『金利上昇』は早期に終焉を迎えるのか??

今日のテーマは、『金利上昇は早期に終焉を迎えるのか??』です。

 

 

『市場』に、なんとも言えない『混沌』とした空気が流れています。

 

 

2018年12月。

 

 

まだ『2ヶ月』も経たない出来事ですが、日本・米国両市場が、

『歴史的(?」)下落』を記録した事が、遠い記憶のように移ります。

 

 

この時、

 

 

日本市場・米国市場ともに、それぞれの『市場平均株価』は、

2018年初来最高値から『20%超』の下落を見せました。

 

 

『日経平均株価』に関しては、

 

 

一時『2万5000円台』を射程圏に捉えていたものの、

急降下して、『20,000円台』を何とか維持して2018年を終焉。

 

 

『大台割れ』は阻止した形になりましたが、

『2019年』に向けて、大きな『不安』『懸念』を残した事になります。

 

 

それでも、

 

 

『米国市場』に関しては、2019年スタートから堅調に推移し、

過去最高値には未だ及ばないものの、NYダウ平均は『2万5000ドル超』の水準まで回復。

 

 

先日の公式ブログで、

 

 

『金:gold』需要の世界的な高まりの一因として、

『基軸通貨:米ドル』の信用力下落を示唆しましたが、

現時点では大概通貨に対して『底堅い』動きを見せています。

 

 

対して、

 

 

『米国市場』の順調な回復を横目に『日本市場』の推移は軟調で、

一時期の世界的情勢不安は和らいだものの、未だ『20,000円台』そこそこの水準。

 

 

そんな中、

 

 

先日、少しだけ市場を動揺させる報道も出てきていて、

米国中央銀行にあたる(?)『FRB(連邦準備銀行)』が、

2019年内の『利上げ』見送りを示唆し始めたのです。

 

 

昨年末、

 

 

現状とは真逆で、市場が乱降下する中、半ば『強硬姿勢』で、

FOMC政策金利を『2.25〜2.50%』へと上昇させました。

 

 

この出来事も『トリガー』となり、

その後、年末に向けて世界マーケット全体での市場下落も加速したのです。

 

 

しかし、

 

 

その時から比較しても、経済が堅調に持ち直し始めた矢先、

『年内利上げ停止』を示唆する報道が紙面を賑わせたのです。

 

 

もしこの報道が真実であれば、

 

 

『利上げ停止』という動きは、FRB(連邦準備銀行)が、

『米国市場』に対してリセッション(景気後退)が迫っているという見方を強めた事。

 

 

この状況では、

 

 

市場に存在する『投資家』の投資意欲も上がりませんから、

『気』の冷え込みと同時に、一気に回復感も終息することが懸念されます。

 

 

実際、

 

 

現在の市場は、参加者の8割が『利上げ停止』を織り込むと言われ、

中には、『年内利下げ』を見込んでいるトレーダーもいるとの事。

 

 

個人的には、

 

 

数年来、比較的堅調に推移した2017年、2018年の上げ相場が、

『FOMC:2.50%』程度を上限に下降していく事に寂しさを感じます。

 

 

ただ、

 

 

そういった『弱気』な考え方に異を唱える人物も存在しており、

フランクリン・テンプルトン債券グループのCIO(最高投資責任者)、

『ソナル・デサイ氏』は次のように述べています。

 

 

『米当局( FRB)が今年1回も利上げをしないという市場の仮定は、

 景気の勢いの強さが続いていることに照らして、大間違いだ。』

 

 

『米国の景気サイクルが終わりに来つつあるという予想も行き過ぎている。』

 

 

確かに、

 

 

先日発表された『米雇用統計』において、時給の伸びは鈍化したものの、

『1月雇用者数の伸び』は、市場予想を上回る『30.4万人』を記録しました。

 

 

また、

 

 

『インフレーション』に大きな影響を与える『原油価格』も、

昨年の高値圏ほどは回復していないものの、じりじりと『上昇』に転じつつある。

 

 

上記を考慮すると、

 

 

個人的見解でも『早期リセッション』『利上げ停止』を見込むには尚早で、

『希望的観測』も大いに込めて、暫し、市場の堅調な推移を予想しています。

 

 

『経済』は、『バブル』と『リセッション』を繰り返す生き物。

 

 

その事は重々承知していますが、

 

 

『インベストメント(長期投資)』に臨むにしても、

そもそも、『上昇局面』がある程度存在しない事には『資産形成』出来ません。

 

 

時に、

 

 

市場参加者は『楽観的』にも『悲観的』にもふれ過ぎる傾向にありますが、

今回も、『リスク』を過度に織り込み過ぎている事に期待し、見守りましょう。

 

 

意外にも、信じる事で、大概のことは成就すると思うのです(^ ^)

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
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