今日のテーマは、『幸せな小金持ちの基準を超えると、社会のマークが厳しくなる』です。
昨日の公式ブログでは、
『多くの方々が目指すべきは幸せな小金持ち』と題して、
経済的ゴールを、具体的な数字を用いてご紹介しました。
その基準とは、
年収3000万円、保有純資産6000万円から1億円、
これを突破すれば凡ゆる面で人生の自由度は高まります。
*一説には『年収800万円限界効用説』もありますが、
それでは、あまりにも夢がなさ過ぎると感じています。
話を戻すと、
前述の基準値を超えれば、超える程、比例関係が成立し、
保有資産が増大するのかと言えば、そうでもありません。
何故なら、
日本だけではなく、先進諸国に共通して、節度を超えた、
お金持ちは『マーク』が厳しくなる傾向にあるからです。
本来であれば、
国家歳入(税収)を支えているのは彼ら・彼女らですが、
あたかも、『悪者』かのような扱われ方をしていますね。
日本においても、その流れは更に強まりを見せそうです。
先日、
財務省は、年間所得が数億円(*)を超える人を対象に、
税負担を引き上げる調整に入ったことが報道されました。
*具体的なカットオフ値は、現時点で確定していません。
2022年現在、年間所得として『1億円超』の人物は、
日本国内で『約2万人』存在していると言われています。
そして、
所得税・社保料の合計負担率は、所得1億円を境界線に、
漸減していく、『1億円の壁』なるものがあるのだとか。
実際、
年間所得に占める、所得税・社会保険料の合計負担率は、
5000万円ー1億円で最も高くなり平均『28.7%』。
これが、
年収5億円ー10億円の所得帯では『21.5%』となり、
50億円超となると『17.2%』に低減(?)されます。
社会的には、
この状況は『税の公平性』の観点からけしからんらしく、
所得の高い方々に更なる税負担を求めることのようです。
ここで、
決して間違ってはいけないポイントは、高所得の方々が、
一般人と比較して、税負担が軽い訳ではないということ。
確かに、
所得に占める『負担率』は漸減するのかも知れませんが、
金額ベースでは、一般人の何十倍・何百倍も負担します。
ただ、
どんなに『正論』を並べ立てたところで、社会的に見て、
『お金持ち=けしからん』の風潮は今後も変わりません。
世間は、簡単に『金の卵を生む鶏』を殺してしまいます。
そういったことを考慮しても、連日ご紹介している基準、
『幸せな小金持ち』はちょうど良い塩梅かも知れません。
自らの『落とし所』を見定めて資産形成に励みましょう。
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