『金融詐欺』の被害を世界一受けている国、日本。

今日のテーマは、『金融詐欺の被害を世界一受けている国、日本』です。

 

 

先日の公式ブログでは、

 

 

『高齢者制限を大義名分にした預金封鎖に募る危機感』と題して、

『大義名分』を大命題にした、『預金封鎖』の予兆をご紹介しました。

 

 

少しだけ掘り返すと、

 

 

『高齢者制限』を大命題にした『出金制限措置』の、

表向きの理由としては『特殊詐欺被害の防止』です。

 

 

確かに、

 

 

年齢を重ねる毎に、『認知機能』が衰えるのは自然の摂理であり、

『特殊詐欺』のターゲットになる方々も、高齢者に偏りあるように思えます。

 

 

また、

 

 

某投資系銀行調査機関の、昨年(2018年)末調査によると、

『詐欺的投資』被害にあった経験ある高齢者は、『4.6%』存在する事が分かりました。

 

 

この調査は、年齢65歳から79歳の方々を対象に、

『約1万2000人』に聞き取りアンケートをした無作為調査の結果です。

 

 

しかし、

 

 

明らかに『認知機能が低下している人』を除いた場合、

『詐欺被害』に合っている方々の年齢層には、大きく相関無いように感じます。

 

 

それは、

 

 

日々、ファイナンシャル・プランナーとして活動する中で、

クライアントさんから持ち込まれる『案件』を聞いていて、

『現場の感覚』として実感しているものです。

 

 

要は、

 

 

『認知機能』云々の問題の前に、日本人の『詐欺被害』の根底にあるのは、

そもそもの『金融リテラシー』の欠如によるものが大きいと考えるからです。

 

 

実際、

 

 

本日も、お盆期間中、一般的には多忙な時期にも関わらず、

東京から面談受講にお越し頂いたクライアントさんとの会話の中で、

そのような話(金融リテラシー)に展開する場面がありました。

 

 

特に、現時点で『40歳未満』の『バブル未経験世代』の方々にとっては、

先ず、『お金に働いてもらう』概念すら持ち合わせていない人が殆どです。

 

 

その状況で、

 

 

唐突に『年率20%』で運用可能な投資商品を紹介されたら、

あなた自身、きちんと、冷静に『ジャッジ』する事が出来るでしょうか??

 

 

残念ながら、殆どの『日本人』にとって、この課題は『判別不能』です。

 

 

それどころか、

 

 

その(詐欺的?)投資商品に『元本保証』というミラクル・ワードが追加されると、

大多数の方が、『ゴキ●リホイホイ』が如く、引っ掛かって受け入れてしまいます。

 

 

完全に、『思考停止』です。

 

 

実際、

 

 

この『課題』を解こうと思った場合、この課題に固執しても解決はせず、

必要なことは、『金融世界の常識』を広く集めて、知っていることです。

 

 

例を挙げれば、

 

 

世界の金融センターで取引される、『投資適格』と判定された債券でさえ、

現在のような『超低金利時代』では『年率4%運用』程度の水準である事。

 

 

また、

 

 

『元本保証』で提示できる『確定利回り』は、上記が上限となっており、

もし仮に、それを超える『利回り』を求めるならば、それ相応の『リスク』を許容しなければならない。

 

 

よって、

 

 

その『ターゲット・リターン(目標利回り)』に対して、

『元本保証商品』など存在するはずがなく、ロジック的に破綻している事。

 

 

更に、

 

 

『年率20%』という数字は、世界トップのファンドマネージャーの運用に匹敵し、

その水準を満たすのであれば、その投資対象そのものに投資する以外、有り得ない。

 

 

このように、

 

 

『金融の世界』における『常識』となる数字をいくつか押さえておく事で、

『詐欺的投資商品』の被害にあう可能性は、格段に低くなると推測します。

 

 

普段、

 

 

公式ブログでの情報発信を通して、『金融リテラシー向上』という発言をしてますが、

それは、端的に言えば、『金融の世界のおける常識』を身につけていく事と言えます。

 

 

悲しい哉、

 

 

昨年(2018年)末、日本銀行による定期調査により、国民の多くが、

まったく『投資(資産運用)』していない事が判明した『日本』ですが、

その陰で、『金融詐欺』には世界一遭いやすいという報告もあります。

 

 

つまり、

 

 

『正当な資産運用』については、馴染みがないと敬遠する一方、

『元本保証詐欺』『ポンジ・スキーム』等、古典的な方法には、

2019年を迎えた現代でも、相変わらず引っ掛かり続けているのです。

 

 

この解決についても、決して、一朝一夕にはいきません。

 

 

あなたが、どのような職業・業界に所属していようとも、どのような立場でも、

『お金』『資産運用』というテーマから、今後の人生は避けて生きられません。

 

 

常に、『社会の動き』にアンテナを張り続けながら、

『金融リテラシー』についても、アップデートして人生を謳歌していきましょう。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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