今日のテーマは、『自分の頭で考え、眼で見抜くことの大切さ』です(^_^)★
一見、『資産形成』の話と関係無いように見えるかも知れません。
しかし、
実際は、密接に関係していて、
人生を通して見ると、『お金』以上に大切なことかも知れません。
最近、
世間一般多くの方々を見ていると、
『自分の頭で考える』『自分の目で見抜く』という行動が欠落しているように感じます。
例えば、
新聞でもテレビニュースでもネットでもなんでも良いです。
ある物事について、一面的に報道がなされると、
自分の頭でジャッジする間もなく、その情報そのままを『正しい』『真実』と思い込んでしまいます。
巷の読書ブームなんかにも乗っかって、
『多読』なるものも流行の兆しを見せていますよね。
そういった方々に多く見受けられるのが、
ただ単に、その本を『読んだか』『読んでいないか』で判断すること。
読書に限った話では無いですが、
日本人は一般的に『知識』を重んじる傾向があり、
その情報について『知っているか』『知らないか』で勝負している人が多過ぎます。
正直、そんなものは全く役に立たず、
仮に、私がある情報について概念を知らなくても、
その単語でネット検索すれば、書籍を読めば、一定レベルの『知識』は瞬時に得られてしまいます。
だから、
その情報を知っているとか、知らないとか、
その書籍を読んだことが有るとか、無いとか。
その映画を見たことあるとか、無いとか、
そのセミナーを寿王したことが有るとか、無いとか。
情報過多の今の時代においては、全く意味がありません。
『情報』が膨大に流れる今の時代において、最も大切なのは、
もちろん、様々な方向から『情報』を大量にインプットし、
それを自分の『頭』で考え、何が正しいか『眼』で見抜いて、自身の思考に『軸』を通すことです。
誤解を恐れずに言えば、
この『思考』することが出来ない大人を大量発生させたのは、
現代の『日本の学校教育』の大きな問題点です。
小学校から始まる、長期間の義務教育の中で、
『教科書に書いて有ること』『先生が言ったこと』に対して、
全く疑わず、それを暗記することを『良し』として来ました。
そして、
試験で問われることも、教科書に書かれ、授業で教えられた事。
求められた画一的な『答え』を出す人間が、『優秀』という評価基準。
その『情報』に対して、審議し、自身の考えを述べることは求められておらず、
最も大切な『思考』という行程は、日本の学校教育の中では、恐ろしく非効率な行動になります。
加えて、
日本人特有の『ムラ文化』も深く根ざしていて、
『人と違う行動を取ること』『人と違う考えを持つこと』に対して、
多くの方々が、ある種、拒絶のような感情さえ持ち合わせています。
このように、
子供の頃から長きに渡る『学校教育』と、『取り巻く環境』の影響もあり、
多くの日本人が、『思考』という最も大切な行動を放棄してしまいました。
先日、ある報道番組を見ていて、
とても『違和感』を覚える場面がありました。
大陸弾道間ミサイル『火星15号』の発射実験をした北朝鮮に対する報道で、
司会者はじめ、コメンテーターが画一的に次のような意見を述べた場面です。
『北朝鮮は、世界の脅威になりつつある。』
『世界各国が協力して、経済制裁をより強めるべきだ!』
『場合によっては、軍事制裁も辞さない覚悟で臨まないと!』
『このままでは、本当に米国との闘いが始まってしまうかも知れない。』
などなど。
決してこの番組だけの話でなく、
私たち日本国民はこれまでの人生における情報被曝の結果もあり、
『北朝鮮』という国に対して、マイナス感情を抱きやすくなっています。
『権力が極度に集中した独裁国家』
『日本人が拉致被害にあった野蛮な国』
『国民は貧困を極め、情報統制もされた貧しい国』
『世界中が、北朝鮮に対して敵視している』
このような『考え方』を持った人は、
読者の中にも多くいらっしゃるのでは無いでしょうか??
予めはっきりとお伝えしておくと、
私は当該国家に対して、『良い感情』も『悪い感情』も持っていません。
*自国の上空をミサイル通過させ、EZZ内に着弾させることに対して、
常識的なレベル(防衛本能)の『怒り』の感情は持っていますが。
ただ、
日本国民のほとんどが、該当国に対して、
『マイナス』感情を刷り込まれていることに対しては、『大きな疑問』を感じています。
例えば、
日本国民は、北朝鮮という国を『世界の悪者』のように捉えていますが、
この国と国交を結ぶ国は、全世界192の国・地域の中で、実に『160』を超えています。
むしろ、
北朝鮮という国と国交を結んでいない国は、
日本、アメリカ等をはじめ『26(国と地域)』ほどしかありません。
『あれっ!?』と思いませんか??
実は、『国交のない国』の方が、
世界の中では思いっきり『マイノリティ(少数派)』というのが事実です。
もちろん、
『国交を結ぶ国』が相手国に対して不信感を抱いている訳がなく、
しっかり、『国家』と『国家』としてお付き合いを進めている訳です。
確かに、
米国がギャンギャン言っている現状ですので、世界各国もご機嫌取りで、
現時点は、北朝鮮に対して、ポーズとしての経済制裁をしているかも知れません。
しかし、
多くの日本人が『情報』として抱いていた、
『北朝鮮は、世界の悪者』説は、この事実を知ることで、一瞬で崩れ去ってしまいます。
また、
この疑問は、私だけなのでしょうか??
小さい頃から抱いていた不明点なのですが、
いくら北朝鮮という国が『世界のならず者』国家だったとしても、
大国アメリカと張り合うだけの体力がどこに有るのだろうか??
油田があると言っても、大国・米国には確実に敵わない量です。
土地、人口、資源、経済、軍事レベル、国家間ネットワーク、
どの分野を取ってみても、米国と北朝鮮ではとてつもない差があるのは明らかです。
よく『子供と大人の喧嘩』と表現されますが、
本当のところを言えば、そんなレベルではないほどの『差』が両国にはあります。
米国が本気を出せば一瞬でねじ伏せらる小国を、
ここまで野放しにして、泳がせておく意味はどこにあるのでしょうか??
今回、話題になった『火星15号』も然り、
立て続けに爆破実験を繰り返す『核兵器』の技術も然り。
そのものを作る技術やノウハウ、そして経済力を、
北朝鮮という小国は、一体どこから得ているのでしょうか??
ここでは、『答え』は書きませんが、
自分の『頭』で考える習慣のある方々からしたら、簡単に見抜けてしまうことです。
特に、
テレビという媒体が顕著になってきていると思いますが、
今の日本に流れる情報は、『思考』を止めるものばかりになっています。
皆さん、自身の『頭』で考え、『眼』で見抜いていますか??
『情報』を鵜呑みにしているようでは、人生の『主導権』を放棄します。
『知っている』『知らない』で勝負するのではなく、
しっかり自分の『頭』をフル活用して、『思考』して生きて行きましょう(^_^)★
『自身の頭で考え、着実な資産形成をスタートしたい!』という方々には、
最適なセミナーを、今月12月26日(火)大阪・梅田にて開催します。
■12/26(火)開催!将来のお金の不安が消えるセミナーin大阪・梅田■
『具体的なアクション』を起こすことでのみ、
本当に人生は好転していくものだと思います。
ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。
皆さんに直接お会い出来るのを楽しみにしております(^_^)★
セミナーを受講する間でもなく、
『今すぐ、資産形成をスタートしたい!』という方は、
ぜひ勇気を持って『お金のセッション』を受講してみてください。
井上耕太事務所
代表 井上耕太