『ブードゥー経済学』の破綻は、日本市場で証明されるのか??

今日のテーマは、『ブードゥー経済学の破綻は、日本市場で証明されるのか??』です。

 

 

『ブードゥー(呪術)経済学』

 

 

皆さんは、この言葉を知っていますか??

 

 

『理論的根拠』は乏しいながらも、その破綻が証明出来ず、

市場において、『都市伝説』的に信じ続けられている経済学です。

 

 

世の中には、様々存在しています。

 

 

その1つに、次のようなものが有ります。

 

 

『自国通貨建てで債券発行する国家は、破綻する事は無い。』

 

 

一見、有り得ない話のように見えますが、その破綻を証明出来ず、

正に、『ブードゥー(呪術)経済学』を象徴するような典型例ですよね。

 

 

この理論、特に、私たち『日本人』にとっては馴染深いものかも知れません。

 

 

と言うのも、

 

 

この理論を地で行くのが、現在の『日本経済』で、

GDP比200%超という莫大な借金を積み上げながら、

それでも尚、進み続けようとしている国家だからです。

 

 

数年前、

 

 

『財政破綻』が持て囃された『ギリシャ』という国家においても、

『国家債務』の累計は、GDP比170%程度に留まっていました。

 

 

しかし、

 

 

日本のそれは、現在では、その基準を大幅に突破し、

増大する『社会保障費』の煽りを受けて、どんどん加速度を増しています。

 

 

もしも、

 

 

前述の『ブードゥー(呪術)経済学』が成立すれば問題無いですが、

莫大な借金を積上げ続けて『破綻しない』という事は、起こり得るのでしょうか??

 

 

仮に、

 

 

それが成立することが証明されれば、

人類史上初、国家による『錬金術』が発明された『歴史的瞬間』を迎えます。

 

 

ただ、

 

 

私が、全ての思考の根底にしている『自然の摂理』からは逸脱しており、

『ロジック』云々の前に、その不成立は『感覚的』に理解出来そうです。

 

 

背理法的に証明しようと試みると、

 

 

もし、その理論が証明するのであれば、国家は無限に借金が可能で有り、

昨日の公式ブログで取り上げた、『消費増税』も全く必要ない事になる。

 

 

それどころか、

 

 

そもそもの『税金』という概念すら存在意義が失われ、

世界は、『富』と『平和』に溢れるユートピア(理想郷)が訪れるでしょう。

 

 

そこまで満たされてしまったら、

それはそれで、また新たなレベルでの課題も生まれて来そうですが。

 

 

しかし、

 

 

現実には、それは成立する事はやはり厳しそうで、

その理論破綻を証明するのが、我らが『日本経済』になりそうなのです。

 

 

ご存知の方々もいらっしゃいますが、

現在、『日本市場』は様々な課題を孕みながら進み続けています。

 

 

前述した『(返済不能の)累計債務』の問題も然りですが、

『中央銀行(日本銀行)』が過度に市場介入している問題も、解決策が見えません。

 

 

実際、

 

 

2019年3月末時点で、中央銀行である『日本銀行』は、

東証一部上場企業全体の『49.7%』で『大株主(*)』の地位を確立しています。

(*株式保有シェアトップ10以内。)

 

 

また、

 

 

『年間6兆円』ペースの上場投資信託(ETF)購入も『周知の事実』で、

『株式市場』への影響力は、今後も増大し続けていく事が予想されます。

 

 

もしも、

 

 

このままのペースで『日本銀行』が買い入れを進めていけば、

来年2020年末にも、『クジラ(GPIF)』を抜き去る計算になります。

 

 

ただ、

 

 

買い貯めた『株式』『ETF』はいつかは市場に還流せねばならず、

日本市場における、この底上げの『偽装工作』は魔法が解かれる時が、必ず来ます。

 

 

そして、

 

 

いつの世も、『魔法』は一瞬で解けてしまうものであり、

顕在化した時には、『挽回不能』になっている事も『常』なのです。

 

 

加えて、

 

 

『債権市場』においても、政府コントロールは行われており、

『財政ファイナンス』が推し進められる日本いおいて、

『国債価格・利回り』は、もはや適性評価出来ない事態に陥っています。

 

 

こちらも、

 

 

『株式市場』とまったく同様のロジックで、

一度『逆噴射』が起こり始めると、恐らく、完全に『コントロール不能』に陥る。

 

 

こうして、

 

 

一連の『歪』が一気に調整される形で、

『ブードゥー(呪術)経済学』の破綻も無事証明される事となります。

 

 

私たち『日本人』にとっては、『他人事』では済まされませんが。

 

 

兎に角、

 

 

今日の公式ブログでは、私たちが置かれている状況が、

読者の方々に、少しでも伝われば良いと考えています。

 

 

なまじ、

 

 

『経済的体力』があるが故、日々、平穏に過ぎているように思えますが、

刻一刻と、『時限爆弾』は危機的状況に向けて、時計を進めています。

 

 

その事に、あなたはきちんと気付いているでしょうか??

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
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