5年ぶりに大きく動く『鯨』は、どこに向かうのか??

今日のテーマは、『5年ぶりに大きく動く鯨は、どこに向かうのか??』です。

 

 

連日、連日、状況の変化で慌ただしいですね。

 

 

『新型ウイルス』の感染拡大という観点では、一時期落ち着いたものの、

ここに来て、首都圏を中心として、更なる拡がりを見せているようです。

 

 

特に、

 

 

『東京』では感染者も増加傾向にあり、隣県からの移動自粛要請、

最悪の場合、『ロックダウン(封鎖)』の可能性も出て来ました。

 

 

先日、

 

 

『東京五輪』の開催延期が正式決定されて、

ただでさえ流入者減少に喘ぐ首都圏ですが、

今後の動向如何では、更なる打撃を受けるかも知れません。

 

 

一般的に、

 

 

『株式市場』は、半年から1年程度の『近い将来』を映すと言われますが、

ここまで『経済活動』が制限されると、今現在の『実体経済』が息絶えます。

 

 

実際、

 

 

かろうじて『開催中止』を免れている『東京五輪』ですが、

『1年程度』と言われる延期期間を経て、開催された時に、

果たして、どれだけの事業者が生き残れているかは疑問です。

 

 

なかなか、『えげつない』状況になって来ましたね。

 

 

現在の状況は、

 

 

確かに、事業者で言えば、直近の事業継続性や資金繰り等、

会社員の方では、収入の減少等、問題は山積していますが、

『資産形成(投資)』的観点では、中長期的に大きな『プラス』です。

 

 

以前もお話しした通り、

 

 

『投資市場』における下落率は、2008年の『金融危機』に匹敵し、

言葉を変えれば、世界中の資産が『底値(付近)』でゴロゴロ転がっている状態です。

 

 

私自身、

 

 

『経済基盤』を構築する最初のステップは『国内投資』から入りましたが、

サブプライム・ショックにより『暴落した諸資産』を買い付ける事により、

とても有利な条件で、取引を進めることが出来たと感じています。

 

 

巷には、

 

 

自らの『投資能力』を誇示するトレーダーも多く存在しますが、

個人的には、世の中の『大きな流れ』に打ち勝つ事は、難しいと考えます。

 

 

つまり、

 

 

いくら『自身は優秀だ!』と叫んでみたところで、

実際は、『大きな波』に偶然乗った結果に過ぎず、

『環境』という要因が、大きなウェイトを占めると考えます。

 

 

今回、

 

 

『投資市場』は、一時的に大きな『下落相場』に襲われており、

日々変動あるものの、依然、連日の『低空飛行』を継続しています。

 

 

勿論、

 

 

だからと言って、『保有資産』の大部分一括投入はお勧めしませんが、

コツコツと、継続的に、資金投入しておくことは『重要』と考えます。

 

 

当然、

 

 

この辺り、『投資の専門家』と呼ばれる方々も熟知しており、

約5年の時を経て、『鯨』も久々に大きく動き出すことが報道されました。

 

 

『鯨』

 

 

『金融』『経済』に明るい方々であれば『ピン!』と来ると思いますが、

日本国民の年金運用を司る『GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)』を指します。

 

 

『世界最大のヘッジファンド』とも、呼ばれていますね。

 

 

2014年、

 

 

それまで『国内投資(株式・債券)』に大きく偏っていたポートフォリオを、

この時初めて『海外資産(株式・債券)』割合を急増させて、注目を集めました。

 

 

現在の配分目安は、大まかに次のようになっています。

 

 

『国内株式:25%』『国内債券:35%』

『海外株式:25%』『海外債券:15%』

 

 

しかし、

 

 

現在、市場最低水準で推移する『国内債券』比率を最大にする事は、

中長期的な視点で、『投資リターン』を低くしてしまう可能性を秘めます。

 

 

そこで、

 

 

今回のポートフォリオ構成比率の変更では、

『国内債券』比率を『10%』引き下げて、

その分、『海外債券』比率を引き上げることが考えられています。

 

 

見直し後の配分目安は、次のとおりです。

 

 

『国内株式:25%』『国内債券:25%』

『海外株式:25%』『海外債券:25%』

 

 

一説によると、

 

 

『株式(国内・海外)比率』の引き上げも検討されたとの事ですが、

流石に、日本国民の『年金原資』を運用していることを考慮すると、

そこまでの『リスク』は、取り切れなかったようです。

 

 

ただし、

 

 

『運用総額:約160兆円』と言われる『鯨』が動き始める事は、

前回(2014年)同様、少なからず『市場』に影響を与えます。

 

 

具体的には、

 

 

今回の場合、『外債購入』することが事前に明示されていますから、

その購入の際に必要となる『外貨獲得』に動く為、

国際市場において一時的に『日本円』が買い負ける瞬間が出て来る。

 

 

また、

 

 

この状況を受けて、市場参加者も『債券市場』に流れる可能性もあり、

その動きは、一時的に『株式市場』のバランスを崩す可能性も秘めています。

 

 

『コロナ・ショック』と並行して、『新たな動き』も出て来ました。

 

 

今後も暫く、『投資市場』から目が離せない日々が続きそうです(^ ^)

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
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【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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