今日のテーマは、『10億円飛ばすことに動じなければ、お金持ちになれる』です。
突然ですが、冒頭から、1つ質問します。
あなたは、『10億円』を吹き飛ばすことに、動じずにいられますか??
『10億円』
現在、大学・新卒の人間が『大企業』に就職できて、
かつ、『終身雇用』が無事実行されたと仮定した時、
生涯年収は、およそ『2億5000万円』と言われています。
ざっと、『4人分』の生涯年収合計額ですね。
ただ、
『上記仮定』は、現在では、あまりに楽観的過ぎる為、
現実的な数字では、6、7人分といった所でしょうか。
質問しておいて何ですが、この数字は『10億円』でなくても、構いません(笑)
恐らく、
世間一般の感覚では、『10億円』でも『1億円』でも、
果ては『100万円』程度でも、効用は同等と考えます。
要は、
自分にとって、『ある程度、大きな金額』と感じるものが、
(一時的も含めて)飛ばしても、動じないかという事です。
いかがでしょうか??
先日、
某バラエティー番組を観ていたのですが、そこには、
数年前、『時代の風雲児』として鳴らしていた方が、出演していました。
その当時、
『情報商材』で財を成したその人物は、東京都心のタワマンに住み、
贅の限りを尽くした生活を送る姿を、各メディアが報じていました。
中々、『いかにも』ですよね(笑)
その後、確か、『ビジネス』における綻びだったと記憶しますが、
莫大な負債を抱える事になり、保有資産を吹き飛ばして無一文に。
この展開も、『世間』の方々は、お好きそうですよね(笑)
*多くの方々は、自ら『傍観者』に成り果てている為か、
『強き者』が失態した際には、徹底的に非難して、
それにより、『自己重要感』を満たす傾向があります。
しかし、
その後、『不死鳥』が如く復活を果たした、その人物は、
現在、中東の金融拠点・ドバイに居住しているのだとか。
更に、
今は『投資家』という肩書をメインにする、その人物は、
総資産として、『80億円』を保有していると言います。
しかし、
皆さんご存知の通り、今年2月からの『コロナ危機』により、
『株式市場』を中心に、凡ゆる市場の大暴落が起こり、保有資産が吹き飛びます。
そして、
直近2ヶ月間で『吹き飛ばした』資産の合計額が、
タイトルでご紹介させて頂いた『10億円』だというのです。
『常人』であれば、『発狂』してしまいそうな金額ですよね。
勿論、
『TVショー』という事もあり、その番組の出演者の方々も、
その金額を聞いた際には、『えー!!!!』と声を上げて驚愕しています。
しかし、
当の本人は、金額を発した後も、淡々とした雰囲気で、
出演者の方々からの質問に、回答しているのが、印象的でした。
『10億円』だと、現実味が無いですね(笑)
皆さんにもっと『実感』を持って、考えてもらいたいので、
金額を『100万円』に引き下げて、イメージして下さい。
どうでしょうか??
シンプルに、1日で、保有資産が『100万円』飛んだ時、
あなた自身は、狼狽えることなく、生活出来るでしょうか??
そのような緊急事態(?)の『リアクション』で、その人自身が、
『お金持ち』になれるか、どうかは、明確に分かってしまいます。
恐らく、
普段から『資産形成(投資)』に慣れ親しんでいる方々は、
前述の状況についても、ある程度、理解できると思います。
そう、まったく、動揺する必要は有りません。
勿論、
資産価値が『ゼロ』になるものを保有していれば、話は別ですが、
基本的に、『投資対象』を間違わなければ、一時的な下落は問題有りません。
例えば、
前述の『投資家』の場合、保有資産の約半分は『不動産』とのことで、
前回の金融危機時と異なり、『取引価格下落』は、一時的なものです。
確かに、
『新型コロナ・ウイルス』の世界的収束・終息は、数年要するでしょうが、
そもそも『不動産』という資産自体、元々『数年スパン』が投資対象です。
いずれ、
人類は『新型ウイルス』にも、打ち勝つ公算が高いですから、
長期的に見れば、世界の『経済活動』は、必ず、復活します。
また、
グローバルで、『30%』超の大下落を記録した『株式市場』ですが、
その後、世界各国が資金注入した現在、既に、復活の兆しを見せます。
実際、
米国市場『NYダウ平均株価』は、直近の底値から大きく反発し、
暴落前の『ピーク値』から比較して、『15%下落』まで値を戻しています。
以前、
この状況で、1番の『負けゲーム』を展開している方々は、
大部分を『キャッシュ:現金』で保有している方々だと、お伝えしました。
特に、
『日本人』という民族にありがちですが、『コロナ危機』が明けた後、
まさか、自身の『預貯金』が目減りしているとは考えてないでしょう。
この辺り、
『資産形成(投資)』に明るい方からすれば、自明なことですが、
市場は全体として、『熱狂』と『暴落』を繰り返して増幅します。
つまり、
『資産形成(投資)』という一観点のみで考えれば、投資家サイドは、
今回の『下落市場』を、10年間ほど待ち望んでいたことになります。
『10億円』とは言いませんが、
私自身、先々月(2月)から先月(3月)にかけての市場暴落時、
トータルとして、会社員何人分かの年収に匹敵する金額が『吹き飛び』ました。
しかし、
『吹き飛ぶ』という表現は、実際には正確ではなく、
『継続保有』どころか、『買い増し』しているので、
『一時的下落』という言葉の方が、正しいです。
そんなものは、『想定内』なのです。
クライアントさんとして面談に来られる方々の中にも、極稀に、
ちょっとした『一時的下落』も何も、受け入れられないという方がいます。
そのような方々は、
この世に『生』を受けてから、『天寿』を全うするまでの一生涯、
あらゆる『失敗』を避けて、全てに『成功』したいという考え方に似ています。
若しくは、
誰からもフラれる事なく、最初に恋に落ち、付き合った人と、
『最高のパートナーシップ』を築きたい、という考え方に近いでしょうか。
共通するポイントは、『有り得ない』という事です。
あなたは、昨今の『市場下落』に、落ち着いて対応できますか??
世間が『ピンチ』と感じる場面に、『チャンス』を見出せるでしょうか??
いつの時代も、『正しいもの』は、常に『少数派』です。
物事を判断する際は、『中長期的視点』を持ち、
『一喜一憂』せず、人生に臨んでいきましょう。
尚、
定期開催する『資産形成セミナー』は、来月(5月)以降も暫くの期間、
大阪・神戸ともに、『完全個別:Zoom受講』へと切り替えて行います。
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(平日、土日祝日に関わらず、挙げて頂いて結構です。)
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最後になりますが、
新型コロナ・ウイルス感染拡大に伴う、事態の早期収束・終息と、
ご覧頂いている皆様のご健康を、心より、お祈り申し上げます。
井上耕太事務所
代表 井上耕太