『1年5か月』ぶりのドル円『110円』割れ★

『資産形成スペシャリスト』、井上耕太です★

昨日の NY外国為替市場で、
約『1年5ヶ月』ぶりのドル円レート『110円』を切りました。

現在の日本市場では、
『1USD=110.50円』前後で取引が進行しています。

先日からずっと言っていますが、
現在の『米国経済は堅調!』論は『まやかし』。

それは誰が見ても明らかで、
FRBによる追加緩和の公算も遠のいているからです。

利上げが行われないと見ると、
良くも悪くも『投資』されていない安全資産?『日本円』が買われる。

経済的な変動がある時は、
『日本円』といのは国際金融界での『避難所』。

高速道路で言えば『サービス・エリア』、
マラソンで言えば『給水所』みたいなポジションです。

2016年を通して今後もこの傾向は続くと見られています。
実際、JPMのエコノミスト予想は『1USD=103円』も視野に入れてる。

現在の状況から考えたら、十分に可能性高い数字です。

この数字を『円高』ととるか『円安』ととるか、
また、この傾向を『好意的』にとるかそうじゃないか。
人それぞれ見解は分かれてくると思います。

でも、僕個人としては『好意的』★

『仕込み』の時期において、
『日本円』の価値が高く評価される事は良いんじゃないかな(^_^)

『海外積立投資:セービングプラン』なんかやってる人も、
ここしばらくはこの傾向が続くことを望まれていると思います。

一時の急激なドル円の為替上昇を経て、
『1USD=120円』時代はどうなることかと心配したでしょうが、
やっと『常識的』な水準にまで戻ってきました。

とにかく、良かったねと言いたい(^_^)

ここからは余談ですが、
『円高になると輸出系企業が打撃を受ける』論がありますよね??

『TOYOTAは1円円高になったら、利益が400億円吹っ飛ぶ』とかのあの話。

あれ、『大嘘』です(笑)

だから、簡単に騙されないでね(^_^)

そもそも、ちょっと『常識的』な思考能力あったら見抜けます。

『TOYOTA』

2015年の実績で、
『売上高:27兆円over』『純利益:2兆円』を超える企業です。

で、『ドル円』の相場なんて、正直誰も変動を読めないんですよね。

それに対して、この超巨大企業が、
『1円円高や!400億吹っ飛んだ!』とか博打やってると思う??

もし本当に、そう考えるとしたら『どうかしてるぜっ!!』(笑)
*ブラマヨ吉田のこのフレーズは好きです★

TOYOTAの話に戻ると、もちろん対策打ってる。
というか、ちゃんと現地法人作ってビジネスしてるし。

『日本での決算報告は『日本円』評価やから利益が減るのでは?』

そんなこと考えるのかもやけど、
そもそも円高なら調達・製造・人件費やなすべてのコストも削減できます。

普通に考えたら、わかる。

ちょっと前のblogでも書きましたが、
現地法人からの何故か無税処理される『配当』の『日本円評価』は減るかもですが、
もし本当にそれが嫌なら、今期の『配当』をドル円が回復するまで現地法人で持つだけです。

結局、『円安は輸出系企業に打撃が!』論は、
政府が『円安誘導=最善』論を主張したいだけ(^_^)

『円安』『円高』人によって解釈が変わる★
短期視点の報道に惑わされず、しっかり見抜いていきましょう(^o^)!

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ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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