『世界二大大国』間の争い、結末はどうなるか??

今日のテーマは、『世界二大大国間の争い、結末はどうなるか??』です。

 

 

先日の話になりますが、

 

 

去る5月10日、米国本土時間0時1分(日本時間同日13時1分)、

米国が、中国からの輸入製品に対して『関税25%』への引上げを実行しました。

 

 

数日前、

 

 

公式ブログの記事中でもご紹介しましたが、

対象となる製品輸入総額は『2000億ドル(約22兆円)』相当。

 

 

現行『10%』だった税率が、一気に『15%』も上積みされた事になります。

 

 

当初、

 

 

並行して開催されていた両国通商協議において、

議論を有利に進めるための米国の『フェイク』と思われましたが、

事前公表通り、期限を以って大統領は本当に『追加関税』を発動。

 

 

これを受けて、

 

 

当然、中国サイドは黙ってはいないでしょうから、

今後、米国製品に対する『報復措置』を講じる事になります。

 

 

ただ、

 

 

少し意外だったのが、想定よりも友好的に通商協議が終わった為か、

同日付の米国市場『NYダウ平均株価』は前日比114ドル上げて終了した事。

 

 

むしろ、

 

 

『リスク』を警戒した日本市場の方が、『日経平均株価』を、

前日比で『57円』程落として10日の取引を終えています。

 

 

世界的に、

 

 

11日(土)、12日(日)と市場は休場していますが、

この間も『二大大国』間の攻防は継続しており、

週明けに、どのような評価が下るかが注目されています。

 

 

また、

 

 

今回の『追加関税』ですべて『事』が行われた訳ではなく、

米国サイドとしては、中国サイドの譲歩が3〜4週間以内に無い場合、

追加『3250億ドル』分にも追加関税を仕掛けると発表しています。

 

 

随分と、穏やかでは無い『話し合い』ですね(笑)

 

 

大人になっても、人は、冷静に話し合うのは『至難の業』のようです。

 

 

当然、

 

 

中国サイドも、自国内での『米国製品』への関税を高めるでしょうから、

米国サイドとしても、少なからず『痛手』は被る事が考えられます。

 

 

基本的に、

 

 

輸入製品に対する『関税』を高める事は、

同程度の商品であれば『国産商品』の方に価格競争で分が有り、

実行する事で、『輸入製品』の消費を抑制する狙いが有ります。

 

 

ただし、

 

 

増税分のコストを負担するのは、必然、米国市場内での話となり、

販売価格が増加すれば、現在堅調な『米国経済』の減速をも招きかねない。

 

 

この辺り、

 

 

現実はとても『ナイーブ』に相関し合っていて、相手に対する攻撃が、

中長期的な視点で見れば、自身の首をも締めてしまう場合も有ります。

 

 

今回の件も、恐らく、そうなるのでは無いかと見ています。

 

 

しかし、

 

 

米国サイドは強気な姿勢を全く崩しておらず、トランプ大統領などは、

『このまま行けば、通商合意は自身の2期目にずれ込むだろう』とし、

そうなれば『中国にとって遥かに悪い合意になる』と述べています。

 

 

いやいや、本当かな??(笑)

 

 

そこは『ポーカー』の国ですから、

発言そのままを『鵜呑み』にするのは、とても危険だと考えます。

 

 

実際は、『相手』の方が苦しい状況である事も、まま有る。

 

 

確かに、

 

 

今回の『追加関税(25%)』の発動を受けて、

中国のGDP(国内総生産)成長率が1.6%〜2%低下するとの予測も有ります。

 

 

しかし、

 

 

米国内で『中国製品』が大量消費される現状を考えたら、

(*対中貿易は米国の大幅マイナスで推移している。)

米国市場自体の『景気循環』も落ちる事は容易に想像されます。

 

 

更に、

 

 

両国の国民性まで考慮した際に、概論として、米国民は『感情消費』するのに対し、

中国国民は、シビアな観点で消費行動を行いますから、米国製品を買わなくなる。

 

 

もしかすると、

 

 

今回の二大大国間の『喧嘩』により『痛手』を被るのは、

喧嘩を仕掛けたサイドである、『米国』なのかも知れません。

 

 

冷静に考えてみれば、

 

 

歴史的に行われてきた『戦争』も、逃げ場がなくなり、

『苦しい状況』に追い込まれてきたサイドの国家が、仕掛けたものばかりでした。

 

 

そして、『米国』はそれをよくやる。

 

 

21世紀に入り、様々なテクノロジーが発達して、

『自由競争(自由貿易)』が、歴史上かつて無いほど浸透するようになりました。

 

 

これまで、

 

 

国内だけで『製品』の優劣が比べられて来たものが、

世界市場全体で比較されるようになり、

コストパフォーマンス良く、良いものが手に入る世の中になった。

 

 

今回、

 

 

『二大大国』間で行われるであろう『関税』の掛合い合戦は、

この時代の潮流に逆行する行為で、完全に『時代錯誤』です。

 

 

(*恐らく『覇権争い』なのですが、)

『米国』は、何をそこまで恐れているのでしょうか??

 

 

世界2トップがこれを継続する事で、

世界全体としても、『経済成長』が大きく減速してしまう事態に陥る。

 

 

これは決して『対岸の火事』では無く、

『二大大国』の間にある国の国民として、アンテナを張り続ける事が大切です。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

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