の感染者増加が、止まりません。

 

 

昨日の公式ブログ中、

 

 

『国内累計感染者が2万人を超えた』とご紹介しましたが、

その後、『3万人突破』という速報も流れてしまいました。

 

 

確かに、

 

 

『第一波』発生当初と比較して、『未知のウイルス』ではなくなり、

医療現場での導線も大方決定されたことから、落ち着きを見せます。

 

 

実際、

 

 

基幹病院におけるICU稼働率も、以前より逼迫する状況にはあらず、

感染者数増加と裏腹に、『死者数』は殆ど増えなくなりましたよね。

 

 

ただ、

 

 

それにより、『経済活動』が完全復活を遂げるかと言うと、

決してそうでは無いことは、皆さん、ご承知のとおりです。

 

 

日本政府は、

 

 

迷走して『Go To キャンペーン』なる施策を強行してしまい、

4連休、全国の観光地で、人の流れが戻りつつあるようです。

 

 

しかし、

 

 

皮肉なことに、今回の判断で感染者数は激増するでしょうから、

『経済活動』を再ストップさせてしまう可能性を秘めています。

 

 

著名な社会はブロガーとして活躍される『ちきりん』さんのブログでは、

今回の件に絡めて、政治家と地方旅館の蜜月関係も紹介されていました。

 

 

あらゆる物事は、

 

 

1つの物差しで『善・悪』を判断することは出来ませんが、

中長期視点で、今回の判断が正しかったのかは、疑問です。

 

 

昨日の公式ブログでは、

 

 

『株式市場は、2番底に向けて動き出すのか??』と題して、

週明けから暫く、株式市場が『下落リスク』を孕むことをご紹介しました。

 

 

ただ、

 

 

これは、世界各国政府・中央銀行が『応急処置』として、

ジャブジャブと『金融緩和』を行ってきたことの『ツケ』の解消です。

 

 

繰り返し述べている通り、

 

 

今、世界には『投資マネー(緩和マネー)』が溢れ返っており、

行き場を模索する資金が、市場に流入して株価を押し上げます。

 

 

しかし、

 

 

『経済活動』が戻り切っていない現状、

それは『実体経済』とは乖離するので、

いつか、『歪』を解消する時が訪れる。

 

 

勿論、

 

 

中長期的視点では、右肩上がりの経済成長は続きますが、

一時的なリセッション(景気後退)が訪れても、不思議ではありません。

 

 

ただ、

 

 

私が、本日、述べようとしていることは、別の『リスク』で、

根本的部分で、『実体経済』が悪化する予兆が出て来ました。

 

 

東京商工リサーチによると、

 

 

2020年内、休廃業・解散に追い込まれる企業数は、

現行集計をスタートして初めて、『年間5万件』を超える見込みです。

 

 

これにより、全国で『十数万人』規模の雇用が失われます。

 

 

また、

 

 

上記数字とは別に、企業倒産件数も『年間1万件』を突破する見込みで、

欧州ソブリンショックに揺れた2013年以来、7年ぶりの高水準です。

 

 

更に、

 

 

『緊急事態宣言』発令前後からの、全国的な経済活動減速により、

全国には『休業者(失業予備軍)』が600万人規模存在します。

 

 

共同通信社の速報では、

 

 

生活苦に陥った世帯が、目先の資金を調達する為に活用する、

『緊急小口融資』の申請が、現在、殺到していると言います。

 

 

この制度、

 

 

『最大20万円』を無利子で借りられるというものですが、

申請総額『1045億円』から割り戻して算出してみると、

『約50万』を超える世帯が申請している計算になります。

 

 

この申請数は、

 

 

2008年、金融危機発生時の『80倍』に相当しており、

今でも週2〜3万件ペースで、新規申請する世帯が増加しているのだとか。

 

 

現時点、

 

 

『第一波』の収束から、『経済活動』を強行再開している状況ですが、

それでも、雇用・経済面でリスクを抱える人が、多数存在しています。

 

 

『第二波』の威力が強まり、

 

 

再び、『経済活動』がストップさせられる状況に陥れば、

その該当者も劇的に増加し、その程度も、想像を絶して悪化します。

 

 

『コロナ危機』に関連する貧困は、『他人事』ですか??

 

 

5月末の『緊急事態宣言』解除から、約2ヶ月が経過しました。

 

 

私も含めて、社会全体に『楽観ムード』が漂い始めています。

 

 

これから、必ず到来する『第二波』を見据えて、

可能な限り、『準備』を進められることをお勧めしたいと思います。

 

 

定期開催する『資産形成セミナー』は、今後も、暫くの期間、

『リアル』『オンライン(Zoom)』を並行して開催します。

 

 

——————————————————————–

■7/29(水)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@大阪・梅田■

****セミナーご案内ページはこちら*****

 

■8/29(土)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@Zoom■

****セミナーご案内ページはこちら*****

*ご希望の開催日時を選択の上、お申込みください。

——————————————————————–

 

 

また、

 

 

『オンライン開催』については、『リアル開催』の場合と異なり、

ご希望頂いた方への『1対1:個別受講』も対応させて頂きます。

(*この時期限定のご対応です。)

 

 

その場合、

 

 

通常開催(集合セミナー形式)より『濃い』情報をご提供出来ますので、

受講希望される方は、この機会を、ぜひ有効活用して頂けたら幸いです。

(*予告なく終了する場合もありますので、ご了承下さい。)

 

 

——————————————————————–

■7/29(水)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@大阪・梅田■

****セミナーご案内ページはこちら*****

 

■8/29(土)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@Zoom■

****セミナーご案内ページはこちら*****

*ご希望の開催日時を選択の上、お申込みください。

——————————————————————–

 

 

*上記ご案内ページにアップする日程以外をご希望の方は、

 下記アドレスまで、直接お問い合わせ頂けたら幸いです。

*井上耕太事務所公式:michiamokota0421@gmail.com

 

 

井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

【活動理念】
・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

■詳細なプロフィールはこちら■
https://michiamokota0421.com/profile