今日のテーマは、『高校野球センバツ大会を通して感じた、資産形成の真理』です。
本日(2018年3月23日)から、
高校野球・春のセンバツ甲子園大会がスタートしました。
今年は、例年に比べて、数日遅いスタートになりましたね。
『大人の理由』があったのかも知れませんが、
近年では、主に『年度内』に終わるスケジュールで開催されていたと記憶します。
春は47都道府県・各県の代表校が出場できる訳ではなく、
全国各地方大会上位進出校を中心に、予め割り振られた候補枠の中で選出されます。
『21世紀枠』という推薦枠も3校あるので、
今年の90回記念大会では、総計で『36校』が出場することになります。
前述の通り、全国の都道府県数は『47』ですので、
地域差ありますが、やはり『春のセンバツ』は狭き門になります。
日程は『夏』よりも少し短い『11日間』(*今年は12日間)なので、
3月20日前後から大会がスタートすると、年度内か、エイプリルフールには終わってしまう。
今年は決勝戦が『4月4日』になる予定なので、
私が子供だった20年前の開催スケジュールにもどった格好です。
スタートが近年より遅くなった分、
個人的に、今年ほど『センバツ』を待ち焦がれた年は無いですね(笑)
SNSで直接繋がっている方々には発信させて頂きましたが、
ここから12日間(*休養日を除く。)『井上耕太』は高校野球最優先で動きます(笑)
実際、有り難いことに面談依頼等も頂いているので、
全ての仕事を完全にストップするのは不可能なのですが。
どうも『高校野球』が話題になると、話が長くなりますね。
本題に移ります。
今日、一瞬だけですが阪神甲子園球場を訪れていて、
某公営放送のアナウンサーが、アルプス席の選手にインタビューする場面に出くわしました。
近くで内容を聞いていたのですが、どうやら、控え選手と、
その子の実のお父さんにスポットを当ててインタビューしているようです。
『親子一緒に甲子園で応援できて、◉◉選手、お父さん、どうですか??』
春の日差しのように爽やか過ぎる笑顔で、アナウンサーの男性は聞いています。
それに対して、
お父さんの答えは、『親子で応援できるというのは、感慨深いものがありますね。』
インタビューを受けた選手本人はと言うと、
『小さい頃から野球をやってきて、今、父と一緒に応援できて嬉しいです。』と回答しています。
(テレビ用の)アルプス・リポートは2、3分程度のものなので、
この部分だけ切り取ると、『親子愛(?)』のとても綺麗なストーリーになります。
しかし、
端からそれを聞いていた私には、
この場面に『違和感』を感じられずにいられませんでした。
『野球』に限らず、実際に何かに対して、
『本気』で打ち込んだ経験をお持ちの方々には、共感して頂けると思います。
この親子の『回答』は、決して『本音』では無いんですよね。
『自分自身が、グラウンドに立てなくて悔しい!!』
『何故、俺ではなく、あいつがベンチ入りしているんだ!!』
『確かに仲間ではあるけど、ライバルの活躍は複雑な気持ち。』
『父親に、選手として活躍する姿を見せたかった!!』
これらが、『プレーヤー』としての、彼の『偽らざる本音』だと考えます。
『仲間に、自分の想いを託しました!』
『一緒に練習している仲間が活躍して、嬉しいです!』
これらはあくまで『マスメディア用』の回答であって、
選手として、本気で闘ってきた現役選手の心情は、絶対に違う。
このインタビューをしていたアナウンサーがそれを理解していたのか分かりませんが、
爽やか過ぎる笑顔と裏腹に、彼のデリカシーの無いその行動は、とても残酷に映りました。
見方によっては、選手本人がそういった『偽らざる本音』を持つことを、
世間では、『エゴイスト』『爽やかでは無い』と評価されるかも知れません。
でも、
私の個人的意見を述べるのであれば、
このような『自分本位』とも取れる感情を持つことは、とても自然に感じます。
むしろ、
彼が『現役』のプレーヤーであれば、
この『感情』を持つことが、選手としての『絶対条件』になると考えます。
『仲間に自分の夢を託します。』
『彼らが活躍してくれることが、私の喜びです。』
この発言を(心から、本音で)してしまった時点で、
