また1つ、『悲劇(喜劇?)』が繰り返されようとしています★

今日のテーマは、『また1つ、悲劇(喜劇?)が繰り返されようとしています』、です。

 

 

少し、気になるタイトルですよね(笑)

 

 

この手の話題を耳にするのは、それほど難しくなくなって来ました。

 

 

今朝、CNNの紙面を見ていると、

また、『悲劇(喜劇?)』の種となる報道を見つけてしまいました。

 

 

『ホームレス直前の米国の女性、宝くじで4000万円超に当選』

 

 

事の経緯を説明する部分だけ、少し引用したいと思います。

 

 

・経済的に困窮しホームレスに陥る瀬戸際にもあった、

 米ミシガン州の50歳女性がコンビニで2ドル(約218円)の宝くじ券を購入した。

 

 

・結果、賞金39万ドル(約4251万円)を射止める幸運をこのほどつかんだ。

 

 

以上です。

 

 

『事実』だけを述べるとしたら、本当にこの通りですよね。

 

 

その出来事自体には『意味』はないと思うのですが、

客観的に見て、皆さんはどのような『意味付け』を加えられますか??

 

 

一般的には、『凄い!』『良かった!』と言われそうですよね。

 

 

でも、私は決してそうは思わないのです。

 

 

きちんとした『資産形成』をしている方々、

『お金持ち』のメンタリティーを持っている方々は、同じ考えです。

 

 

決して、宝くじ当選に対する『僻み根性』ではないですよ(笑)

 

 

まず、

 

 

彼女の『行動』『思考回路』に大きな問題があるのは、

『ホームレス直前』にも関わらず、『宝くじ』を購入しているという点です。

 

 

以前のブログでも散々書いているので、ここでは割愛しますが、

米国においても、『宝くじ』に関する期待値は約半数に変わりありません。

 

 

(*特別な理由がある場合もあるでしょうが、)

『ホームレス直前』という事は、

その人本人に、『お金を扱う能力』が無いという事です。

 

 

単純に、

 

 

『収入よりも支出が多い状態』が、長期的に、継続しているという事。

 

 

その状況において、

 

 

さらに自身の『お金』を失う為、

『宝くじを購入する』という行動をとる事は、『狂気の沙汰』としか思えないのです。

 

 

結果、

 

 

今回の『宝くじ』では、彼女は幸運にも(?)『当選』をゲットしましたが、

この『思考回路』をしている内は、また直ぐに同じ状況に舞い戻ってしまいます。

 

 

実際に、その『兆候』も、既に記事中にも見られます。

 

 

彼女が当選した宝くじは『ラッキー・フォー・ライフ』と呼ばれるもので、

最低額3USDから、自身で決定した金額を『一定期間』若しくは『終身』で受け取ることが出来ます。

 

 

ここで、

 

 

『分割受け取り』を希望された場合はまだ救いがあるのですが、

残念ながら、彼女が選択したのは『39万ドル』の一括受け取り。

 

 

その使い道についても、

『車と自宅を購入した後、残額は貯金に回すことを考えている。』と述べています。

 

 

『4000万円』程度のお金ですが、

『車』と『マイホーム』を購入して、果たして残るものはあるのでしょうか??

 

 

個人的には、かなり疑わしいと感じています。

(*よりはっきり言うと、絶対に無理です。)

 

 

懸命な読者の方々は薄々気づいて来ていると思うのですが、

彼女は、今後の人生で、これまで以上に困窮していくでしょう。

 

 

『宝くじ当選は最高の時期に到来した!』と喜んでいるらしいのですが、

残念ながらそうはならず、これが『呼び水』となって支出傾向を増大させます。

 

 

また1つ、『悲劇(喜劇?)』が繰り返されようとしています。

 

 

これは私だけでなく、多くの偉人が伝えていることですが、

『お金』は、その人の『器』の大きさしか保有することが出来ません。

 

 

今回の事例、宝くじの当選金のような『ハード』がいくら整おうと、

その人自身の思考回路、『ソフト』がアップグレードしていないと、全く意味がありません。

 

 

それどころか、

 

 

今回の彼女の事例のように、『器』が変化しないまま、

『大きなお金』が流れ込むと、一気のその流れに翻弄されてしまいます。

 

 

20代前半、私も、多くの『お金持ち』と言われる方々が書かれた書籍を読み漁りました。

 

 

同じ行動を取られている方は感じられている事でしょうか、

『どの本を読んでも、考え方ばかり書いている!』

『具体的に、何に投資したら良いか教えてくれ!』と思いますよね。

 

 

もちろん、若かりし頃の私も同じことを考えていました。

 

 

しかし、

 

 

10年という時を経て、着実にステップを上がってきて感じるのは、

『考え方』というソフトウェアのアップデートこそが、まず第一に必要。

 

 

むしろ、

 

 

それ無しには、どんなに外部環境の『ハード』が変化しようとも、

人生そのものの『資産形成』については、変化しようがありません。

 

 

読者の皆さんも、まず『ソフト』をアップデートし、

『ハード』に当たる外部環境が変化した時、十分対応出来るようにしておいてください。

 

 

最後に、

 

 

皆さんが疑問に感じているであろう(?)事について、

1つ『種明かし』して終わりにしようと思います。

 

 

なぜ、私が『悲劇(喜劇?)』と表現しているのか。

 

 

それは次の格言に由来します。

 

 

歴史は二度繰り返す。

一度目は『悲劇』として。二度目は『喜劇』として。

 

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、

『共産党宣言』で有名なドイツの経済学者、カール・マルクスの言葉です。

 

 

実際は、『二度』以降も永遠に繰り返すと思うのですが、

ぜひ、皆さんは『悲劇』『喜劇』を繰り返す立場になられないことを願います。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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