足下で密かに囁かれる、『消費税:段階的増税論』。

今日のテーマは、『足下で密かに囁かれる、消費税:段階的増税論』です。

 

 

早いもので、もう『10月』が終わってしまいます。

 

 

今月は、先週の平日、東京で過ごしていたこともあり、

いつも以上に、一瞬で『1ヶ月』が過ぎ去ったように感じます。

 

 

『2019年』という1年間全体で見ても、

『10ヵ月』、80%強の日数が経過(消費?)されてしまった事になりますね。

 

 

子供の頃、

 

 

『無限』かのように感じた『人生』も、30代半ばを過ぎると、

間違いなく『有限』で、自身が想像するより『短い』事を実感しています。

 

 

特に、

 

 

私自身、27歳で父親をなくした経験を持つので、

同世代の多くの方々よりも、人生の『真剣度』は高いように感じています。

 

 

また、

 

 

父親が亡くなった年齢が『58歳』だったので、自身の中にも、

無意識にうちに、その『基準点』が刻み込まれている印象が有りますね。

 

 

今現在の自身の年齢(35歳)から考えると、

残りの人生は、もしかしたら、『20年間』程しか残っていないかも知れない。

 

 

極論、

 

 

『今日』という日に亡くなる可能性も間違いなくある訳で、

自身の『命』を意識しながら、『人生』をしっかり生きていきたいと考えます。

 

 

話を『本題』に戻します。

 

 

冒頭、『10月』が終わろうとしていることに触れましたが、

この事は、同時に『消費増税10%』始動から1ヶ月ほど経過したことを示します。

 

 

皆さん、ここ1ヶ月ほどで『生活コスト』の増大は感じられているでしょうか??

 

 

今回の場合、

 

 

『国民生活』に直接関わる食料品等に対して『軽減税率』が適用される事もあり、

『日常生活』に関わる消費に対しては、大きな影響は見られていないように感じます。

 

 

ここまで、日本政府の思惑通りですね。

 

 

今回の『消費増税』では、歳入の増額分は『約6〜7兆円』と見込まれますが、

各種、臨時・特別措置の拡充により、同額程度の『景気底上げ策』が用意されました。

 

 

未だに、

 

 

世界経済のリセッション(景気減速)リスクや米中貿易摩擦の問題等、

片付いていない課題を孕みながらも、目立った『腰折れ』がない事は、

今回の『消費増税』が成功だったと言える証拠になり得ます。

 

 

私自身、

 

 

特に、『増税直後』は、もう少し諸費減退が起こるものと予想しましたが、

その予測も、『経済の粘性』により、見事に裏切られた形となりました。

 

 

しかし、

 

 

増税時に大きな『腰折れ』は起こらなかったものの、今回の増税により、

『日本の財政健全化が為されたか??』と聞かれたら、大いに『疑問』が残ります。

 

 

前述の通り、

 

 

今回の増税により、増額する歳入(税収)は『6〜7兆円』に限定されており、

この金額は、日本国で年間新たに生み出される債務から比べると、『雀の涙』です。

 

 

当然、

 

 

この増額分では、『プライマリーバランス:プラスマイナスゼロ』は程遠く、

もし、この増額分がそのまま補填されるとしても、『焼け石に水』程の効果しか有りません。

 

 

ただ、

 

 

こちらも前述させて頂きましたが、今回の『消費増税』導入に際して、

日本政府は、ほぼ同等額の『景気底上げ策』を講じていますから、

『2%増税』によりアップした税収が、そのまま補填される訳では有りません。

 

 

更に、

 

 

驚愕の数字も出てきていて、日本国の最大支出である『社会保障費(給付金)』は、

2022年度には、現在の約1.6倍、『年間190兆円』まで増大すると言われます。

 

 

たった『3年後』の話です。

 

 

今回の『消費増税』導入に際して、時の政権を握る安倍首相は、

『(消費増税は)今後、10年間は必要ない』と言い切ってスタートしました。

 

 

が、

 

 

実際、安倍首相の任期は2年後の『令和3年』9月に終了する訳で、

上記発言の『責任保有期間』も、上記時期をもって『期限切れ』となる可能性が高い。

 

 

当然、

 

 

『日本国』の現状を考えた際、『消費税10%』でストップする筈がなく、

今後も『段階的増税』を繰り返しながら、欧州諸国並の20%台まで引上げられます。

 

 

例えば、

 

 

今回のように『2%』『3%』と引き上げれば景気腰折れリスクも高まりますが、

毎年『0.5%』刻み等で引き上げる場合、そのリスクもかなり低減できる可能性がある。

 

 

これが、

 

 

『1%刻み』を選択するなら、10年間で『10%分』の増税可能な訳で、

『時間』をかけながら段階的に導入する事で、国民の『感覚的慣れ』も期待出来ます。

 

 

もしかしたら、

 

 

『それは、何でも大袈裟やろ』とおっしゃる方もいるかも知れませんが、

『日本国』の財政状況を考えると、実行しなければ、健全化出来ない状況に来ています。

 

 

実際、

 

 

今回の『消費増税10%』は、決して『終わり』でも何でもなく、

個人的には、ここから始まる『大増税時代』の序章だと考えています。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
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