『日本市場』での『投資』は良い選択肢か??

『資産形成スペシャリスト』、井上耕太です★

先日、ロイターで出ていたニュースでは、
2015年『度』の日経平均は『2448円』安で終了。

ここまで大きく下落したのはアベノミクス発動初めて、
下落幅としては2010年以来の水準のようです。

『円高』懸念に対する政府の動きも活発になってきましたね。

現在、上場企業の想定レート平均は『117円』前後に置いているらしく、
今朝のレート『108円』との乖離は『約9円』と少し開きがある。

ここから『円高』方向に振れるようなら、
政府としても対策をしてくることが見込まれます。

『日本円』は唯一絶対の尺度ではありませんが、
それでも日本人にとっては『日本円』での評価が最重視項目。

企業利益も経済指標も、個人資産までもがそれで評価されます。

政府は昔から、
『円安=善、円高=悪』キャンペーンをやっていて、
そのイメージ戦略はある程度効果を発揮しています。

『円安』方向に誘導で『貨幣価値』が下落することにより、
他のものや経済指標の『相対的価値』は上昇。

それが、現時点での政権の金融政策成功を意味するからです。

ところで、興味深いニュースも入ってきました。

オランダの保険・資産運用会社大手NNインベストメント・パートナーズ(NNIP)が、
日本株の投資スタンスを先月下旬「アンダーウエート」へと引き下げた、というものです。

わかりやすく言うと、『投資に適していない』と。

最近、日本市場における海外投資家の売り越しが勢いを増し、
もう今年に入って3か月ほどで『5兆円』に上ります。

今まで『円安』のお化粧でなんとか業績維持してた日本企業も、
ここ最近の『円高』基調でその収益性は落ちていくだろうと。

これが、現在の『日本市場』に対する海外からの冷静な目。

昨日のblogでも述べましたが、
長期的に見ても『日本市場』は人口オーナス時代で縮小します。

米国のように人口増加してたり、
欧州のように大きな経済圏でそれをカバー出来るならまだ良い。

でも、長期的に見たら単一国通貨『日本円』の下落は必須。
それだけに頼るのではなく、他のリスクヘッジが必要になります★

最近、少しずつ『金融セミナー』なるものに参加しています。
『他の人は、どんな話してるんやろな〜』と思って。

日本の金融機関やIFA主催が多いのですが、
セミナーの内容自体は結構まともで良い話してます。

でも、最後の落とし所が『日本市場』への投資。
まあ、彼らも商売でやってるのでしょうがないです。

決して、ボランティアにあらず。

ただ、自分の大切な資産を殖やしていくつもりなら、
やはり今後は『海外投資』が1つの選択肢になるかも知れません。

経済規模は、世界全体で見たらこれからも膨らむ。

日本人にとっては心理的ハードルもありますが、
何とかそこを打ち破って『外』に目を向けて欲しいと願います(^_^)★

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ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

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