『マイホーム』という名の魔物①★

今日のテーマは『マイホームという名の魔物①』です(^_^)★

 

『①』と付いているのに気付いた方。

 

とても『勘』が良いですね(^_^)

 

今日から暫く、

『マイホーム』についてシリーズで書いていきます。

 

まず、

 

結論から言って始めようと思います。

 

『マイホーム』は、買うな。

 

以上です(笑)

 

その理由を、数日に分けて書いていきますね(^_^)

 

これから『マイホーム』を買おうという方、

これから数日の記事は必ず読んでください。

 

決して、『買うな』という訳ではありません。

 

ただ、

 

『リスク』を全て理解した上で行動してください。

 

既に買ってしまった方は、、、、

読んでて気分が悪くなりだしたら保健室に行きましょう(笑)

 

親たちの世代は、『マイホームを買え!』と言ってきます。

 

それは、

 

彼らの時代は、それが『正解』だったからです。

 

でも、

 

時代は移りゆき、絶えず変化してますよね。

 

今の時代に『俺、侍になろうと思う!』と宣言したら、

周囲全員が『やめとけ!』と反対すると思います。

 

現代では、『侍』では立身出世できない。

 

言葉を変えたらわかりますが、

 

今の時代に『マイホーム買う』という人は、

『侍になる!』と言うのと同じことですよ。

 

最近、それでも若い世代の方々も気付き始めた。

 

何も考えずにローンで『マイホーム』買うことが、

『何か違うし、何かおかしいぞ??』、と。

 

ただ、

 

自分では上手く説明することが出来ない。

 

そのロジックは、上手く説明できない。

 

そんな方々が、有り難いことに、

私の著書を読んで『確信を持てた!』『納得できた!』と言って頂けます。

 

中には、

 

『この本を読んで、購入するのを辞めました』という声も。

 

善良な市民の方々を救うことが出来て、幸いです。

 

ご興味持って頂ける方は、ぜひ読んでみて下さい(^_^)★

 

 

*記事横に、書籍紹介サイトへのリンクがあります(^_^)★

 

とてつもなく長い前置きから(笑)、やっと今日の本題に入ります。

 

『マイホーム購入』を止めるよう勧める理由。

 

その1つ目は、『資産運用』の黄金則の観点からです。

 

『投資』『資産運用』の勉強をされた方は、

次のような『黄金ルール』を聞かれたことがあると思います。

 

『株式:債権:不動産、資産三分法』

 

『債権』の部分は、

『コモディティ』に置き換えられる事もあるかも知れませんね。

 

『コモディティ』というのは、

『金:ゴールド』などに代表される『現物』の事です。

 

『一攫千金』を狙うギャンブラーは別ですが、

世間一般多くの投資家は『着実な』資産形成を目指す。

 

そうなった時、この『資産三分法』は、

個人的にも適当な投資スタイルだと考えます。

 

ところで、

 

皆さん意識されてか知らずか別として、

『マイホーム購入』というのは『不動産投資』です。

 

自身の金融資産をつぎ込むのはおろか、

金融機関から借り入れまでして実行する『不動産投資』。

 

例えば、

 

サラリーマンで金融資産『500万円』保有した人が、

この資金を頭金にして『マイホーム』購入する場合を考える。

 

金融機関から『3500万円』借り入れして、

総額『4000万円』の物件を買ったとしましょうか。

 

『貸借対照表』の知識があるとわかりやすいですが、

この時、マイホーム購入の『瞬間』の状況は次のようになります。

 

(資産の欄)

・マイホーム(物件価格):4000万円

(負債の欄)

・金融機関からの借り入れ:3500万円

(純資産)

・上記2つの差額:500万円

 

この時点で、黄金則『資産三分法』は、

既に脆くも崩れ去っています。

 

この方の『資産運用』の未来は、

『マイホーム』という不動産価格に思いっきり影響を受けます。

 

事実、

 

もしこの人が『新築物件』を買っていた場合、

買う時点で『新築プレミア』が10〜20%乗っています。

 

これはどういうことかと言うと、

 

購入の契約書に判を押した時点で、

その金額が吹っ飛ぶということです。

 

決して、『1ミリも使用していなくても』です。

 

『1秒前』と『今』で物件自体は変わりませんが、

ハンコを押した瞬間に吹き飛ぶという意味です。

 

『10〜20%』と書きましたが、間をとって『15%』にしましょうか(^_^)

 

そうすると、

 

契約書に判を押した直後の資産状況は次のようになります。

 

(資産の欄)

・マイホーム(物件価格):3400万円

(負債の欄)

・金融機関からの借り入れ:3500万円

(純資産)

・上記2つの差額:▲100万円

 

わかりますか??

 

先ほどまで、この人は、

『自由に使えるお金』として金融資産を『500万円』持っていました。

 

しかし、

 

『マイホーム』購入を決断し、実行したために、

一気に『▲100万円』の負債持ちに変わったのです。

 

『600万円』

 

サラリーマンの方々からしたら、

『ま、いっか』という金額では無いですよね。

 

この金額を一瞬で失うのは恐ろしいですが、

『マイホーム』という魔法がかけられると、皆さんいとも簡単に失ってしまいます。

 

さらに、購入後数年してくると、、、、

 

(資産の欄)

・マイホーム(物件価格):2000万円

(負債の欄)

・金融機関からの借り入れ:3000万円

(純資産)

・上記2つの差額:▲1000万円

 

なんて事も。

 

これ、極端な事例だと思いますか??

 

少し前、大阪の芸人さんが、

テレビで自身の『マイホーム価格』の話をしていました。

 

『4000万円で買ったものが、4年で2000万円まで下がった』と。

 

大阪の一等地に買ったマンションの事です。

 

大阪という全国的に見ても大都会においてもそうです。

これが、地方都市となれば更に物凄い勢いで下落します。

 

これから人口が減っていく中、

わざわざ地方都市に住もうとする人なんて、いない。

 

不動産業界の稼ぎ頭『マイホーム』、

新築物件も毎年輩出される中で、中古物件価格は高くならない。

 

だから、ここまで考えて『マイホーム』は買ってね。

 

ちなみに、

 

『資産三分法』の観点で考えたら、

『4000万円』の不動産投資をするには、総資産として『1億2000万円』が必要です。

 

この金額持っている人は、『キャッシュ:現金』で買って良し(^_^)★

 

こんな感じで書いていきます。

 

『お金』について真剣に考えたくなった方、

スタートアップに最適なセミナーがあります。

 

1月25日(水)19:30-21:30の日程で開催、

『本気のライフプランセミナーin大阪』です。

★セミナー詳細ご案内はこちら★

http://ameblo.jp/michiamokota0421/entry-12232438244.html

 

『具体的に行動したい!』と、

ご興味持って頂ける方は、ぜひご参加ください。

 

あなたにとって、最適な『きっかけ』になると思います(^_^)★

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

【活動理念】
・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

■詳細なプロフィールはこちら■
https://michiamokota0421.com/profile