今日のテーマは、『世界最高の投資家もハマる!?3Sの罠にご用心』です。
今日は、我が母校・国立神戸大学、社会科学系図書館に来ています。
直接繋がっている方々にはFacebookで配信しましたが、
私が卒業して、『10年』もの月日が流れてしまっていたんですね。
時間の経過で見れば、『もう10年も』と感じてしまう一方、
現在の自分の状況を考えたら、『よく10年で』という想いもあります。
卒業する喜びと共に、就職することへの不安とワクワクが混ざった気持ち。
そして、
『もう、こんな自由な時間はこないのかも、、、、』と、
若干、人生に対して悲観的になってしまう気持ちと(笑)
20代は本当に無我夢中で駆け抜けたので一瞬で過ぎ去りましたが、
この経験があったからこそ、今、自ら事業をし、大学時代同様、自由な日々を謳歌しています。
10年前は、今の自分を想像できていなかったですね。
私の所属は『理学部・化学科』でしたが、本日同様、
学生時代に足繁く通ったのも『社会科学系図書館(経済学部・法学部)』です。
それは、何故か??
決して自慢できることでは無いのですが、
大学時代には学年筆頭で留年の危機に瀕していた事があり、
土日開館のこの図書館がとても勉強が捗ったからです(笑)
珍しく本文中に画像を貼りましたが、閲覧スペースも教会調で、
とても居心地がよく、集中できる空間になっています。
1回生、2回生はほとんど学校に行かず、もちろん単位も取れない、
3回生は留年の危機で学校・図書館に通い詰め、
4回生になったら、再度姿を眩まし、要所要所のみ出席する。
思い返して見ても、我ながらヒヤヒヤしますね(笑)
本当に、何か一つ掛け違えていたら、
今とは全く違った人生を歩んでいたような『綱渡り』の学生生活です。
大学自体も、もしかしたら、卒業してからの方が来ていますね。
そんな状況の中、今日は大学の思い出深い図書館で記事を書いています。
社会人になってからは、偉人の書籍を読み漁ったものの、
大学時代の私は、それほど『本』というものを読まない人間でした。
しかし、
ここ社会科学系図書館で、
大学生活4年間でおそらく5冊ほどしか読んでいないうちの1冊に出会います。
その1冊さえも、タイトルを忘れてしまっていますが(笑)、
日本マクドナルド創業者として有名な、故・藤田田さんの書籍でした。
ちょうど、今朝のニュースで、
本国・米国の全店閉鎖が報道された『トイザらス』の、日本事業創業者でもありますね。
そんな藤田田さんが、
『ビジネス』『お金』について自身の考えをまとめられた本でしたが、
その中のいくつかは、今でも私の心の中に残っているものがあります。
その中の1つのセンテンス。
資産形成しようと思ったら、『3Sの罠』にはまらないこと。
『3Sの罠』
皆さん、この言葉を言われて、すぐに察しがつくでしょうか??
もしかしたら、これは藤田さん自身の命名ではなくて、
米国ではよく言われている表現だったかも知れません。
勘の良い方は気付かれているでしょうが、
『3S』というのは、『S』が頭文字で始まる単語を3つまとめたもの。
『スポーツ』
『セックス』
『スクリーン(映画、テレビ等のメディア)』
この3項目に『熱狂的に』は待ってしまう人は、
人生の大切な資源(時間、お金、労力)を浪費してしまい、
『資産形成』においても成功しないというもの。
こう言われると、『確かに』と納得してしまう項目ですよね。
ちょうど1週間後、春のセンバツ高校野球甲子園大会開幕を控え、
『3月23日から11日間、仕事しない!宣言』をしたい私にとっては、
なかなか痛いところを突かれていますが、、、、。
話を元に戻すと、
確かに、世間では多くの方々が、
ここで挙げられた『3Sの罠』にハマって、人生を崩壊させていっています。
アスリート本人としては素晴らしいと思いますが、
先日も、羽生結弦選手に(過度に)ハマってしまった奥さんが、
『経済的に』家庭を崩壊してしまったご家族の記事を読みました。
*関連グッズの購入のみならず、日本の大会のみならず、
平昌五輪まで100万円単位の支出をしてまで駆けつけてしまう、といったもの。
その他、
数年前、サッカーの大陸王者選手権を日本で開催していた時、
南米代表・アルゼンチンチームの熱狂的サポーターの中には、
自宅を売却してまで渡航費を捻出した強者もいたと聞きます。
また、
『セックス』に関する事例も、昨今の著名人の不倫報道で容易に想像がつきますよね。
(*マスコミの低俗な報道スタイルが、良い・悪いという話はここではしません。)
『スクリーン』も納得するのに難くはなく、テレビ、パソコンに加えて、
昨今では『スマホ依存症』の方々も、人生で大きな『ロス』をしています。
このように、
『3S』は私たち人間が本能的に持つ根源的欲求なので、
意識していないと、簡単にコントロールを失い暴走してしまいます。
そして、
それは重々承知していても、世界最高の投資家でさえ、
そのコントロールは難しいという報道が最近出てきました。
『バスケ予想的中で年1億円の終身年金、ウォーレン・バフェット氏が約束』
言わずと知れた、世界ナンバーワン投資家の一人、
現・投資会社『バークシャー・ハサウェイ』最高経営責任者・ウォーレンバフェット氏の提案です。
今月11日開幕の男子バスケットボール全米大学選手権
『マーチ・マッドネス(3月の熱狂)』において、その試合結果を募るこの企画。
大会ベスト16までの試合結果をすべて言い当てた同社従業員に対して、
賞金として『年間100万ドル(現在1億円超)』の『終身年金』を約束するというものです。
これは、決して『今年初めて』出て来た話ではなく、
以前からバフェット氏が開催していた『予想ゲーム』だったのです。
さらに、
先月、ネブラスカ州のクレイトン大学またはネブラスカ大学が優勝した場合、
賞金の金額を倍増させて『年間200万ドル』にすると発表しました。
*ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、バフェット氏はネブラスカ州出身。
現在も金融の中心NY金融街とは距離を置き、『オマハの賢人』と呼ばれています。
『マーチ・マッドネス(3月の熱狂)』には、
全米から大学68校が参加し、4つの地区に分かれたトーナメント方式で争います。
このシステムを聞いて、理系の方であれば、
当選が決まる『ベスト16』までの勝敗予想組み合わせが、
『天文学的』な数になるとすぐにわかるでしょう。
そういった事情もあるので、
これまで、本当選の『年間100万ドル:終身年金』を獲得した人はいません(笑)
『当選していない』ということは、
公式ブログでは定期的に取り上げる『宝くじ』の事例同様に考えると、
『不幸な人』を輩出していないということで、幸運なことです。
おそらく、
バフェット氏自身、その数字的カラクリも考慮に入れて、
実質『スポーツくじ』とも言える、この企画をしているのだと思います。
しかし、
個人的には、バフェット氏のこの取り組みはかなり意外でした。
皆さんも、『3S』への熱狂はほどほどに、
ハマり過ぎて人生を破滅させないように気をつけてください。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太