堅調な『株式市場』をよそに、『大富豪クラブ』で高まる懸念。

今日のテーマは、『堅調な株式市場をよそに、大富豪クラブで高まる懸念』です。

 

 

本日は、約5ヶ月ぶり、久々に大阪・梅田の会場で、

『資産形成セミナー』をリアル開催させて頂きます。

 

 

4月以降、

 

 

ZOOMを活用したオンライン開催に切り替えていましたが、

個人的には、リアルに『空気感』を感じながら開催したい。

 

 

有り難いことに、

 

 

こんな時期にも関わらず、お申込み状況も順調で、

久々に、直接、皆さんにお会いできるのを嬉しく思います。

 

 

ただ、

 

 

開場まで時間も差し迫ってきた為、

本日の公式ブログは、さらっと書き進めて行こうと思います。

 

 

午後2時過ぎ、

 

 

安倍首相の突然の『辞意表明』から、日本市場は下落しましたが、

それでも、相対的に見ると『株式市場』は堅調に推移しています。

 

 

昨夜も、

 

 

米国市場は続伸し、代表指数『NYダウ平均株価』は、

『2万8,492.27米ドル』で取引を終了しました。

 

 

2020年初、

 

 

過去最高値更新した際の数字が『2万9,000ドル台』ですから、

ほぼほぼ、『コロナ前』の水準まで戻してきた形になっています。

 

 

日経平均株価も、

 

 

安倍首相・辞意表明のニュースから下落したと言えど、

まだ『2万3,000円』の基準値を射程圏に捉えます。

 

 

加えて、

 

 

『金(gold)』に代表されるコモディティ市場も堅調推移し、

株高にも関わらず、こちらも過去最高水準で取引されています。

 

 

更に、

 

 

世界全体として『債券市場』にも資金流入が続いており、

歴史的低利回りに突入する程、活況を呈し続けています。

 

 

現実世界では、

 

 

『新型ウイルス:感染拡大』の再燃が叫ばれており、

活動・営業自粛モードがじわじわ起こり始める状況。

 

 

『リアル』な経済循環の回復は、まだまだ先と考えられますが、

それに反して、投資市場には『バブリー感』が充満しています。

 

 

この状況で、

 

 

昨日、米国市場が一段の『上げ』を記録した要因は、

FRB(米国連邦準備理事会)が、日本時間の昨夜、

『物価上昇率2%超』の新たな指針を公表したこと。

 

 

直訳すれば、

 

 

『見境なく、金融緩和を継続していく』という事ですが、

『実現可能性』がどれほどかというポイントは別にして、

市場参加者は、この意思決定を好意的に評価しました。

 

 

秋以降、

 

 

想像を絶するレベルで『感染拡大』する場合を除いて、

状況が今より悪化することは、考えにくいと思います。

 

 

そう考えると、

 

 

完全に回復し切っていない、『今』における投資市場の活況は、

『参加者(投資家)』にとって、好ましいように映りますよね。

 

 

しかし、

 

 

この状況下、一部、『大富豪』と呼ばれる方々の中には、

一時的に、『警戒感』を高めている人たちが存在します。

 

 

『タイガー21』

 

 

『1億ドル(日本円換算:106億円)超』の保有資産を持つ、

『約800名』のメンバーで構成される『大富豪クラブ』です。

 

 

このクラブ内で、最近、調査を進めたところ、

メンバーの『懸念』を表す結果が示されました。

 

 

それは、

 

 

構成メンバーの平均値として、保有資産全体に占める現金比率が、

『約19%』という過去類を見ないレベルまで上昇していること。

 

 

この辺り、日本人的な感覚では、理解し難いかも知れませんね。

 

 

簡単に説明すると、

 

 

日本においても、海外諸国においても、

『現金』の保有は、それ自体で何も生み出すことはなく、

反対に、インフレによる『目減りリスク』のみ被ります。

 

 

なので、

 

 

基本的に、『大富豪』という立場になれば、なるほど、

総資産に占める『現金保有率』は低値に限定されます。

 

 

1つの基準値を示すと、

 

 

海外諸国の一般的投資家のアセット・ミクスとしては、

年齢に関わらず、無リスク資産比率は50%を下回り、

現金比率は『5〜10%』に限定されるのが普通です。

 

 

何度もお伝えする通り、

 

 

『現金保有』という手段は、増える『メリット』は無く、

インフレによる『リスク』ばかりを被ることになるから。

 

 

この考え方が、世界スタンダードとしての『常識』です。

 

 

その中で、

 

 

『大富豪クラブ』を構成する錚々たる面子の方々が、

『現金比率』を引き上げていることは注目に値する。

 

 

今後、

 

 

暫くの期間、『バブリーな雰囲気』は継続と見るものの、

それでも、『今の市場は、全てが高過ぎる』との評価か。

 

 

若しくは、

 

 

世間一般、私たちが想像し切れていないところで、

新たな『市場下落』が起こると予想しているのかも知れません。

 

 

人生のあらゆる場面において共通する考え方ですが、

『堅調』に思える時こそ、注意する必要があります。

 

 

『大富豪クラブ』の動向にも、暫く、アンテナを貼っておきましょう。

 

 

定期開催する『資産形成セミナー』は、今後も、暫くの期間、

『リアル』『オンライン(Zoom)』を並行して開催します。

 

 

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■8/28(金)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@大阪・梅田■

****セミナーご案内ページはこちら*****

 

■8/29(土)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@Zoom■

****セミナーご案内ページはこちら*****

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また、

 

 

『オンライン開催』については、『リアル開催』の場合と異なり、

ご希望頂いた方への『1対1:個別受講』も対応させて頂きます。

(*この時期限定のご対応です。)

 

 

その場合、

 

 

通常開催(集合セミナー形式)より『濃い』情報をご提供出来ますので、

受講希望される方は、この機会を、ぜひ有効活用して頂けたら幸いです。

(*予告なく終了する場合もありますので、ご了承下さい。)

 

 

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*上記ご案内ページにアップする日程以外をご希望の方は、

 下記アドレスまで、直接お問い合わせ頂けたら幸いです。

*井上耕太事務所公式:michiamokota0421@gmail.com

 

 

井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

【活動理念】
・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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