いつか、『仮想通貨』が決済手段になる、その日まで。

今日のテーマは、『いつか、仮想通貨が決済手段になる、その日まで』です。

 

 

久しぶりに、『仮想通貨』の話題を取り上げます。

 

 

先日、

 

 

代表通貨である『ビット・コイン』に、久々の大きな価格変動があり、

世間的な注目を集める『イベント』が有りましたよね。

 

 

ネットニュース等でも取り上げられていたので、

ご覧になった方々も、いらっしゃるかも知れません。

 

 

一時期、

 

 

『1万米ドル』を超える値まで、その値を戻していたこの通貨も、

新たに出て来た2つの『イベント』の影響を受け、『7500米ドル』を割り込むまでに至りました。

 

 

2つの『イベント』というのは、

 

 

1つは、先日から公式ブログで何度かテーマとして取り上げた、

『Libra:リブラ』の本格稼働が、当初予定していた、

2020年前半に間に合わないことをFB社CEOが認めたこと。

 

 

こちらは、

 

 

『ビット・コイン』に限定せず、『仮想通貨』市場全体に、

『マイナス』の影響を与える出来事となり、全体的に10%前後下落しています。

 

 

そして、

 

 

2つ目のイベントというのが、米国Google社が発表した、

『量子コンピュータ』による『量子超越性』の世界初実証のニュースです。

 

 

『量子超越性』

 

 

世界最速の『スーパーコンピュータ』を超越する速度での計算実現をこう呼ぶそうですが、

報道では、従来『1万年規模』の時間がかかる計算式を、僅か『200秒(3分20秒)』で達成したそうです。

 

 

もはや、凄すぎて『イメージ』すら湧きませんね(笑)

 

 

確かに、

 

 

今回の実証実験では、『1万年規模』というのは大袈裟な表現という話もあり、

また、解かせた『設問』自体が、『量子コンピュータ有利』という議論もあります。

 

 

しかし、

 

 

それでも、従来のスパコンで『2、3日』を要した問題は確実なようで、

それを、『200秒』という『一瞬』で片付けてしまった事は『驚愕』です。

 

 

実際、

 

 

専門家の世界では、今回の実証実験結果は、

歴史の転換点となる『マイル・ストーン』になり得るという声すら出ています。

 

 

私自身、

 

 

その世界の『専門家』では無いので、その意義を正しく理解はしませんが、

前述した『Facebook』の登場同様に、世界に革新をもたらす出来事というのは間違い無さそうです。

 

 

話を戻すと、

 

 

何故、量子コンピュータによる『量子優越性』が価格変動に影響を与えたかと言うと、

その技術革新により、仮想通貨の公開情報読解・基幹技術崩壊のリスクが高まったからです。

 

 

今回の報道はその域に達していませんが、

 

 

将来的に『量子コンピューター』の実現性が高まると、

保有するビットコインを守る『秘密鍵:パスワード』を、

『公開情報』から解読できる可能性が出て来てしまいます。

 

 

その優位性の1つ、

 

 

『暗号化』して安全に送金するという『仮想通貨』の基幹技術が崩れる事になれば、

その『信用度(価格)』が下落することも、『当然のこと』かも知れませんね。

 

 

確かに、

 

 

現代社会主義を支えて来た、世界各国の『既存通貨』においても、

『信用リスク』『地政学リスク』が変動する事により、

その『(対外的)価値』が変動する事は、往々にしてある事です。

 

 

しかし、

 

 

『仮想通貨』、今日ご紹介している代表通貨『ビット・コイン』の価格変動は、

各種報道に対する『ボラティリティ(変動幅)』が大き過ぎて、

『決済機能』を主とする、『通貨(貨幣)機能』を期待するのは、正直厳しい。

 

 

どちらかと言うと、

 

 

『貴金属地金』『原油』等に代表される『コモディティ』的要素を含み、

『ギャンブル』の領域を、未だ、出ていないのでは無いかと考えます。

 

 

実際、

 

 

最も『価格変動』の大きな直近2年間を振り返ってみても、

『ビットコイン』の『正当な価値(適正価格?)』を理解している人間は、世界に一人も居ません。

 

 

その価格が最も上昇した2年前でさえ、

 

 

海外の著名投資家、機関投資家、富裕層の方々を中心に、

『(仮想通貨は)資産に組み込んでも、全保有資産の5%未満まで』という考えが一般的でした。

 

 

確かに、

 

 

1つの例として『1億円』の保有資産がある方々にとっては、

『500万円(全体比5%)』を上限目処として、組み込んでみるのは面白いです。

 

 

しかし、

 

 

以前の公式ブログでも書かせて頂きましたが、保有資産1000万円未満、

僅か『数百万円』しか預貯金のない方が、全資産に近い金額拠出するのは、

『一攫千金』を夢見て、『宝くじ』を購入する行動と大差ありません。

 

 

『仮想通貨』

 

 

『量子コンピュータ』同様に、世界に革新をもたらす技術である事は確かですが、

本来の目的である『決済機能(通貨機能)』を確立するには、少し時間が掛かります。

 

 

保有・資金拠出に関しては、ご本人の判断の自由ですが、

『ギャンブル』『投機』にならぬよう、気を付けて取引される事をお勧めします。

 

 

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人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

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    井上 耕太

    ・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
    ・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
    ・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

    【保有資格】
    ・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
    ・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

    【活動実績】
    ・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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    ・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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