『現役』『プレーヤー』としての彼の生命は終焉を迎えます。
このように考えるようになってしまうと、
競技者としての『主導権』を、他者に渡してしまっている事になるからです。
いつまでも、『プレーヤー』で居続けることが大切。
それで、
『資産形成』にもこの考え方は通じるものがあると感じていて、
『経済的基盤』を築く時、『資産運用』とともに、切っても切り離せないのが『ビジネス』です。
要は、
自らが『価値』を想像し、『お金』を生み出すという行動です。
日本の場合も、海外諸国と同様、
世の中には『事業家』に対して、数十から数百倍の『被雇用者:従業員』が存在します。
私自身、20代を会社員として過ごしたので体験として知っていますが、
『被雇用者』に慣れ過ぎてしまうと、『自ら価値を生み出す』という感覚がなくなります。
これを証明するのはとても簡単で、
会社員の方々に『収入を伸ばす方法はありますか?』と聞くと、
往々にして、『働いている時間を伸ばす』旨の回答が返ってきます。
わかりやすく言うと、『価値を創造する』のではなく、
単純に『労働時間を伸ばす』ことで、時給を稼ぐという感覚です。
これは、
他者(社長、その他経営者サイドの人)が創造してくれた『価値』に対して、
自らの『労働』を捧げる事により、その『恩恵』に預かるという方法ですよね。
これでは、良くない。
今日、インタビューを受けていた選手の本音は違うと考えますが、
『勝負を他者に任せます!』『彼らの活躍が、自分の喜びです!』と言っているのと同じ事なのです。
公式ブログ、書籍、セミナー、個人セッション等々、
私が常々お伝えしているのは、『資産形成にウルトラCは無い』という事です。
自ら『価値』を創造し、自身の『収入』を上げ、
『支出』をコントロールし、『元手』を長期視点で運用していく。
このシンプルな方程式こそが『真理』であり、正しい『唯一の道』です。
この記事を読んでくださっている方がどんな立場であれ、
『経済的基盤』を築こうとした時に、『資産運用』は必要不可欠です。
それに加えて、
『ビジネス』というテーマも、今後は避けては通れない道になってくると考えます。
今は、『会社員』として働いている方々も、
これからは、自ら『価値』を生み出す必要性に迫られる時代がやってくる。
それは、人生の『主導権』を他者に渡さず、自らに取り戻していく行動であるからです。
『起業塾』を終焉して、約半年が経過しようとしています。
この期間、『ビジネス』に関する話題は控えてきましたが、
この春から、また新たなアクションを開始する事になりました。
まずは、
『お金のセッション』受講者の方々からご案内していく形になるので、
対象となる方々は、改めての個人的な連絡をお待ち頂けたら幸いです。
現時点では対象者ではない方々は、まずは『経済的基盤』を築く為、
直接的な過程『資産運用』に向けて『お金のセッション』をご受講ください。
これも常々お伝えさせて頂いていることですが、
『具体的なアクション』によってのみ、人生は本当に展開させる事が出来ます。
他者に『主導権』を投げてしまっている状況、
また、机上で『お勉強』をしているうちは、何も変化しません。
皆さんがそのことを理解され、目標に向けて『行動』を起こし、
自らの『人生』を切り開いていかれることを願っています(^ ^)
『自ら主導権を持ち、資産形成をスタートしたい!』という方に最適なセミナーを、
来月は4月24日(火)19:30スタートにて大阪・梅田で開催します。
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今年(2018年)1月からスタートして有効な新制度、
『つみたてNISA』をわかりやすく解説するセミナーです。
『具体的なアクション』を起こすことでのみ、
人生は、本当に好転していくものだと思います。
ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。
皆さんに直接お会い出来るのを楽しみにしております。
セミナーを受講する間でもなく、
『今すぐ、資産形成をスタートしたい!』という方は、
ぜひ勇気を持って『お金のセッション』を受講してみてください。
井上耕太事務所
代表 井上耕太