今日のテーマは、『安定領域で推移するVIX指数(恐怖指数)、株式市場の急場は暫く続く』です。
昨日の公式ブログでは、
『日本市場はカミカゼにより再び輝くか??』と題して、
神の一声による、上昇の可能性についてご紹介しました。
年齢を考慮すると、
キャリアも最終盤と見られる神様・バフェット氏ですが、
初めて日本マーケットに対して好意的な姿勢を続けます。
もしかすると、
自らの投資対象・5大商社に限った話かも知れませんが、
今後20ー30年間、成長し続ける可能性を秘めるとか。
正直、直近5年未満の短期的な市場動向は分かりません。
しかし、
市場全体の規模が縮小していくこと等を総合的に考えて、
個人的には、長期的な展望については懐疑的なのですが。
本日の本題に入ると、
天候同様に、穏やかな日々が続いている株式市場ですが、
潮流の転換点は近く、これから『急場』が待ち受けます。
お伝えした通り、
米国FRB、欧州ECBとも金融政策決定会合が開催されて、
それぞれ政策金利の『0.25%利上げ』を決定しました。
これにより、
米国政策金利は『5.00−5.25%』まで引き上げられ、
欧州のそれも『3.75%』の歴史的水準まで上昇します。
客観的に見て、
欧米諸国の『インフレ』は完全に収束していないものの、
前述の数値から上値を目指す意見は、市場には皆無です。
明日(5月10日)には、
4月期:米国CPI(消費者物価指数)の公表も控えており、
数値如何では、ピークアウトの可能性はより一層高まる。
もしかしたら、
英・中央銀行が先行する可能性も秘めており、公表翌日、
世界に先駆け『利上げ中止』を表明するかも知れません。
トリガーは、いつ・どこから引かれるのか分かりません。
にも関わらず、
4月後半以降、VIX指数(恐怖指数)は急降下しており、
安定領域とされる『10台半ば』で推移し平和そのもの。
しかし、
水面下では、相反する意見(動向)の攻防が繰り返され、
結果的に、双方相殺されての『凪』という説もあります。
一見『平時』と思える時ほど、注意しなければならない。
興味深く市場を観察する局面は、しばらく続きそうです。
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2023年1月より【セミリタイア期間】に入っており、
今後の【資産形成セミナー】の開催は、完全に未定です。
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