『資産形成スペシャリスト』、井上耕太です★
昨日の記事では、
『金融機関が手数料ビジネスに走る理由』を書きました。
結論としては、
大枠の『日本市場』は投資環境があまり良く無いからです。
昨日、日銀から発表された『緩和据え置き』後、
日経平均株価も一気に急落しましたね(^_^)
『パーティーが終わる日』も、
すでにカウントダウンに入っているかも知れません。
そもそも、『マイナス金利』導入発表後から、
『新発10年物国債』の利回り『▲:マイナス』が長引き、
今ではもう『当たり前』のような感覚になってきました(笑)
でも、皆さん、これが『異次元』だということわかってる(^_^;)??
そもそも、『利回りマイナス』とはどのような状況でしょうか??
日本国債10年物が『額面100円』で発行される時、
これは『10年後に元本部分100円を償還する』という国との約束をした契約になります。
しかし、現在『100円』のものを購入して、
将来『100円』返されたとしても誰も買いません。
そこで、僅かばかりながら『利息』を付けることで、
金融機関を中心にした国民資産にかってもらっていたのです。
しかし、今の『マイナス利回り』というのは、
利息も加味した上での『将来の償還額』を、
現在の購入価格が上回っている状態。
例えば、10年間分の利息も含めて『101円』が償還される国債を、
現時点で『101.90円』とかで買っている計算です。
*昨日の利回りが『▲0.085%』なのでこれくらい。
こんな事が起こる状況は、
どういうロジックが成立しているかわかりますか??
考えられるのは、大きく2つです。
①将来の『日本円』価値が、
現在より著しく上昇していると予想する場合。
『10年後』のドル円レートが『1USD=50円』などと読む場合、
現在の購入価格で買っておけば、基軸通貨USD換算で大きく資産価値を上げる事が出来ます。
しかし、これが実質有効なのは、
日本国外から投資をして、普段の生活には他の通貨を使っている人だけです。
日本居住で、日常的に『日本円』が手に入る環境の人であれば、
こんな面倒くさいことしなくても『日本円』をそのまま保有していれば良い。
また、昔は少しだけ売っていた、
『物価連動型国債』というデフレ対策用国債が売れなかったことから考えても、
日本人にこのパターンの『思考法』が受け入れられるとは思いません。
②誰かが、もっと高く買ってくれる。
正解は、こちらです。
『個人向け国債』なんかもありますが、
やはり国債受け入れの最も大きな得意先は金融機関です。
彼らが、償還額よりも高値で国債を買っている。
それは、さらに高く買い取ってくれるところがあるからです。
そんな都合の良いところ、本当にあるのでしょうか??
皆さん、もう察しはついていますね(^_^)★
そう、『日本銀行』さんです。
日本政府から一応は独立していると言っても、
『国家』と『中央銀行』は表裏一体。
金融政策なんかを見てても、
両者の協力体制の強さは誰が見ても明らかです。
『日本国政府』が出した債権を、
市場の金融機関が購入し、さらにそれを『日銀』が買い取る。
もう、訳のわからん構図になってます(^_^;)
正直、これは『禁じ手中の禁じ手』。
これをやり始めると、国債の純粋な信用度もわからなくなるし、
日本の財政や経済状況も本当に不明確になります。
『沈黙の臓器:肝臓』のように、
異変に気付いた時には一気にダメになる、なんてこともあり得る。
日銀の『マイナス金利導入』さえ、
あの時点では誰にも予測することが不可能でした。
まして、『日本の経済がどこまで持つか?』なんて、
正確に予測することなど誰にも不可能です。
でも、確実に悪くなってる。
しかし、『希望』が無い訳じゃ無いです(^_^)
今日も面談に来て頂いた方に話しましたが、
『国』『会社』が今後リスクを抱えるのであれば、
それらのリスクと『自分』を切り離せば良いだけです★
しっかり資産形成に臨めば、
将来に対する不安はみるみる消えていきます。
自身でしっかり『資産形成』することで、
未来に『希望』も溢れてきます。
そろそろ、『資産形成』を本気で考えてみませんか(^_^)??
本気で『資産形成』をお考えの方は、
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■題 名■『お金持ちになるファーストステップ
-20代から始める40歳セミリタイアライフプラン-』
■著 者■井上耕太
■出版社■ギャラクシーブックス
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