今日のテーマは、『大都会0円生活を満喫できる人間が、生き残ることが出来る』です。
まだまだ、『コロナ危機』の終息が、見えて来ませんね。
先行した『7都市圏』に続いて、
全国47都道府県規模に拡大された『緊急事態宣言』ですが、
間違っても、5月7日から『日常』が戻ると、考える人はいないでしょう。
専門家・指揮者の中には、
2020年内どころか、2021年、2022年に跨がり、
人類全体での『集団免疫』獲得には、10年程の期間を要すると仰る方もいます。
そう考えると、
来月(5月)どうこうという話では決してなくて、
経済全体としての『活動自粛期間』も、長期戦になることは必至です。
個人的な考えでは、
このような状況で、バタバタと行動し続けるのは、
『何かが、違う』と、違和感を感じてしまいます。
スポーツ経験者なら理解出来ますが、
野球でも、サッカーでも、バスケットでも、マラソンでも、
積極的に何かを仕掛けても、尽く外れる、『流れが悪い』時間帯は存在します。
その時、
素人は、どんどん焦って『奇策』を仕掛けては、自滅するのですが、
それは、『必要な体力』を、足掻くことで『浪費』した結果に他なりません。
恐らく、
戦国時代、名だたる武将達の『戦』の仕方もそうだったと推測しますが、
『仕掛けるタイミング』に向けて、しっかり『蓄える』時間帯は、絶対に要ります。
そして、
その判断の『妙』こそが、名将・愚将を分けたと思いますが、
私たちも、自分自身の『人生』における、『名将』になる必要があります。
今(今後、暫くの期間)は、ぐっと、耐える時です。
先日の『公式ブログ』でも書きましたが、
これだけ、世界全体の『経済活動』が、一斉にストップしている時、
そもそも、『お金』の流れ自体が滞留しているので、焦って良いことは何もない。
私自身、
今月に入り、『外出自粛活動(?)』を本格化させていますが、
もう、めっきりと『お金』を使う機会は減少してしまいました。
当然、
事務所家賃等の『固定費』は、継続して発生していますが、
『対人』の場面がほぼない為、『接待交際費』の使い道が有りません。
時流に乗り、
『ZOOM』等を活用した面談・ミーティングも継続していますが、
『リアル』でお会いする場合と比較して、掛かるコストは激減している状況です。
『無人島0円生活』
私自身、ほとんどその企画を観ていないのですが、
昔、芸人さんが、『無人島0円生活』に挑戦する企画が有りましたよね。
(*今も、継続中ですか??)
実際、
メディアなので、どこまで『リアル(真実)』なのか真偽不明ですが、
サバイバル生活に挑戦し、『お金』を使わず、生活していく企画だったようです。
そもそも、『無人島』であるなら、『お金』など使えない訳ですが。
そこそこ、継続していたという事は、人気も高かったのでしょうね。
皆さん、
その時は、1つの『エンターテイメント』として楽しまれていたと思いますが、
今、私たちに求められている能力は、実は『0円生活』の能力かも知れません。
流石に、
これを機に、『無人島』に移住するのは現実味がないので、
目指すのは『大都会0円生活』といったところでしょうか。
勿論、
完全に『0円生活』を送ることは、ほぼ不可能と考えますが、
きちんと『戦略』を練れば、かなり、近付ける事が出来ます。
今回の『コロナ危機』とは関係なく、
世の中、特に、人口の絶対数が大きくなる『大都市圏』では、
21世紀を迎えた頃から、ある『1つの傾向』が顕著になって来ました。
それは、
あらゆるビジネス・業界において、一般的サービスの『無料開放』が起こり、
一部(極少数)の『優良(有料)ユーザー』の存在が、そのコストを支える。
ざっと周りを見渡してみても、枚挙に遑(いとま)が有りませんね。
例えば、
スマートフォン対応の『無料通信アプリ』がそうですが、
今では、老若男女問わず、ほぼ全ての国民が活用していますよね。
最近では、
国家のボーダーを超えて、『無料通話』まで出来てしまうので、
電話会社も『商売あがったり』の莫大なメリットを、利用者に提供しています。
当然、
私も、その『恩恵』に与っているのですが、
『スタンプ』すら購入したことのない私は、
サービス提供会社に、文字通り『1円』も支払っていません。
一般に、
この『通信アプリ』は、『無料ユーザー:95%』の存在を、
『有料ユーザー:5%』程が支えることで、成立していると言われています。
このような事例は、意識してみると、意外に多く存在します。
他にも、
『海外諸国』ほどの充実度では無いにせよ、最近では『日本』でも、
大都市圏では『FREE Wi-Fi スポット』が数多く存在するようになりました。
ある時、
『ニート』『ホーム・レス』の方々に対して、強く興味が湧き、
そこにフォーカスした、関連書籍を読み漁った時期があります。
そうすると、
実際、彼ら・彼女らはそれ(FREE Wi-Fi)を有効活用しながら、
大都市圏のメリットを享受して、『0円生活』を謳歌していました。
流石に、
『有料ユーザー:5%』が『無料ユーザー:95%』を支えるのは極端ですが、
『80:20』配分であれば、世の中に、無数に存在していると考えられます。
無論、
『大多数(80%)』が『コスト・ゼロ』で生活しているという訳ではなく、
その『事象』が、日常生活の中で、幾重にも重なり、同時並行で起きている。
当然、
それぞれは『独立事象』として存在していますから、
これが『10回』連続すれば、無料ユーザーは『10%程度』に減少します。
0.80 × 0.80 × 0.80 × 0.80 × 0.80 ×
0.80 × 0.80 × 0.80 × 0.80 × 0.80
上記計算式(0.80の10乗)の回答が、『0.107374….』です。
つまり、
『大都市圏』という1つの括りの中に生きている方々の中にも、
都市圏ならではの、『高コスト体質』に生きている方もいれば、
『0円生活(低コスト体質)』を謳歌している人も、少数派ながら存在する。
本日(4月20日)、顕在化した報道では、
『ANA(全日空)HD』の、2020年1月ー3月期速報値で、
『約600億円』にも上る『損失(赤字)』を計上してしまったようですね。
天下の『全日空』ですら、この惨状です。
クライアントさんの中には、関係者もいらっしゃる為、本当に心配です。
しかし、本当の『惨劇』は、未だ、これから始まるという説もあります。
もしかしたら、
『会社員』の方で、自覚・実感していない人もいるかもですが、
暫くの期間、ほぼ全ての方々の『収入』が、大きく減少します。
この状況で、『収入』の減少がない(殆どゼロ)のは、
我らが日本国の『政治家・官僚』の先生方くらいです。
『大都会0円生活』
今から、少しずつ慣れておくのも、得策かも知れません。
『サバイバル』が必要な時期は、人生には、確実に存在しています。
尚、
今月(4月)度(*今後の事態の進展によっては、来月5月度も)開催予定の、
『資産形成セミナー』は、大阪・神戸とも『ZOOM個別受講』に切り替えます。
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『1人(講師:井上耕太)対複数人(参加者の皆さん)』での開催ですが、
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通常開催(集合セミナー形式)より『濃い』情報をご提供出来ますので、
受講希望される方は、この機会を、是非有効活用して頂けたら幸いです。
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(平日、土日祝日に関わらず、挙げて頂いて結構です。)
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最後になりますが、
新型コロナ・ウイルス感染拡大に伴う、事態の早期収束・終息と、
ご覧頂いている皆様のご健康を、心より、お祈り申し上げます。
井上耕太事務所
代表 井上耕太