7年前、非常事態の中で行われた『デモンストレーション』★

今日のテーマは、『7年前、非常事態の中で行われたデモンストレーション』です。

 

 

このタイトルを聞いて、『ピンッ!』と来る方はどれほどいるのでしょうか??

 

 

今から7年前と言うと、『2011年』です。

 

 

個人的に、この『2011年』という年は、思い入れが強い年になります。

 

 

『なでしこジャパン』が、女子W杯で米国を劇的勝利で破り初優勝を決めた年。

 

 

『妻』として、人生の伴侶になる女性に出会った年。

 

 

そして、

 

 

闘病の末、私の父親が亡くなった年でもあります。

 

 

人生にとって様々なインパクトある出来事が起こったので、

この『2011年』という年を、私は生涯忘れることはないでしょう。

 

 

それで、

 

 

一般的な話に戻すと、『2011年』は、

日本全体としても大きなインパクトを残す出来事が起こりましたよね。

 

 

そう、『東日本大震災』です。

 

 

私も日々のクライアント面談の慌しさに飲み込まれていましたが、

先日の日曜日『3月11日』は、まさに震災が起こった当日でした。

 

 

テレビ、新聞をはじめとしたマスメディアも、

今週はこぞって、当時の振り返り画像・映像を流していますよね。

 

 

7年目にして、初めて目にする画像・映像も多いですが、

その衝撃には、いつも『度肝』を抜かれてしまいますね。

 

 

画像・映像で見るのと、実際に、その場で経験・体験すること。

 

 

両者には、『雲泥の差』があり過ぎるので、

それについて、間違っても軽はずみな発言は出来ないと考えます。

 

 

実際、

 

 

ご本人、ご家族、友人の方々が被災された方もいらっしゃるでしょうし、

『7年』という時が経過した今でも、未だに解決していない問題も山積しています。

 

 

実際に現地で被災された方は、『人生の価値観』も根底から揺るがされる、

相当なインパクトを与えた出来事だったと思います。

 

 

2018年3月1日現在、1万8000人を超えると言われる、

死者・行方不明者の方々に対しても、ご冥福をお祈りしております。

 

 

ここまで少しだけ振り返ってもわかるように、

『東日本大震災』は、間違いなく国家的な『非常事態』に数えられる1つの出来事でした。

 

 

震災、津波、火災で被害にあわれた方々もそうですし、

福島県の原子力発電所において、関連被災された方々も然り。

 

 

首都・東京からも比較的近い場所で起こった大災害に、

当初は、『首都機能』の移転まで本気で考えられていましたよね。

 

 

地震が発生した当日は公共交通機関もストップし、

都内ではスーパー、コンビニ等からも『水』はじめ生活必需品が一気に消えた。

 

 

私が10歳の時には『阪神・淡路大震災』も起こりましたが、

間違いなく、それを超える規模での国家的『非常事態』だったと認識しています。

 

 

それで、

 

 

この『非常事態』に乗じて、『経済』の面でも、

ある1つの『デモンストレーション』が行われていたという都市伝説をご存知ですか??

 

 

あの時期、他にもインパクト大きな出来事が多すぎて、

『記憶には、あまり残っていない』と言われる方がほとんどかも知れません。

 

 

私が言わんとしていることは、震災発生から3日後、

某メガバンクのシステム・サーバがダウンしてしまった事件のことです。

 

 

表向きに理由では、震災報道特別番組の中で、『震災義援金募集』を告知した所、

想定した以上に振込依頼が殺到し、サーバ・エラーを起こしてしまったと。

 

 

しかも、

 

 

そのサーバ・エラーは一時的なものに留まらず、

メガバンク全体的なシステム障害が発生してしまいました。

 

 

事の発端になったとされる『義援金』に限らず、

振込み処理が未達のまま、宙に浮いてしまう取引が連日続発。

 

 

遂には、

 

 

一時的に窓口・ATMを閉鎖して処理を進めるという、

金融機関としても『非常事態宣言』を発令してしまいます。

 

 

サーバがダウンしてしまっている状態なので、

個人、企業問わず、預け入れ資産も一次的に確認できない状況が続きます。

 

 

しかし、

 

 

大災害発生時、着の身着のままで逃げてきた方々に対して、

『預金引き出し』を完全に停止してしまうというのも、人道的に問題となるもの。

 

 

その結果、

 

 

該当メガバンクは『苦渋の決断』をし、『苦肉の策』として、

残高確認なしで『1日10万円』を限度に現金を支給する特別対応に踏み切ります。

 

 

*個人情報、勤務先、電話番号等は徴収していた模様です。

 しかしながら、その年3月決算時点では『4億円』が未徴収として処理されています。

 

 

『1日10万円』というのは十分な金額では無かったと思いますが、

(*1日とありますが、実質的に、連日の現金受給は不可能。)

『非常事態』であった為、多くの方々は不満を抱えながらも、この対応に納得しました。

 

 

『日本人』は、世界的に見ても、『聞き分けの良い国民』と言われています。

 

 

『ムラ社会』『農耕民族』ということも多分に影響していると思いますが、

人間関係において、特に、『和』ということを善しとし、重んじる傾向があります。

 

 

『みんな厳しい時だから、自分も我慢しよう。』

 

 

『周りも同じ環境・境遇だから、自分だけ我を通し訳にはいかない。』

 

 

こういった考え方自体は、私自身とても素晴らしいと感じていて、

『日本人』に生まれた誇りですし、世界にも自慢できる民族性だと考えます。

 

 

*事実、私自身は、カフェ等であっても、周りに人がいるにも関わらず、

 声を張り上げて喋っている下品な方々を、激しく嫌う傾向があります。

 

 

ただし、

 

 

場合によっては、その日本人の好ましい『民族性』が、

うまく利用されてしまっている場面も多々あると思うのです。

 

 

上記の例に話を戻すと、

 

 

某メガバンクのシステム障害の原因は、『表向きには』、

想定以上の振込依頼に対して、サーバの許容用量がオーバーしてしまい、

システム・ダウンしてしまったというものでした。

 

 

この情報を、そのまま受け取るのも1つ。

 

 

しかし、

 

 

『災害』ではなく、『経済的』な国家有事の時の為に、

『デモンストレーション』が行われたという都市伝説も1つにあるのです。

 

 

ここで、皆さんにも質問してみたいと思います。

 

 

もしそうなった時、あなたは、大人しくATMの長蛇の列に並び続けますか??

 

 

『預金封鎖』『資産課税』が発令された場合においても、

『国家的な、非常事態だから。』と、大人しく、素直に受け入れるのでしょうか??

 

 

今日の記事でお伝えしたいことは、

『自分の人生は、自分で責任を取る必要がある』ということです。

 

 

言葉・表現を変えるのであれば、

『あなたの人生を、他の誰かが守ってくれる訳ではない』とも言えます。

 

 

あなたは、その事実をしっかりと認識していますか??

 

 

そのことを認識して、日々、きちんと行動出来ているでしょうか??

 

 

7年前に起こってしまった未曾有の大震災。

 

 

この時の出来事を思い出しながら、自身の『人生のスタンス』について、

しっかりと考え直してみることも大切かも知れません。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
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