『観光立国』は、真に『国民生活』を潤すのだろうか??

今日のテーマは、『観光立国は、真に国民生活を潤すのだろうか??』です。

 

 

昨日から、急遽、仕事で東京に来ています。

 

 

と言っても、『1泊2日』の超短期日程なので、既に、帰阪の新幹線の中に居ますが。

 

 

昨日は、

 

 

現在、進んでいる新規ビジネスの東京開催セミナーに参加する為、

そして、今日は東京のクライアントさんと面談をさせて頂いていました。

 

 

普段は『大阪』を拠点に活動し、面談は全国からお越し頂くケースが多いですが、

とても有り難いことに、東京・横浜はじめ首都圏のクライアントさんも多いです。

 

 

『西』の人間からしたら、東京はいつまで経っても『未開の地』なので、

ほとんど、大阪駅と品川駅の往復だけでいつも終わりますね。(笑)

 

 

山手線の上半分は、乗ったことが皆無に等しく、

必然、東京の土地勘も、34歳にしてほとんどありません。

 

 

この街に、実弟が暮らしていた事も、昨夜何気なく思い出したほどでした。

 

 

久しぶりに宿泊を伴う東京だったので、ホテルを検索したのですが、

数年前と比較して、最近、明らかに『宿泊費』が高くなっている事に驚きます。

 

 

未だ、

 

 

私が『会社員』として働いていた20代の頃、

医師の随行で、何度もこの街に来させて頂いていた事を思い出します。

 

 

その時、

 

 

会社の宿泊規定で、社員は『11,000円』まで補助して貰っていたのですが、

この基準値で宿泊出来ていたホテルが、軒並み2倍、3倍の値段になっています。

 

 

普段、

 

 

私が拠点として活動する『大阪』にも共通する事ですが、

近年は日本も観光客が急増し、繁華街は異国情緒流れる事態になっていますよね。

 

 

必然、

 

 

滞在中、彼らはどこかに『宿泊』している訳ですから、

限られた『パイ』の中での『需要・供給』の関係から、『宿泊費』が高騰するのは免れ得ません。

 

 

政府は、

 

 

日本の経常収支『プラス』拡大の長期的展望から、

『観光立国』を掲げていますが、果たして、これは『国民生活』を潤すのでしょうか??

 

 

『宿泊費』の高騰に加えて、

 

 

近年の観光客の増加に伴い、実感するようになったことは、

日本国内でも、観光数の多い人気都市は、体感レベルで『物価上昇している』という事です。

 

 

もう1年以上も昔の話になりますが、

 

 

大阪の台所的存在『黒門市場』に数年ぶりに訪れた際、

『期待』を大きく裏切られる光景に、愕然としたのを覚えています。

 

 

関西の方々はイメージ付くでしょうが、

 

 

本来、私たちがイメージする『黒門市場』は、

『新鮮で、美味しいものを、コストパフォーマンス良く食べられる所』です。

 

 

しかし、

 

 

その時、私が見た光景は、市場(商店街)内のお店が『観光客商売』に方向転換し、

決して『コストパフォーマンス良い』とは言えない値段で、商売しているものでした。

 

 

例えば、

 

 

確かに、『質』は良いお肉なのでしょうが、『サーロイン串:3000円』とか、

ちょっとした『海鮮丼』などが、『2000円』を超える値段で提供されています。

 

 

これ、一般的な感覚では、

『日常的に』『ふらっと立ち寄って』食べられる基準ではないですよね。

 

 

自身が逆の立場を想像すると、『観光客』であれば、きっと払ってしまうと思います。

 

 

これが『海外』であれば、それほど頻繁に来られる訳でも無いでしょうし、

そこで『お金』を出し惜しみして、『経験』を得られない方が悔いが残ります。

 

 

しかし、

 

 

この『観光客商売』をやられてしまうと、

本来、頻繁に足を運ぶはずの、『地元の人間』は寄り付かなくなってしまいます。

 

 

また、

 

 

街全体でその傾向が強まれば、

普段、生活する上での『コスト』が上昇してくるのも必然ですよね。

 

 

この状況に対して、

ダイレクトに関わってくる『観光業』の方々は、最も先に潤います。

 

 

前述の例で見られた、

 

 

『観光客商売』をしている方々も、直接収入が増加するので、

『物価上昇』が起こっても、その上昇率を収入アップ率が上回る事が予想されます。

 

 

それも、

 

 

巡り巡って、国民全体に利益配分されていくのでしょうが、

『観光』という分野から遠くなればなるほど、

『収入』のアップ率が低くなり、『物価上昇』をカバーできなくなるでしょう。

 

 

その時、必ず『痛み』は伴う。

 

 

世界の都市、観光客数ランキングを見てみると、

近年は『香港』が連続トップを保っており、『年間:約2600万人』もの来訪客を見込みます。

 

 

その後、

 

 

『2位:バンコク(タイ)』『3位:ロンドン』『4位:シンガポール』と続きますが、

これらの都市に共通しているのは、圧倒的に『物価』が高くなっている事です。

 

 

そして、

 

 

そのような状況に陥ると、『貧富格差』は日本のそれ以上に拡がっていきます。

 

 

『観光立国、日本!』

 

 

経済は『お金』『人』の循環ですから、

一見すると、この手段を追求する事で、国家全体が潤いそうに感じてしまいます。

 

 

しかし、

 

 

『光』が強くあたれば、『影』が濃くなるのも必然で、

『プラス・マイナス』両面とも理解した上で、進めていく必要があると考えます。

 

 

『国家の成長』とは、真に『国民生活』を潤すことが最重要項目なのですから。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

【活動理念】
・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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