本日のテーマは、『より厳しい状況になったこと、気付いてる??』です(^_^)★
最近、セミナー開催などが続いてて、
その告知や報告メインの発信になっていました。
その情報に刺激を受けて頂けた方も多いと思います。
ブログ上で『正論』をタラタラ書いてても良いのですが、
やはり、本当の『人間力』とは『行動力』のこと。
現実世界で『影響力』を発揮できてこそ、
真に『実力がある人間』であると僕は思います(^_^)★
ただ!!!!
イベント告知&開催報告ブログになっててもあかんのんで、
今日は久しぶりに『頭』使う記事を書こうと思います(笑)
ちょっと前のブログになりますが、
実業家としてのドナルド・トランプの発言をご紹介しました。
『でっかく考えよう!』
『お金』も『ビジネス』も、
『小さいこと』ばかりに注目していても良いことにはならない。
日本にも、『木を見て森を見ず』という言葉がありますよね。
大局的に物事を見ることは、
いつの時代も、何の分野でも大切です。
大勢の意に反してか、はたまたそのままなのか。
トランプさんが大統領当選したのが、
どちらに当てはまるのか詳しいことは知りません。
ただ、
選挙中から僕が気にしていた点が1つあります。
それは、トランプさんの次の発言。
『大統領に就任したら、TPP協定から米国は離脱する』
これは、果たして本当なのか??
皆さんもご存知の通り、
全体のGDPの約6割を占める米国が協議を外れることで、
TPP協定の発効は実質不可能になります。
これは、日本にとっては多大なるメリット。
なぜなら、
ISD条項が入っていて、
超巨大多国籍企業から国が訴えられるルールから、
抜け出すことができるからです。
多くの人が、TPPの脅威は『関税の撤廃』だと勘違いしてます。
これは、マスコミも煽っているから仕方ないけど。
しかし、
本当に重要なのは『ISD条項』。
フェアトレードを阻害する要因がある場合、
私的な企業の利益追及のため、公的な国を訴えることが出来るのです。
具体的には、次のようなことですよね。
・食品の『産地記載』の撤廃。
・『遺伝子組み換えでない』表記の廃止。
・軽自動車等の軽減税率の撤廃。
・国内インフラの入札の公平化。
これらは、海外企業から見たら、
全て『フェアトレード』を阻害する要因です。
『国が、企業に訴えられる事なんてあるんですか??』
皆さん、疑問に思っていますか??
いやいや、それは世間知らず過ぎる(笑)
今、世界ではバンバン起こっていますからね(^_^)
お隣の韓国なんて、『米韓FTA協定』により、
これまで約140本の法律が書き換えられています。
それで、
トランプさんは『米国はTPP協定から離脱する』と言っていますが、
これは、事実上、TPP協定が発行出来なくなることを意味します。
僕は、これを聞いた当初、『良かった、良かった』と思いました。
『トランプさんが関与するビジネス・企業で、旨味がなかったのかな?』なんて呑気なことを考えていた。
しかし、本質は全く違っていたのです。
トランプさんが、次に言っていることにポイントがあります。
『二国間FTA協定の締結』
皆さん、わかりますか??
つまり、こういうことです。
『TPP』といった曖昧な?枠組み、
『1対多』の状況であれば、本当に米国に有利な協定は組めない。
『1対多』の原理を利用して、
抜け穴を探す国も出てくるかも知れない。
ただ、『1対1』に持ち込めば話は別です。
対象者が当事者同士しかいないため、
そこで話を逸らしたり、息を殺す作戦も通じません。
クラス全員40名の中では、
『ジャイアン』の威力・支配力も分散されます。
しかし、
『ジャイアン』VS『のび太』対面交渉では、
『のび太』に逃げる余地は残されてないのです。
これを、
米国はそれぞれの国ごとに結んで行こうとしている。
もちろん、優先順位順なので、
『日本』もかなり早い段階に位置しているでしょうね。
もし仮に、これを結ばれたら、
日本経済にとっては『TPP』どころじゃない大惨事になります。
『経済』というか、
もう『国家』として本当に米国の『属国』になってしまう。
こうなってきたら、『TPP』締結の方がマシに見えてきますね。
もしも、これで『TPP締結』に日本を進ませる狙いがあるのであれば、
トランプ大統領はかなりの役者だとお見受けします。
兎に角、
この面から考えても、
日本の『カントリーリスク』は高まっていくでしょう。
これからの時代、最もリスクを抱える人は、
『日本に全ての資産を置いていて』、
『自分で価値を生み出すことが出来ず』、
『日本を出ていくことが出来ない人』です。
皆さん、『国家のリスク』と『個人のリスク』を切り離してますか??
きっと、99%以上の方々が切り離してないよね。
正直、その人たちはヤバイですよ(^_^)
『資産形成』『人的資本』両方の観点からも、
しっかり準備は進めていくべきだと考えます。
まずは、
『資産形成』について本気でお考えの方は、
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