今日のテーマは、『禁断の領域に、メスは入るのか??』です(^_^)★
先日、某報道機関が実施した、
安倍晋三首相の独占インタビュー記事の見出しに目を奪われました。
そのタイトルとは、、、、
『首相、社会保障の高齢者中心を是正』
どうでしょうか??
20代、30代、40代の私たち現役世代としては、
かなり魅力的で、期待が持てるタイトルですよね。
会社員の方々の中には、
毎月、会社から『支給される給与』と実際の『手取り金額』の差から、
『税金各種』『社会保険料』『公的年金』負担の大きさを痛感している方もいるでしょう。
いくら会社サイドが『ベア』してくれたり、
自身が一生懸命働いて『昇給』したとしても、
実際にそれが『手取り額』に反映されるまでの道のりは、
果てしなく遠く感じてしまっているかも知れません。
そもそも、
『社会保険料』『公的年金』の徴収比率は年々増加し、
一旦、頭打ちになったものの、日本の財政を考えたら、
今後も、再度アップレーションがかかるのは目に見えています。
私は『国民健康保険』『国民年金』に加入していますが、
この制度が強制加入のシステムでなければ、決して入りたくはないと考えています。
改めて、『国家』というシステムの暴力性を実感しますね(^_^)
自分たちには決して『リターン』が返ってこないにも関わらず、
自分の『意思』に反して、強制的に自身の『資産』を徴収されてしまう。
日本人の多くが『経済オンチ』であることは、
『知らぬが仏』で、実は、その方が幸せなのかも知れません。
『前置き』が超絶に長くなりましたが、
この首相独占インタビューのタイトルは、その改善を期待するものでした。
公式サイトブログでは、
『日本』の財政状況の悪化については、
何度となく述べているのでここでは控えます。
その財政状況の悪化に歯止めをかけ、国家の収支を改善していくためには、
『社会保障費』という『禁断の領域』にメスを入れる必要がある。
具体的に言えば、
『社会保険』でカバー出来る医療行為の範囲を狭め、
介護、福祉分野のサービスに対する保障を減らし、
高齢者への『年金』支給額を減額 or 支給対象制限していくことです。
この文章だけ抜粋されてしまうと、
私が述べていることは、何か『非人道的』なものに取られ兼ねません。
しかし、
本当に、日本の財政健全化を達成するには、
これを地道に実行していくことしか、方法は残されていないと考えます。
果たして、
今回、安倍首相は、『禁断の領域』にメスを入れ、
日本の財政健全化を、真の意味で推し進める覚悟をされたのでしょうか??
結論から言うと、
この期待を込めて読んだ方には『肩透かし』で、
要は、『子供世代』への財源支給を拡充し、
社会保障を『精神的トントン』に持って行こうと考えているだけでした。
『教育国債』なるものを新規に発行し、
それを財源として、『幼児教育無償化』『高等教育負担軽減』としていくもの。
確かに、
子供への『教育』は国の将来を左右する最重要項目で、
この分野への社会保障拡充は、とても素晴らしいことです。
しかし、
この政策では、『日本の財政健全化』については何も解決しません。
加えて、
『社会保障費』という『禁断の領域』にメスを入れることなく、
『教育国債』(果たして、どこで消化するのか??)まで発行された日には、
現役の労働世代への負担は、今にも増して甚大なものになってしまいます。
皆さん、『経済』の動きを日々ウォッチしていますか??
これまでは、『お金のことは、よくわからない』でやって来れました。
でも、ここからの時代は違います。
私たちが居住、生活する『日本』という国においては、特にです。
日本の経済、財政がどのように動いていくか日々感じ、
一人一人が、自分で『人生』の舵取りをする時代が来ているのです。
皆さんが自身のライフプランを真剣に考えて、
現状をしっかり理解し、資産形成のスタートを切って頂くことを願います。
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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、
本当に人生は好転していくものだと思います。
ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。
皆さんに直接お会い出来るのを楽しみにしております(^_^)★
井上耕太事務所
代表 井上耕太