『愚か者に課される税金』が社会から無くなる時。

今日のテーマは、『愚か者に課される税金が社会から無くなる時』です。

 

 

2018年も、いよいよ、今日を含めてあと『3日』ですね。

 

 

年々、時間の経過は早くなり、うかうかしていたら一瞬で過ぎ去ってしまいます。

 

 

年の瀬という事で、それにちなんだテーマで書けたら良いのですが、

それをいちいち意識していても窮屈なので、いつも通り、淡々と書き進めていきます。

 

 

先日、私の予想と反する報道が出ていました。

 

 

『宝くじの収益金 2012年から5年間で約50億円減少』

 

 

少しだけ、説明を加えますね。

 

 

まず初めに断っておくと、これは全国的な数字ではなく、

『東北6県』に限った話で、『約50億円』というものだそうです。

 

 

ご存知の方々も多いですが、

 

 

購入者サイドから見た場合、宝くじの期待値は『0.5』、

販売経費、宣伝広告費等差し引いたら、収益比率は『0.4』程度でしょうか。

 

 

つまり、

 

 

購入者から見たら、買った瞬間『リターン期待値』が半分になり、

販売者サイドから見たら、『約40%』の利益率が確定します。

 

 

ここまで、OKですよね。

 

 

これを頭できちんと理解出来たら、購入者は減ると思うのですが、

私自身『30年』以上生きて来て、人が『理屈』で行動しないのは分かっています。

 

 

むしろ、現実はその逆で、

 

 

人が『行動』を起こす時、『理屈』よりも『感情』に支配され、

その『行動』を起こした後、後付けで最もらしい『理由』を考えます。

 

 

『行動』を起こす瞬間、

 

 

最も強力な『トリガー』になるのが『射幸心』で、

その1つの事例が、今日、テーマで取り上げている『宝くじ当選』ですよね。

 

 

私は『経験者』ではないのでわかりませんが、

当選した瞬間、頭に流れる電流は、麻薬のそれを超えると言います。

 

 

一度でも経験してしまったら、こちらの世界に戻って来られないかもですね。

 

 

それほど、『宝くじ』には『理屈』ではない『魔力』があるという事です。

 

 

それで、

 

 

『当選金額』の高額化が激しい昨今、上記の理由もあり、

私は、てっきり『宝くじ』の購入者は年々増加しているものだと考えていました。

 

 

しかし、

 

 

現実はその全く『逆』で、『東北6県』だけに限定しても、

収益金で『約50億円』、売上金ベースでは年間『100億円』ほど減少していたのです。

 

 

意外にも、

 

 

全国的な『宝くじ』売上金に関しても、今から10年以上も昔の、

2005年に記録した『1兆1047億円』をピークに減少傾向。

 

 

さらに続けると、

 

 

2017年度の総売上は、前年度比『▲6.9%』を記録し、

『7866億円』で、この数字は20年ぶりに『年間売上8000億円』を下回りました。

 

 

その収益金も、

 

 

『売上金ベース』で考えたら『当然の結果』ですが、

前述2005年から比較して、半分以下の『2996億円』まで減少。

 

 

話を戻すと、

 

 

そういった時代背景的な流れの中で、収益金不足から、

『東北6県』では文化振興や道路補修、まちづくりや子育て支援原資が減っていると言います。

 

 

この部分だけ抜粋すると、何故か、この現象が『否定』されているみたいですよね。

 

 

ただ、個人的には、この世間の流れは、むしろ『喜ばしい事』だと考えます。

 

 

『愚か者に課された税金』

 

 

この言葉を聞かれたことがある方もいるでしょうが、

『宝くじ』はじめ、『公営ギャンブル』に熱狂する方々を揶揄した表現です。

 

 

現実に、

 

 

地方自治体もこの『財源』を重要視していたようで、現状について、

『(若い世代に対して)防災対策や災害支援に役立っていることを説明して購入を促したい』と話しています。

 

 

底抜けに『知能指数』が低い人間の発言なのか、

根っからの『アホ人間』なのか分かりませんが、

『悪』もここまで堂々と発言出来たら、『天晴れ』ですよね(笑)

 

 

『愚か者に課された税金』が減少しているのであれば、

『中間マージン』など取られる回りくどい方法は辞め、

直接的な課税で、それをまかなえば良い話だと思います。

 

 

これまで、『課税』されていなかった、我々『賢明な市民』は負担が増えますが。

 

 

*そもそも、『無駄なコストカット』を進めて欲しいという切なる願いもあります。

 

 

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私が情報発信を続けているのは、日本人の『金融リテラシー向上』に少しでも役立てばと思うからです。

 

 

決して、『愚かな方々』をディスりたいからに非ず(笑)

 

 

今回の『宝くじ収益金(売上金)減少』の話題は、

2018年を締め括るに向けて、とても『明るい話題』となりました。

 

 

2019年に向けて、少しだけ『希望』も見出せそうですよね。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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