今日のテーマは、『太陽光発電とタピオカから学ぶ、資産形成の極意』です。
タイトルを見て、何が言いたいか分かる方は、相当『勘』が良いですね。
『太陽光発電』と『タピオカ』
一見すると、両者の間に『共通点』は見出せそうにありません(笑)
ただ、
ちょっと視点を高めてみたらすぐに理解する事ができて、両者には、
直近で『ブーム』になり、『バブル』を巻き起こしたという共通点が有ります。
例えば、
『消費者』としてではなくて、『経営者』サイドとして、
私が、今から『タピオカ店』を開店すると言い出したら、皆さん、どう感じられるでしょうか??
簡単ですよね。
この『供給過多』で『ブーム終焉』に向かう真っ只中に市場に参入するとは、
『あの人、やってしまったな、、、、』と万人が思われると想像します(笑)
*『設備投資』にそれほど『お金』が掛からなそうな所を見ると、
今からスタートしても『売り逃げ』は可能なのかも知れませんが。
大都市圏を中心に、街中では、石を投げれば当たるほど『タピオカ店』が溢れます。
また、
それ(タピオカ)が本業では無い、一般的な飲食店でさえ、
『ブーム』にちゃっかり便乗して『タピオカ・ドリンク』を出してますよね(笑)
最近、
ふと、高速道路のサービスエリアに立ち寄る機会がありましたが、
なんと、サービスエリア併設の簡易レストランでも、
今では『タピオカ・ドリンク』を販売している事が判明しました。
『遂に、ここまで来てしまったのか』と(笑)
100年近く歴史を遡る事になりますが、
1930年代に起こった『世界恐慌』では、世界的投資家が、
靴磨きの少年までは『株式投資』の話をしているのを聞いて、
『バブル』市場に躍り続ける民衆を他所に、『終焉』を察知した逸話があります。
また、
10年ほど前に起こった『サブプライム・ショック』も同様で、
レジ打ちのパート勤務員が『不動産ブローカー』を始めた事で、
不動産市場の『バブル』を見抜いたファンド・マネージャーも存在しました。
今回の『タピオカ・バブル』で言えば、
『流行』を全く追う事なく、とても『腰』の重い私(井上耕太)が、
某ファミリーマートで『タピオカ・ドリンク』を購入してしまったこと!!(笑)
この事こそが、今回の『タピオカ・バブル』が、
『終焉』に最も近付いてしまっている事の『証明』だと考えます。
『タピオカ話』は、どうも長くなってしまいますが、
数年前であれば、『太陽光発電事業』も空前のブームを展開していましたよね。
少しだけ振り返ると、
『再生可能エネルギー』の発電促進を国家主導で進める為、
該当方法で発電した電力を、『固定価格』で買い取ることを国が保証したこの制度。
ここで言う『再生可能エネルギー』とは、
『太陽光』『風力』『水力』『地熱』『バイオマス』の5分野ですが、
もともとの民間認知度が高かったことと、周辺業者の利益的観点から、
世間の注目は、『太陽光発電』一点に集中する結果となりました。
また、2012年7月始動当初、
『1kW当たり』の価格が『42円/kW』と法外な高額売電価格が設定された事から、
『投資家・投機家』『融資先』『関連業者』等、玉石混交入り乱れる事態に陥りました。
因みに、
上記の『不当に高額な売電価格』ですが、補填分はどのように対処されるかと言うと、
私たち一般(電力)消費者から『賦課金』という形で、順次、徴収され続けています。
制度スタート当初、
2012年『0.22円/kW』だった『電気の税金(賦課金)』は、
2019年現在『2.90円/kW』と、7年間で『13倍超』に大きく上昇。
当然、
同制度による『電力購入費用』も膨張を続けている訳ですが、2019年現在、
年間購入金額『3.6兆円』のうち、前述『賦課金』により『2.4兆円』が賄われています。
ばかやろう!!(笑)
ふざけるな!!(笑)
以前の公式ブログでも、書かせて頂いた記憶がありますが、
私自身『事業家』として、『事業(ビジネス)』とは、
社会に『価値』を創出して『対価』を得る事と認識します。
しかし、
この『太陽光発電事業』に関しては、国家主導で市場に『歪』を生み出し、
その『(人為的)歪』を利用して、一部の権益者が他者を出し抜く仕組みです。
そのようなものが、まかり通って良いはずがない。
マス・メディアでは、
某売れっ子芸人さんが所得申告を滞納していた事がバッシングを受けていますが、
個人的観点では、この分野に関わる方々の方が浅ましく、救い難いと感じています。
しかし、
ここまで話を展開してきた『太陽光発電(売電)事業』に関しても、
『2019年』は、1つの『岐路』とも言える年になってきました。
該当となるのは『住宅用』に限られますが、
前述『固定価格』による余剰電力買取期間『10年間』を経過し、
『売電価格』を新基準で契約し直さなければならない方々が出てきています。
これまで、
『国』が保証してくれた『法外な買取価格』の梯子は外される事になり、
新たな契約では、市場実勢の『7〜8円/kW』という妥当な取引がされるようです。
*全国各地に売電業者が散見される所を見ると、この『購入価格』も、
今後、更に買い叩かれて『廉価競走』に拍車がかかっていく事が予想されます。
当然、
この価格では、これまでのような『ぼろ儲け商売』は出来ませんから、
これまで『太陽光発電』をされていた方々は、自身の『身の振り方』を考える必要がある。
一時的な『ブーム』に躍り、流されて『レッド・オーシャン』で戦う事は、
その『バブル』が終焉したとき、『大きなツケ』をまとめて支払うはめになります。
『資産形成(投資)』『ビジネス』に共通する『鉄則』としては、
『バブル』が形成される『レッド・オーシャン』には近付かないこと。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太