『社会保障システム』破綻のサインは、常に出ている。

今日のテーマは、『社会保障システム破綻のサインは、常に出ている』です。

 

 

昨日の公式ブログでは、

 

 

『ガストの摩訶不思議キャンペーンに留まる話では無く』と題して、

日本経済にまつわる『数字』が読めますか??、という話をしました。

 

 

一昨日、

 

 

この『摩訶不思議キャンペーン』の話題をご紹介したのですが、

内容が奇想天外なだけに、読者の方々にもとても楽しんで頂けたようです。

 

 

ただし、

 

 

それで終わると、ただの『面白ブログ』に成り下がってしまうので、

その話から派生して、『日本財政』の話題へと展開していきました。

 

 

本当に大切なのは、

 

 

世の中の『面白ネタ』にまつわる『数字』を見抜く能力では無く、

自分自身の『人生』全体に繋がる『数字』を見抜く能力ですよね。

 

 

そして、

 

 

現在、『日本』という国に居住する方々にとって最重要課題となるのは、

既存する『社会保障システムの破綻』に関わるものだと考えるのです。

 

 

この分野において、『サイン』は常に出続けています。

 

 

例えば、その中の1つの構成要素である『年金システム』について。

 

 

現行制度として、

 

 

『65歳支給開始』が基準となっている公的年金システムですが、

ここに来て、そのルール遵守に『暗雲』立ち込める状況になって来ています。

 

 

私がよく、

 

 

『私たちの世代』と表現させて頂く20代、30代、40代の方々ですが、

この年代で、まさか自身の『年金支給』が65歳から始まると思っている人はいないですよね。

 

 

むしろ、

 

 

この年代になると、『年金システムの存続』すら怪しく疑われて来ます。

 

 

現時点での『受給者平均額』は、

 

 

『国民年金(自営業者等)』で月額6万円にも満たない数字になっており、

『厚生年金(会社員等)』でも、勤め上げで『月16.5万円』程に留まります。

 

 

昨日の公式ブログでは、

 

 

この『(年金)財源』である『国家財政』が厳しいという話をしましたから、

間違っても、上記の数字(支給額)が、今後の時代で上昇する事は有りません。

 

 

何故なら、

 

 

前述通り『原資』は減少していく一方で、団塊の世代の高齢化に伴い、

今後も、『年金受給者』のサイドは爆発的に増加していく事が予定されるからです。

 

 

全体として、

 

 

『パイ(年金原資)』が減った上で、『競合者(受給者)』が増えるので、

とてもシンプルな理屈で『1人あたりの取り分』が減少する事になります。

 

 

このままいけば、誰がどう見ても『破綻』します。

 

 

そして、

 

 

勿論、中枢で『数字』を把握する『政府サイド』は百も承知ですから、

その『エックス・デー(破綻)』を少しでも先延ばししようと必死です。

 

 

先日も、

 

 

厚生労働省が発表するところによると、厚生年金の受給開始年齢を、

現在の上限を超えて、『70歳超』を選択可能とする方針が示されました。

 

 

これに伴い、

 

 

厚生年金は『加入期間』も70歳以上へと延長される見込みで、

雇用延長者からも保険料を徴収しようと、『財源確保』の必死さを滲ませます。

 

 

表立った言い分としては、

 

 

『支給開始年齢』の先延ばしによる『年金受給額の割増し』ですが、

『日本財政』の状況を把握している人間からすれば、『自転車操業』感が否めません。

 

 

勿論、

 

 

『試合放棄』せずに最後まで『システム維持』を模索する事は重要ですが、

その『サイン』に気付かず、国民が何も準備を進めないというのは違います。

 

 

また、

 

 

これだけ『サイン』が出ているにも関わらず、

『気付かなかった!』『国が、企業が、社会が悪い!』という責任放棄も論外です。

 

 

繰り返し、

 

 

『既存の社会保障システムの破綻』を述べていますが、

誰の責任という訳ではなく、日本国の『流れ』からすれば致し方ない事です。

 

 

最も大きな要因は、

 

 

『人口統計(年代別人口ピラミッド)の歪み』なのですが、

この『大きな流れ』は、人為では、もはやどうしようも無い事だからです。

 

 

最後に、もう一度質問させて頂きます。

 

 

皆さん、『サイン』に気付いていますか??

 

 

繰り返しになりますが、『気付かなかった』では到底済まされません。

 

 

ここから数日間、日々発信され続ける『サイン』について、

少しずつテーマを変えながら、情報更新していこうと思います。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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