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今日のテーマは、『田舎でもお金を考える2つ目の理由』です★
先日のブログでは、『田舎ではお金は要らない!?』というテーマを書きました。
『人』との結び付きが強く『信用社会』の田舎では、
都会よりも『お金』を媒介しない価値のやり取りが多くあります。
都会では『お金』があれば生活できますが、
田舎では『信用』の方が大きく必要になります。
これは『逆も真なり』で、
都会では『お金』のウェイトが大きくなってくるため、
いくら『良い人』でも『お金』を持っていなければ生活できません。
でも、『だから、田舎ではお金は要らない、ではない』と。
現代において、一生田舎で生活する人は極少数です。
皆さん、今は田舎に住んでいたとしても、
どこかで『お金』も都会のルールに従う時が来ます。
それは、ちょっとした観光等かも知れないし、
お子さんが大学に進学するときかも知れない。
そんな時、『田舎のルール』だけに従っていたら、
恐ろしく『不利なゲーム』に参加しなければいけません。
同じ『日本』という国においても、
都会と田舎では『お金』を取り巻くルールが違うからです。
それで、今日は『田舎でもお金を考える2つ目の理由』です。
これは、本当にしっかりと考えておいた方がいい。
それには、日本の財政が関係しています。
皆さん、小学校や中学校の社会・歴史の授業で、
日本が『第二次世界大戦』をやっていたことは習いましたよね??
先日、『終戦記念日』を迎えて各地で催しがあったので、
それを思い出す機会も多くあったと思います。
そう、日本は昔、戦争をやってたんです。
そのことに対する是非は、ここでは議論しません。
それを語るには、僕はあまりにも知識不足です。
で、言いたいのは『お金』の話。
学校の教科書にはほとんど書いてませんでしたが、
戦争って『お金』がかかるんです。
戦争やってる国は、武器もどんどん買う必要があるし、
戦艦や戦闘機やその燃料も買う。
兵隊さんもしっかり養わないといけないし、
犠牲になった場合でも家族を手厚く保障しないといけない。
ほんまに、想像を絶するほど『お金』がかかる。
それで、第二次世界大戦が終わった時に、
日本の国は『借金まみれ』で無茶苦茶やったんですね。
『日本の国が借金してる』というのは、
勘違いする人もいるけど『国民が借金している』とは全然違います。
『日本政府』が『債権者』に対して借金をしている状態。
もっとわかりやすく言うと、
『政治家のおっちゃん達』が『お金貸してくれた人』に対して借金している状態。
戦争が終わった時、
日本の国は『国内総生産の2倍以上』借金していました。
家庭に直したら、あなた自身が、
『年収の2倍の借金を抱えている』ことと同じです。
借金しているからといって、
日々の生活しなければいけないし、それにも『お金』がかかります。
飲まず食わずで必死に働いて返しても『2年』以上かかるけど、
日常の生活資金もかかるから、実際はそれよりも長い年月がかかる。
その上、日本は全国ボッコボコにやられていたから、
『国内総生産=収入』自体も壊滅的に落ちてしまってました。
つまり、この時の『借金』は、『政府』には返済不能だったのです。
それで、どうしたか??
まず、『預金封鎖』で国民資産の自由を奪いました。
そして、それに『資産課税』をかけて根こそぎ没収。
さらに、『新円旧円交換スキーム』を使って、
国民資産はさらに差し押さえられ、
『お金』を新たに刷ってインフレを起こした後に、
最後は通貨価値切り下げのデノミで完成です。
わかりやすく言えば、国民資産を奪って借金返済したのです。
調べてみてください、簡単に出てきますよ。
『日本』だけではないです。国家戦略の常套手段です。
そんな事も知らないのは、
『平和ボケ』してしまった日本国民だけ(^_^)
それで、実はそんな時でも自身の『資産』を守っている人はいるんです。
そういった事態をしっかりと把握して、
事前に安全な場所に『資産』を逃していた人です。
これも常識ですよね(^_^)
僕たち30代が学生時代、『ロシア危機』が起こりました。
そこで、『ニューリッチ』なる言葉が生まれた。
この人達、別に何かすごい事をしたわけじゃなくて、
『自分の国が危ないな』と感じた時に、一旦『資産』を逃して、
ロシアが経済危機に陥ってから戻してきただけです。
自身の『資産』はちゃんと保全出来ているのに、
他の人達は壊滅状態にあるから、相対的に自身が資産家になった。
言葉にしたら、結構シンンプルな理論★
それで、今日何でこんな話をしているかと言うと、
日本の債務は戦後と同じように壊滅状態だから。
一般会計予算で積み上げた借金は、
同じくくりで考えた時に未来永劫返済不可能です。
いや、むしろ増えてるし。
『返済』とは思いっきり『逆走』してます。
それでね、いつか日本政府はまたやると思いますよ(^_^)
その『いつか』の正確なタイミングはわかりません。
でも、正直それをやらないと解決不能だから、やる。
そんな時、自身の資産が『ゼロ』になっても良いですか??
日本全国、この辺のルールは統一なわけです。
いくら田舎でも、『資産ゼロ』なら生きていけない。
それに気付いて、着実に準備を進める人もいます。
おそらく、国民の『0.1%』くらいかな(^_^)??
『隣のオバハン』はやっていないかも知れません(笑)
でも、それは自分が『やらない理由』にはならない。
その辺の経済状況もしっかりと把握して、
きちんと準備を進めていきましょう!
『本当に賢い大人』が増えたら、
日本ももっと『賢い国』になって行くと思います(^_^)★