今日のテーマは、『有り得ないことは、果たして、本当に有り得ないのか??』です。
幸か不幸か、私たちは『平和』は時代を過ごします。
1980年代以降生まれた我々『ミレニアル世代』。
第二次世界大戦:敗戦国の苦境も体験することなく、
むしろ、限りなく世界一に近い時代に生まれました。
当然、
何か、生活必需品が不足した経験などしたことなく、
食事も、1日に3回食べられることが『当たり前』。
21世紀に入り、
成熟経済に突入すると、市場の物資過剰供給から、
『ミニマリスト』なる概念までもが発生しました。
これは、
歴史を紐解くと凄いことで、20世紀後半までの、
『供給不足』が常態化した経済で有り得ないこと。
もはや、
私たちは『在る』ことがデフォルトになっており、
『不足する』という概念すら、忘れつつあります。
兎に角、驚異的に『恵まれた時代』という事です。
しかし、同時に『平和ボケ』してしまっています。
直近40年間、
日本国は、かつてない程のレベルで繁栄しましたが、
これは、歴史的に見て、極めて『稀』なケースです。
そして、
現在、私たちが当然のように享受する『良い時代』が、
未来永劫、続いていくという考え方は『リスク』です。
冷静に『外』を見ることで、客観評価可能になります。
昨日(8月5日)、
経済危機が常態化している、ベネズエラの中央銀行は、
通過単位を6桁切り下げるデノミ実施を発表しました。
単純計算、
新通貨として導入される『ボリバル・デジタル』換算、
旧通貨(同ソラベノ)は、100万分の1になります。
さらっと表記していますが、驚異的なことですね(笑)
ご存知の方もいる通り、
ベネズエラは、3年前の2018年もデノミを実施し、
その際は、通貨価値を『5桁』ほど切り下げています。
私自身、
約7年前(2014年)から情報発信し続けるので、
その時の報道は、3年前の記事にも記載しています。
ご興味ある方は、ぜひ、遡って読んでみてください。
更に、
それ以前、世界的金融危機が起こった2008年も、
同国は『3桁』のデノミネーションを実行しました。
合計すると、
わずか13年ほどの間に、法定通貨『ボリバル』は、
その通貨価値を『14桁』も切り下げられたのです。
、、、、ゼロが多過ぎて、訳が分かりませんね(笑)
『10兆分の1』と言えば、実感が湧くでしょうか。
いくら『国家の危機だから』と説得されたとしても、
実質的徴税をされたら、稼ぐ意欲すら奪われますね。
このように、
経済・財政状況が悪化した国家においては、一般に、
『有り得ない』とされることが、簡単に起こります。
これまで、
海外諸国でも『普通に』行われてきたデノミですが、
『新通貨』と『旧通貨』の切換時は混乱必須でした。
しかし、
今回のベネズエラは、それが起こらないとされており、
大きな理由としては『キャッシュレス化』の進展です。
つまり、
混乱・暴動が起こらないのは、納得するからではなく、
国民サイドとして『制御不能』なイベントだからです。
もはや、暴動を起こしても、何もメリット有りません。
果たして、日本国に起こらない保証はあるでしょうか。
『有り得ないこと』は、意外に、簡単に、有り得ます。
私たち国民サイドも、理解しておいたほうが得策です。
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